2015年5月アーカイブ

保護者の皆様、本日、お伝えするのは、平成27年度拯友会定例総会の模様をお伝えします。

【平成27年度 拯友会定例総会】
 晴天に恵まれた5月23日(土)、北は北海道から南は沖縄県の保護者(同伴を含む)360名有余の出席のもと、平成27年度拯友会定例総会が午後1時から本学多目的ホールで開催され、決算報告、会則改正案、役員改選案、事業計画案、新年度予算案などの議案審議が行われました。拯友会定例総会に先立ち会員数7,292名に対し、会員出席者298名、委任状3,580通に達し、定例総会が成立することの確認を行った後、七尾浩一拯友会会長(石川県)の挨拶で定例総会が開始されました。

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〔七尾浩一拯友会長あいさつ〕
 本日、拯友会の定例総会を開きましたところ皆様には、ご多用の中、しかも遠方からご出席いただきました事に厚くお礼を申し上げます。
 この春、学部・大学院を合わせて約1,900人の入学生が金沢工業大学の門をくぐって2ヶ月余りが過ぎました。現在、「勉学に」「課外活動」に勤しんでいることと思います。
 東日本大震災の被災者に対する支援も昨年度で対象者がいなくなったことから、これまで実施してきました支援策としての災害見舞い奨学金についての寄付金依頼については、一旦休止させていただきたいと思っております。
 さて、金沢工業大学では、継続的に教育研究の充実が図られ、研究分野において文部科学省が推し進める「地(知)の拠点整備事業」や私立大学としては唯一の「革新的イノベーション創出プログラム」の中核拠点大学に選定されており、教育研究環境のさらなる充実が図られています。
 また、先日発売されました外部評価の一つである「大学ランキング」については、本年も依然各分野で上位を幾つも占めております。
 既にお伝えしていますとおり平成23年には工学教育の世界標準であるCDIOという世界的な機構に初の日本の大学として加盟しており、このような教育研究活動の成果は、景気が上向きになりつつあるとはいえ、企業は厳選採用という厳しい採用形態をとり、特にモノ作り分野では更に厳しい状況の中でも、高い就職率となって表れており、その就職内定率は、前年度に引き続き、99.5%と高い実績を残されました。
 われわれ保護者にとりましては、誠によろこばしい次第であり、本年度もこのまま続くことを願うものであります。
 本日の定例総会では、4月25日に開催されました理事会で承認されました平成26年度の決算及び平成27年度予算の審議などがありますので、何卒慎重にご審議いただき、円滑に議事が進行され、有意義な定例総会になりますよう皆様のご協力をお願い申し上げます。
 簡単ですが、以上で私の挨拶とさせていただきます。

〔石川憲一学長が本学の高い就職率を支える教育への取り組みを説明〕
 石川憲一学長は、資料「世界水準の教育を実践しグローバル人材を目指す KITの『イノベーション力』教育システム」をもとに、本学の高い就職実績とそれを支える社会が求める人材育成を実現している本学の教育研究への取組を説明しました。
 例えば、本学の教育が日本の大学で唯一、国際標準であるCDIO(Conceive-Design-Implement-Operate)イニシアチブに沿った教育を実践しており、その本学独自のプロジェクトデザイン教育についての具体的な教育プロセスを説明しました。また、その取り組みの一旦としての「ラーニングエクスプレス」で、アジアの農村のイノベーション創出に取り組む本学の学生を紹介しました。さらに、「イノベーション力」教育を推し進めるためSRI(旧スタンフォード研究所)との共同についても紹介しました。
 その他、学生を支援する特徴的な教育環境についても触れ、これらの成果としての就職結果について報告し、今後も本学の教育研究への取組に対し拯友会会員のさらなる理解と協力を求めました。

議案審議

 続いて、当日出席の拯友会役員、大学教職員の紹介の後、七尾浩一拯友会会長が議長となり議案審議に移りました。
◇議案審議事項
1.平成26年度拯友会会務報告
2.議案
〔第1号議案〕
・平成26度拯友会収支決算書について
・平成26年度拯友会災害見舞い奨学金収支決算書について
・拯友会会計監査結果報告
〔第2号議案〕
・金沢工業大学拯友会会則の改正(案)
〔第3号議案〕
・平成27年度拯友会役員改選(案)について
〔第4号議案〕
・平成27年度拯友会行事計画(案)、
・平成27年度拯友会地区交流会開催会場一覧(案)について
〔第5号議案〕
・平成27年度拯友会収支予算書(案)について
・平成27年度拯友会災害見舞い奨学金収支予算書(案)について
 以上の議案審議が行われ審議の結果、全て満場一致で承認され、無事、拯友会定例総会は終了しました。     
 その後、青木隆学生部長からの修学指導についての説明、外崎明進路部長から進路指導についての説明があり、次に大学院工学研究科バイオ・化学専攻1年安藤宏哲君が「私のキャンパスライフ」と題し、自身の紹介をしました。
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 拯友会定例総会終了後、保護者の方々は5号館、7号館、23号館に準備された学部、学系、学科別の拯友会金沢地区交流会場に移動し、同じ分野の保護者同士が意見交流を行いながら、並行して隣接する教室では修学アドバイザー、プロジェクトデザインⅢ指導教員のもとで個別面談が行われました。交流会はグループ懇談形式を導入して保護者間で身近な話題について相互に意見交換していただけるような運用とし、個別懇談では修学全般に係わる成績、出席と就職事情、進学に関する内容、更には日常生活や心のケアの相談などもあり、教員が慎重に対応していました。
拯友会金沢地区交流会は午後5時頃無事終了しました。
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 なお、今回の拯友会定例総会の模様を記録した映像を一部抜粋したものを、今後、各地区交流会でご紹介させていただきます。さらに、本学ホームページの「保護者の方」の「拯友会」のページでも公開する予定です。

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