保護者の皆様こんにちは
（式典開始前の会場の様子）
本日は令和4年度 金沢工業大学学位授与式の模様をお伝えいたします。
博士4名、修士186名、学士1,389名に学位を授与
47名に学長表彰
令和４年度の金沢工業大学学位授与式は、花冷えの晴天の中、３月14日(火)午前10時から開催されました。
今年度の学位授与式は学生と父母等が一か所に集まる方式で、4年ぶりとなる第２体育館での開催となりました。
（式典開始直前の会場）
式典会場となった第２体育館には大学院修了生、学部卒業生が集合し、２階観客席に父母等があつまりました。また、父母等の中継会場として第１体育館を準備した。式典に参加できない父母等にはライブ中継をAVIS CloudとYouTubeで配信することで配慮しました。
式典では国歌の演奏を聴いて始まり、学位記授与、学長の式辞、学長表彰、在校生送辞、卒業生答辞の順で進められました。
扇が丘キャンパスにて学位を授与されたのは工学研究科課程博士（工学）３名、論文博士（工学）１名、修士修了生186名、学部卒業生1,389名でした。
（式辞を述べる大澤敏学長）
学長式辞で大澤学長は、「本日の学位授与式は3年ぶりに体育館での開催となりました。直接皆さんとお会いできることに対し、感慨を覚えます。」と話され、「皆さんのこれからの人生の参考として２つの話をします。一つは『努力』についてです。『努力』は時として結果が形で出ないこともありますが、『努力』すればした分だけ人は成長することが出来ます。また、もう一つは『格別な友人』を得ることです。『友人との共感』が生まれると自分が生きていることの価値を実感できるようになります。また、安心できる人と場所があれば新しいことに積極的に挑戦することが出来ます。せっかくの人生ですから本当にやりたかったことを見つけ出して下さい。」と希望を話されました。
学長表彰の受賞者は、大学院では｢研究成果ついて特に優れた評価を得た者｣21名が表彰されました。学部では｢正課及び正課外の活動において、特に優秀な成果を収めた者｣として、26名が表彰されました。内容としては「各学科においてGPAポイントによる成績評価が最も優秀な者」12名、「学長褒賞を18回以上受賞した者」6名、「課外活動を4年間継続し、顕著な活躍をした者」8名、でした。
大学院は工学研究科建築学専攻の小池怜奈（こいけれいな）さんが、学部の代表は情報フロンティア学部 心理科学科の小林大夢（こばやしだいむ）さんが代表として登壇しました。
（送辞 元田和奏さん）
在校生送辞として第56期学友会会長元田和奏（もとだ わかな）さんが「ご卒業されます先輩方の過ごした学生生活は、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な行事や活動、講義が中止や延期、オンラインでの開催を余儀なくされるなど、大きな困難がありました。しかし、その困難を乗り越えた先輩方の力をもって、ご活躍されることを在学生一同、心よりお祈り申し上げます。先輩方が築いてきた伝統や信頼を受け継ぎ、金沢工業大学の更なる発展と躍進を目指し、在学生一同尽力することを約束します。」と話して、修了生・卒業生への送る言葉としました。
（答辞 青木聡吾さん）
送辞に答えて工学部航空システム工学科の青木聡吾（あおきそうご）さんが「この４年間私は様々な活動に挑戦し、人力飛行機プロジェクトをはじめとする経験の中で、多くのことを学びました。感染症終息後の不透明な社会状況の中、問題解決に貢献できる人材へと成長したと自負しています。我々卒業生一同は大学での学びを忘れず、科学技術と社会を繋ぐチャンネルとなれるよう、これからも精進を積むことを誓います。」と卒業の決意を語りました。
その後、校歌の演奏を聴いて学位授与式は終了し、続いてこぶし会・同窓会入会式が開催されました。
式典では大学同窓会長の古槁孝実（ふるはし たかみ）氏が挨拶され、その後、同窓会代表幹事になった工学部航空システム工学科 安嶋市悟（あじま いちご）さんが同窓会入会の言葉を宣誓し、同窓会入会式は終了した。最新の映像技術を併用した各式典は、すべて滞り無く終了しました。
式典終了後、卒業生、修了生は各学科・専攻別学位記授与式会場に移動し、各学科教員からお祝いの言葉をいただき、学位記を手にしました。晴天の中、多くの卒業生・修了生は学位授与式の看板の元で、久しぶりに会った友人たちと学生生活最後の記念撮影を行っていました。
なお、式典を欠席した卒業生・修了生には式典終了後、学位記、証明書、記念品などを大学登録のご実家または任意の郵送先に郵送しました。
本日卒業、修了された皆様のご活躍をお祈りいたします。
