2010年9月アーカイブ

 去る、8月28日、29日に帯広・札幌・山形・福島・岐阜・静岡・名古屋・豊橋・滋賀・鳥取・島根・福岡・佐賀・長崎地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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          島根地区交流会                  鳥取地区交流会  

 

【8月28日】

  •  帯広  参加者 4名(学部:4名)実人数:5名
  •  山形  参加者19名(学部:19名)実人数:32名
  •  岐阜  参加者37名(学部:35名、大学院:2名)実人数:50名
  •  静岡  参加者64名(学部:60名、大学院:4名)実人数:79名
  •  島根  参加者16名(学部:16名)実人数:20名
  •  福岡  参加者26名(学部:24名、大学院:2名)実人数:41名

 【8月29日】

  •  札幌  参加者 7名(学部:7名)実人数:12名
  •  福島  参加者 7名(学部:7名)実人数:11名
  •  名古屋 参加者56名(学部:53名、大学院:3名)実人数:77名
  •  豊橋  参加者18名(学部:16名、大学院:2名)実人数:27名
  •  滋賀  参加者29名(学部:28名、大学院:1名)実人数:46名
  •  鳥取  参加者12名(学部:12名)実人数:13名
  •  佐賀  参加者 5名(学部:4名、大学院:1名)実人数:6名
  •  長崎  参加者 3名(学部:3名)実人数:4名

 以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

 [学業について]
●勉強についていけているか心配。9月には何か授業があると言っている。兎に角忙しさで連絡が取りづらい。下宿生活でお金がかかるが、忙しさでバイトや部活もできない状況らしい。→本学は課題等も多く、忙しいのは事実である。
●今年の夏は2週間ほど帰省したが、9月に数学の特別授業があるといって大学に戻っていった。何時電話しても課題で忙しいと言っている。→科目によっては特別授業もあって忙しいのは事実である。
●学生から何の連絡がない。ちゃんとやっているのかが心配。ついていけるかどうかも心配→数学や理科の学習については数理工教育研究センターを紹介した
●修学支援のための学内施設にはどのようなものがありますかとの質問があった。→CAMPUSをご覧いただきながら各施設の概要説明をした。
●1年経過して慣れてきたが、食事面では心配がある。アルバイトを週4日やっているが学業に力を入れて欲しい。→できれば学期中は、2日程度で、しかも土日でお願いしたい。
●厳しい大学と感じている。勉強では少しでも気を抜くとあぶない状況である。最近は地元就職を希望する学生が多いが、東京や大阪でも就職は厳しい。将来どのような仕事でもコミュケーションが大事だと感じているとの意見があった。
●現在、大学院に進学が決まった。忙しく時間の使い方が難しいが、学業に集中し休み中に短期のアルバイトも経験した。帰省したときには親子のコミュニケーションを図った。
●徹夜が何度もあるが大丈夫ですか。そんなに忙しい勉強をしないといけないのかとの意見があった。
●夢考房に参画されている学生がレポート等でとても忙しい。先輩からも忙しいと聞いている。忙しい中で学生自身が、がんばれるのかが不安である。→保護者からスカイプ(skype: P2P技術を応用したIP電話)を活用したインターネット経由のコミュニケーションを活用すると効果的であるとコメントがあった。
●学生は自由度が少ないのではないですか。カリキュラム・宿題に追われすぎて考える暇も無いのではないでしょうか。自身の経験だともっとゆったりとしていたがとの意見があった。
●レポートなどが多くて日常生活が忙しいとの話。→学生自身の学力や実力が向上する事なので理解して欲しいと説明した。
●教員からプロジェクトデザイン教育等のグループ活動等を通じて、友人を作る事も重要と説明した。
●夢考房と卒業研究の両立はできるのでしょうか。→夢考房活動の中でプロジェクトデザインⅢ(卒業研究)のテーマを見つけ出すことによって両立が可能となる場合がある。
●普通高校出身で、専門科目の単位修得が心配です。教育支援体制を教えてくださいとの質問があった。→学習支援デスクを活用したり、オフィスアワーを利用し、担当科目の教員に積極的に質問していただきたい。また、良い友人を見つけ、切磋琢磨することで能力向上が見込まれることなどを説明した。
●応用科学の学生、1年生でありながら、大学院への進学を考えているが、なぜ?→目的意識が高い学生の現れである。大学院への推薦資格としてQPA等を紹介した。 就職できないから大学院へ進学ということではなく、目的をもった修学への高い意欲を継続して維持して欲しいと説明した。
●車を購入したいと1年次から継続してアルバイトをしている。成績の落ち込みも無いようなので、アルバイトを継続させても問題ないでしょうかとの質問があった。→3年次は専門科目や専門実験・演習があります、自学自習時間も多く必要となります、なるべくアルバイトは自粛していただきたいと説明した。
●基礎教育分野において、若手の先生と年配の先生の温度差があるのではないか?→人間同士であるが故に、どうしても合う合わないの事態は発生する。教員側もFD(ファカリティーデベロップメント)を実践し、できるだけ授業の質を保てるように努力している。その他、数理工教育研究センター等の課外における学習支援センターを積極的に活用するように勧めた。
●子供が教員になりたいという思いを突然言い出した。→学生本人の意思次第であるが、教員への道は非常に厳しい状況にあることをご理解頂き、ご本人とよく相談してほしい旨伝えた。なお、教職大学院への進学している学生も多い。
●学業ならびにアルバイト共に充実している。→力があるのであれば、課外のプロジェクト活動にも参画することをお勧めした。
●1日だけ学校を休んでいる日があった。ポートフォリオを保護者に開示しているのか?子供の状況について詳しく知りたい。→ポートフォリオは学生自身が自らを振り返るツールとして用いているので、目的が異なる。保護者との関係構築としてのツールはIR強化の観点から別途これから強化していくと説明した。ただし、保護者が直接子供に請求することは可能である。
●ポートフォリオは毎年学生が入力し、個別懇談を通じて保護者にフィードバックされるのか?→学生は2年次以降あまり利用していないのが現状。今後、3年次あたりまでは、授業評価と連動させるような仕掛けを教育改革を通じて行っていく予定。4年次については、プロジェクトデザインⅢを通じて教員が個別に把握している。なお、2年次以降は年度末のポートフォリオを参考に説明している。
●課外学習富士通プロジェクトに参加できなかった。→その他にも多様なプロジェクトが今後開催されるので、継続的にがんばって欲しいと説明した。
●プロジェクトデザインの取り組みについて、チーム内での学生の意欲の温度差があった場合の向き合いかたについて→協力してもらえない状況であれば、自らが行動することや、定期的に開催されるオフィスアワーの場において、担当教員に相談することが重要であると説明した。
●さまざまな専門に興味があり、他の専門分野の授業を聞きたいが時間が合わない。→先ずは、自身が所属する学科の分野について理解を深めることが重要。また、他の分野に興味があるのであれば、授業ではなく、研究室を訪ねることは可能と説明した。
●航空システム工学科の2年に在学している。子供は整備士を志望しているが、学科の内容が対応していないと悩んでいるようだ。また、自分を出せないため友人関係も大変だと言っている。→必要であれば修学相談室を利用していただきたいと説明した。

[生活について]
●静岡と金沢の違いが子供にとってどうなのか?金沢の街への理解が親にもあまり理解できていないので少し紹介してほしい。→学生と教員がタウンガイドで紹介した。
●日本学生支援機構の奨学金制度を活用したいのですがという質問があった。→例年4月に申請についての説明会がありますので、必ず出席するように伝えてくださいと説明した。
●夢考房で頑張っていて夜が遅いようだ。先輩が優しく、充実した学生生活を送っているようだとの意見があった。
●学生生活の説明の中で、担当学生がSAをしていると話したことに対して、どのような内容か知りたいとの質問あった。→学生から業務内容等について説明を行った。(TAについても紹介した。)
●バイトをやっていて授業に支障はないか?→学生から時間をしっかり管理し計画的に行動すると大丈夫だが、学期中は控えるか、週末に行って欲しいと説明した。
●保護者から子供が武家屋敷で観光案内のバイトを行っていて、とてもコミュニケーション力がついたと感じたとの意見があった。
●高校では体を動かす部活に入っていたが、大学ではクラブ活動やサークル活動に参画していない。(※お金も掛かってしまう。)→学生の友人同士の関係で、いろいろと体を動かす活動も行われている。4年生になれば、ゼミ単位でのソフトボール大会などがあると説明した。
●自動車は購入しても良いかとの質問があった。→原則として自粛していただいているが高学年で申請理由が認められれば利用はできる。ただし、事故等で怪我をすると長期にわたって授業を休むことになり、学業に大きな支障をきたすことがあることをよく考えていただきたいと説明した。
●学生生活の説明の中で、睡眠時間が短いと感じたが、身体の方はだいじょうぶかとの質問があった。→学生から逆に身体が鍛えられたし、普段短い分、休日は睡眠時間をとるようにしていることや、自己管理が出来るようになり、課題などに効率良く取り組むことを考えるようにもなったと説明があった。
●子供の様子が分かりにくい。連絡があっても食費がなくなったから送ってくれとメールが届くだけとの意見があった。
●今回帰省してもあまり変わったようには感じなかった。寮暮らしであるが、寮の食事に不満を漏らしている。将来は情報系の職業を希望しているとの意見があった。
●食生活など不安なことはあるが、ラグビー部に入部し勉学と部活で充実しているようだ。
●栄養面で不安がある。コレステロール値が高かった。健康面が心配。→キャンパス内の施設を利用し朝食を食べる等の対応が可能。料理が好きな友人を作り自炊をするなどの説明をした。
●冬場の天候について生活・健康面を心配する意見があった。
●保護者から下宿の大家さんが良い人で健康不良時に病院や大学へ送り迎えをしてくれて助かりましたとの体験談が話された。
●インフルエンザにかかった際、大変であった。→身動きができない場合は修学相談室ご連絡くださいと説明した。
●民間のアパートの方が安いのでは?→民間アパートもだんだん安くなってきている。また、年数が経過して建替えを考慮し始めている。メリットとして、大家さん+大学+学生の緊密な関係構築ができている体制の優位性を伝えた。学生または保護者がどう判断するかはご自身の判断となると説明した。

[就職について]
●現時点での内定率について。→学部では約60%、大学院では80%弱と説明した。
●男の子なので地元就職には拘らない。年に盆と正月に10日間ほど帰省するとの意見があった。
●学友会活動に参加している。将来地元就職を希望しているが島根県からの求人はあるのかが心配との意見があった。→確かに地域格差があることは事実であり、地元就職については保護者の方にもご協力いただきたいと説明した。
●地元の求人状況についての質問があった。→地域によって温度差はあるが、滋賀を含め関西エリアからも着実に求人が来ていると説明した。
●生命情報学科の学生の就職が大変だった。今年の状況はどうか?→学部全体での就職率が6割となっている。企業人事との緊密な連携体制を構築している。9月中旬から人材開発セミナーを開催し、継続採用を行っている企業へのアプローチを行うと説明した。
●メディア情報だが就職先が無いというのは本当か?→学科によってバラツキがあるが、無いということはありえない。本人がしっかり勉強することが大切と説明した。
●保護者から就職面が不安である。ただ、保護者としてメディア情報の分野についてあまりにも理解していなかったので、反省しているとの意見があった。
●研究室では楽しんでいるようだが、就活はいまだに続いている。できれば地元に就職して欲しいので、この状態であれば就職から大学院進学に変えるかもしれないとの意見があった。
●今年就職して欲しかったが、本人は大学院に進学したいと言い出した。情報工学科に在学しているが、情報分野の就職が厳しいためか途中で大学院進学に切替て、先日合格することができたとの意見があった。
●昨年まで学友会活動に参加していて大変だったが、今年から3年次になり勉強に力を入れている。本日の交流会での話しをもとに就職について話をしていきたいとの意見があった。
●就職活動は具体的には何時はじめれば良いのか?→学生から自身の経験では1月から入社試験にチャレンジしていれば良かったと思っているとの意見があった。
●就職について、まだ内定が無い4年生の保護者から就活の状況や子供の事についてお話があった。→それにつれて就職関係の話題、情報交換がなされた。地元に戻れと言うのは、就職先を非常に限定し不利な条件を作る事になるので得策では無いと言う意見が他の保護者からもあった。また、キャリア教育の事や模擬面接のことなどを説明し、進路開発センターを利用して欲しい旨をお願いした。
●就職活動について、知人から他大学では数十社受けても内定が貰えない学生が多いと聞くが、本当なのか?→先ず文系と理系では様子が違うことを説明した。本学は工学系であり、そこまで受けることは無いことを説明した。また、他でも説明しているが、1人でインターネットを頼りに就職活動をすると中々上手く行かないことを説明し、大学への求人・進路開発室・進路担当教員など、大学を利用して就職活動をすることを勧めた。大学を利用した就職活動をしていれば、数十社も受けなければならないような事態にならないことを説明した。
●拯友会参加学生に対し、自らのキャリアについてどうやって保護者と相談したのか?→学生から3年次になってから保護者と相談したと説明した。
●就職活動で最終段階まで行くが、海外勤務や仕事の内容なので不安となり、結局最終面接で不合格となっているとの意見があった。
●新しい学科(応用バイオ)である点が就職に影響があるのではないか?また、インターンシップ先確保について状況を知らせてほしい。→工学部から波及している学科であり、そういう意味では就職面においても実績がある。その他、人材開発セミナー等、企業人事担当者と緊密な連携しているので大きな影響はないと説明した。
●学生は企業情報をいつから見ることが出来ますかとの質問があった。→進路開発室での印刷物での閲覧や、企業情報検索サービスによるパソコンでの閲覧等いつでも見ることができると説明した。
●3年生で就職が心配。今後大学では就職活動について具体的にどのような取り組みが行われていくのか?→今後のステップとして、先ずは、研究室を決定する。そのためゼミの先生や、進路アドバイザーとの連携が重要となる。その他、企業研究を行うことが重要。また、可能であればインターンシップや産学連携プロジェクトへ参画する事への重要性を説明した。

[八束穂リサーチキャンパスについて]
●八束穂キャンパスへの移動手段について。子供から車が必要と言われている。→この点については、大学の連絡バスや現在の研究室での対応状況について説明した。
●八束穂キャンパスに通学する交通機関が20時台では早く終り過ぎるので、最終が22時台か、乗合いでよいので帰る手段を考えて欲しいと要望があった。
●来年、八束穂の研究室に配属になるが、アパートを移る必要性はありますか?→現在、八束穂の周りにはアパートがないため、転居の必要性はなく大学のシャトルバスを利用しての通学になると説明した。
●八束穂キャンパスと野々市キャンパスの移動について→バスの運営時間は大丈夫。また、バスの移動を通勤と見立てて、個人の時間管理意識が高まることにも繋がる。車が無いと修学に支障がでるから車を購入する必要がある・・という話は、必ずということは無いので保護者の方々もその点を認識してほしいと説明した。
●八束穂キャンパスへの移動手段。→やはり自家用車の必要性について話が出たが、大学のシャトルバスの利用、車の相乗りなど研究室で行われている工夫について、現状の説明をした。

[その他の意見]
●金沢には皆さんは行かれますか。→年に1回ぐらいは行くようにしているとの意見があった。
●金沢を観光するには?→兼六園、武家屋敷、茶屋街、忍者寺、遠くであれば総持寺、輪島朝市など。
●帰省の際の交通手段は? →ADO(北海道国際航空)スペシャルを利用しているとの意見があった。
●山形県の在学生人数は?→資料のCAMPUSで説明した。
●ポートフォリオへの取り組みを紹介したところ、ある保護者から山形県内の高校でキャリアに関するポートフォリオを全県的に取り組んでいるとの報告を受けた。
●子供から連絡が来ることは少ない。先ごろ車を持たせたため事故のことばかり心配している。3年次なので就職については、特に地元に拘らずに自分のやりたい仕事を見つけて、自分の責任で行動するように言ってあるとの意見があった。(しかし、母親の本音としては地元に帰ってきて欲しいとのこと。)
●子供からは大学での話しが聞けない。夏休みには二足ロボットの大会があり、忙しいと言っていた。
●子供とのコミュケーション手段はもっぱらメールを使っている。先日も帰郷しても数日しか居なかった。昼夜、友人と次々と出歩いてほとんど家にはいなかった状態でじっくりと話はできなかった。
●親としては地元大学への進学を希望したが、本人が金沢工業大学でないと進学しないと言い張り入学した。現在は部活があって帰省していない。連絡はほとんどなく、あっても食料がなくなった時にあるくらいだ。
●親元を離れるのは初めての経験で心配している。子供とはあまり話す時間が無かったが、今後就活が始まる段階になれば、一緒に頑張りたい。
 ●今回は在学生の意見が聞けたが、今後可能であれば地元就職(島根)について、地元のOBの話しが聞ける機会を設けて欲しいとの意見があった。
●奨学金申請にあたり大学及び指導教員の証明を戴きたいが、指導教員に会えないので証明が頂けない、如何すれば頂けるか。→一度学生自身が書類を持参して修学相談室窓口にお越し下さい。私からその旨係りに連絡をして置きますと説明した。
●兄弟が同時期に在籍している場合は特典がないのか。→該当者がいらっしゃいますがありませんと説明した。
●現在、入居中のアパートのインターネット接続状況がよくない。なぜ?→確認して、後日回答する。後日、イーグルネットはすべて光回線であるが、一部の利用者に非常に回線に負荷のかかる使い方をする方がいるため、他の人に迷惑をかけないように速度を制限している。これ以上の速度を求める場合は、大家さんに相談し個人的に光回線を引きたい旨の相談をしてくださいと説明した。(但し、今回は事前に大家さんに光回線を引いてもよいとの了解を得ている。)
●気候について→冬は寒く石油ストーブを焚く。夏は、食品が腐りやすいので冷蔵庫に必ず入れる。布団にカビが生えるとの内容に対しは、ベッドで尚且つスノコ式が好ましいと説明した。
●保護者は拯友会地区交流会で、同じ地域の方と交流があるが、学生同士でこのような場はあるのか?→県人会の紹介をした。ただし、積極的に活動する県(地域)と、まったく活動していない県があることも伝えた。
●保護者との信頼関係構築を図るツールが必要なのでは?特に保護者に対しては、Q&Aのような情報発信からでもよいので行ってほしい。→情報発信の強化(IR)を含めて、各ステークホルダーへのわかりやすい情報発信を今後検討していく。現在IR強化を行っている状況であり、継続的に改善に努めていくと説明した。
●保護者向けのブログについて紹介した。
●金沢工大に行ってよかったという意見が複数あった。これは兄弟が他大学に進学して、その比較として実感しているとの意見であった。
●保護者から、これまでは子供から殆ど連絡がなかったが、この懇談会と個別面談でとても詳しく理解することができとても満足しているとの意見があった。
 

 なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、以下の本学Webページをご参照くださいますようお願いいたします。

 

[金沢工業大学ホームページ]→[大学案内]→[KITの教育]→

  •  学生の修学や履修申請、時間割などについて…[大学キャンパスノート]、[大学院キャンパスノート]
  •  本学のカリキュラムについて…[カリキュラムガイド]
  •  各科目の授業内容について…[学習支援計画書(シラバス)]
  •  本学の規則について…[大学規則集]

 以上

 去る、8月7日、8日に青森・岩手・山梨・栃木・東京・上越・高岡・大阪・三重・岡山・広島・山口・高知・愛媛地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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                           東京地区交流会                            大阪地区交流会  

 【8月7日】

  •  青森  参加者 4名(学部:4名)実人数:5名
  •  山梨  参加者 6名(学部:6名)実人数:9名
  •  栃木  参加者12名(学部:12名)実人数:15名
  •  上越  参加者33名(学部:33名)実人数:42名
  •  三重  参加者27名(学部:25名、大学院:2名)実人数:33名
  •  広島  参加者27名(学部:25名、大学院:2名)実人数:36名
  •  山口  参加者 6名(学部:5名、大学院:1名)実人数:9名
  •  高知  参加者 2名(学部:2名)実人数:4名

 【8月8日】

  •  岩手  参加者 4名(学部:4名)実人数:5名
  •  東京  参加者10名(学部:10名)実人数:11名
  •  高岡  参加者36名(学部:35名、大学院:1名)実人数:48名
  •  大阪  参加者36名(学部:35名、大学院:1名)実人数:49名
  •  岡山  参加者34名(学部:31名、大学院:3名)実人数:43名
  •  愛媛  参加者 4名(学部:4名)実人数:7名

 以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

 [学業について]
●子供の帰りが遅く心配との意見があった。→学生からは現在高岡から通っている状況が説明された。また、教員からも本学のカリキュラム上、授業は他大学の学生より、スケジュールが詰まっている。さらに、学生は授業の課題等があり忙しい旨の説明をした。
●課題が多く、勉強についていけるか→ライブラリーセンター(SL学習支援デスクの活動含む)、数理工教育研究センター、教員のオフィスアワー制度、自習室など、ソフト面ハード面双方の取り組みを説明した。
●授業や実験での提出課題などの忙しさはどうか→学科によって多少の違いがあるが、学生の本分であり、勉学に励んでほしいと説明した。保護者からは忙しいと感じることは、好ましい状況かもしれないとの意見があった。学生からは1年次では基礎を中心に、学年が上がると専門的になる。基礎では量は多いが、ひとつひとつは短時間でこなせ、専門はその逆であるとの説明があった。
●ポートフォリオのその後について→学生からは1年次には生活を規則的に過ごすために修学ポートフォリオは良いシステムであることの紹介があったが、2年次以降はあまり活用していないとのこと。教員より、2年時以降はコアガイド、コアゼミなどで年に1回程度は担当教員との面談にあたって達成度ポートフォリオを活用していること、就職の際のエントリーシートの作成などに役だっていることを補足した。
●キャリア教育について→ある目的で入学しその夢をかなえるために勉強し就職する(社会へ出る)と言うように目的を明確に出来るようなキャリア教育を実践しているので「キャリアポートフォリオ」などを利用して在学中に何を学び身に付けていかなければいけないかが判るようにしてある。大学は学生が自ら学ぶところであり、そのサポートとして、「過去、現在、将来」を見定めることが出来るように修学基礎Ⅰ~Ⅳの科目や専門の先生がLCで待機する学習支援デスクなどをうまく利用して欲しい。キャリアデザインの重要性を理解してもらうために、「修学ポートフォリオ」や「達成度自己評価ポートフォリオ」を作成すること。このことにより自己を確認し、自己実現を目指して日々努力する能力を身につける教育が行われている。2年次までに基礎数理の学力をつけるためには数理工教育研究センターを利用して数・理学の補完を行なうなどで努力をしてもらう。また専門の基礎についても同様な支援を個別に行なえる体制をとっている。これらについては修学アドバイザーや専門コア担当教員と学生が本人の修学状況や理解度を確認しながら学習計画を立てて工学設計Ⅲまでの取り組みについて考えられるようにしている。3年次の進路セミナーⅠ、Ⅱ、Ⅲの科目では近い将来の技術者は如何あるべきかを理解するための企業人事担当の就職講演会、卒業生の経験談や工場見学、就職適正検査を行っていると説明した。
●単位未修得(不合格)の場合どうしたか?→学生からは単位を落としていなかったので、友人の場合についての紹介があった。1科目程度なら翌年にいくらでもカバーできると回答した。
●イングリッシュラウンジに行ってみたがなかなか馴染めなかったとの意見があった。→教員から、たまたまその前の週にホノルルの国際会議に出ていた学生を例にとって(デジカメ写真があったので紹介)、今後のグローバル化の中で英語の能力は必要であることを伝えた。また、イングリッシュラウンジは無料で英会話の勉強ができるので、積極的に参加してほしいことを伝えた。
●応用バイオ学科の教員より資格試験は不要と言われ学生のモチベーションが下がってしましたとの意見があった。
●大学院進学について→入試センターの事務担当者が同席していたので、推薦試験の日程や進路が決まった場合の受験放棄などの説明を行った。
●大学院に進学について→大学院に進ませたい保護者が多く、持参した資料(2011 金沢工業大学大学院案内等)を用いて説明した。

  [生活について]
●授業のない日の生活状況→資格のための勉強、クラブ活動、など有意義に過ごしてほしいと伝えた。
●ビデオでの「心のやまい」については、どのくらいの人数か→はっきりした人数のデーターを持ちあわせていないが、5%強は何らかの形で悩んでいる学生がいるのではないかという実感を持っている。長期欠席者の把握や本人とのコンタクト、カウンセラーとの連携など、問題の解決に至るかどうかは別として、きめ細かい対処は行っている。
●学生の健康について→学内の診療所について説明すると共に、学生互助会で年間3万円までの医療費の補助がされる旨の説明をした。
●部屋が整理・整頓されていない。十分に食事をしているか心配である。→学生からは特に男子に、そのような状況があるかもしれないとの意見があった。大学の食堂では、昼食ばかりでなく、朝食や夕食も準備されているとの説明があった。
●入学当初に携帯電話に怪しい誘いの電話があった。その後はなくなったとのこと。→困ったことがあった場合には修学相談室へ連絡してほしいと伝えた。
●一人暮らしで、大丈夫か?→参加された保護者から旅をさせるつもりで、独り立ちすることを期待しているや、大学生活を楽しんでいる様子であるとの意見があった。
●年間に何回ぐらい帰省しているか→学生からは年に数回(休み)は帰っていると回答した。その後、各保護者に年間どのくらいの帰省があるかを順に紹介してもらった。
●金沢への訪問回数、頻度はどれ位か。→参加された保護者から、半年に1回程度。あるいは、GW、夏休みに向こうが帰ってくる。どちらかというと電話中心との意見があった。学生からは電話中心との回答であった。
●アルバイトはどのようにして選んだのか→学生からアルバイトに関する大学の掲示板から選んだこと、大学紹介のアルバイトは時間的にきつくないものなのでよいと回答があった。その他、学内のスタッフについても説明した。教員から、SA、TAの仕組みについて紹介。その他、奨学金等についても説明した。
●課題が多いようだが、アルバイトをする時間はあるか→学生から自分の例として、17:00~21:00までの時間でアルバイトしている。友人同士で情報提供し、自分に合ったものを選んでいると回答した。
●遠方で心配、親子のコミュニケーション、アルバイトについて→地区代表から実例を紹介しながら説明をしていただき、他の保護者の皆さまに安心して頂いた。
●特に学内スタッフのピンポイントアルバイトについての質問があった。→学生から実際の内容について回答した。教員からも入学式、卒業式などの式典にも協力してもらっていることを補足した。
●自動車運転免許の取得時期・期間 について→参加された保護者の方から1年次~2年次の春休み、夏休みが多いとの意見があった。授業期間中は、忙しくて長期間かかるようだ。平日の仮免試験も不可なので、合宿形式での取得となるとの説明があった。学生からは1年次の夏休みに取得したとの回答があった。

●子供はSOFTBANK系の携帯電話を持っているがキャンパス内の繋がりが悪い(大学の責任ではないが・・・)との意見があった。
●プラスチックゴミについて、月2回しか捨てられないから何とかならないか。→大学として出来ることには限りがある旨を伝え、スーパー等の中にはゴミ収集に対応している所もあるので、自分で探していただきたいと勧めた。

 [就職について]
●就職活動について→教員から、就職活動は年々早期化していることを伝え、3年生の保護者には後学期の進路セミナー等を履修することを薦めた。また、就職活動は日ごろの勉強の集積であり、就職活動を始めたからといって何か成果が出るものではない(進路部長のDVDの説明)ことを繰り返し説明した。たまたま学校基本調査の発表が8月7日にあったので、その数字を紹介した(平成21年度の全国内定率は60.8%。本学は95.4%)。
●就職活動開始の時期について→できる限り早い時期、3年生の秋には進路開発センターを訪ねて指導を受けることをアドバイスし、進路開発センターの業務内容について説明した。
●就職活動について→進路部長のビデオ説明に基づき説明を行った。インターネットによるエントリーだけでなく、手書きでの履歴書を必要とする会社も増えてきている旨の説明をした。
●就職について、学校推薦枠はあるか?→就職活動がネット主流となり、(企業側からの話も)減少しつつあるが、推薦枠はある。進路開発センターを積極的に利用してもらいたいと説明した。
●就職バスの話があったが、利用学年やバスの利用時期等は→4年次中心で利用している。バス利用時間帯等については、HPや掲示で知らせている。ただし、一部料金の負担があると説明した。
●就職率について→文科省の大学基本調査に基づく(H22.8.5発)数値は平成22年3月卒業生の就職率は60.8%、非就職者(20%)となっている。また、大学に入学し4年間で卒業した学生の就職者はほぼ50%といわれている。年度半ばで報じられる(マスコミで公表)就職内定率は就職希望者数千名のサンプリング調査による数値であり、それが一人歩きしており正確なものではないことを充分理解して頂きたいと説明した。
●地元志向について→地元地方公務員や企業への就職を目指す場合は、大学の進路担当者は親元(地元)における就職活動の詳細を完全に掌握しているとは言えないので、地元公務員採用の有無や地元業界の動きについて親子ともども研究する必要がある。地方の企業の場合10名の募集に100から200名が応募する状況にあると説明した。
●就職活動について→インターンシップは5月、6月にエントリーの仕方の説明会を行っている。また、大手、上場企業の採用試験は6月ごろに終了するので未内定学生を対象に激励会や個別面談指導行っている。企業への応募はwebであることから募集が終了しているか如何かが分からない状況にあるので本学では5月末に企業に応募を締め切ったか否かの確認を行っている。企業の採用試験が長期化しつつあり、雇用形態がリストラ形態に変わっている。企業の経営がグローバル化されると同時に分野が多様化していることから、保護者各位からのアドバイスも重要であること説明した。
●進路について→カリキュラムの中でもキャリア教育に取り組むこと、進路開発センターの取り組み、人材開発セミナー、進路教員の紹介など、本学の取り組みを説明した。
●就職に関する大学の努力を評価していただいた。その後、離職率について質問があった。→進路開発センターでは調査しているが、明確な数字を把握するに至っていないと回答した。その後、離職について大学でも教育する必要があるのではないかという意見があり、「例えば、6ヶ月、1年、3年というスパンで、やめたいと考える割合が高い。原因として、人間関係、理想と現実のギャップ、隣の芝生が青く見えるなどがあげられる。解決策としては、相談は会社の先輩や上司にすべきであって、大学時代の同級生や友人としても解決できない。」などの回答をして、現在の本学が取り組んでいるキャリア教育を説明し、その中に組み込む必要があるべきものを検討し対処することとした。
●今年度の学部別・学科別の進路状況について→学科別の現状を説明した。最近は、どこの大学でも大学院進学者が増えている。もし、学生が希望した場合には、その点も考慮して相談に乗ってほしいと説明した。
●バイオ・化学部はどのような企業に就職できそうですか→持参した資料(就職に強い)を用いて説明した。

[その他の意見]
●サークル活動は、どのように行っているか→学生から自分のサークルは、平日は活動していない。平日は、授業や課題をこなし、土日に活動していると回答した。
●こぶし会とこの交流会をあわせた形で行うことも検討してはどうかという提案があった。→試験的に行っている地区もあることを説明し、ご提案が実現するようにこぶし会、拯友会の方々と相談したいと回答した。

●保護者から可能であれば、前学期の成績が出た後で、その成績に基づいて懇談してほしいとの意見があった。
●成績の郵送については、9月10日以降に発送となる旨、お知らせした。

  なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、以下の本学Webページをご参照くださいますようお願いいたします。

 [金沢工業大学ホームページ]→[大学案内]→[KITの教育]→

・ 学生の修学や履修申請、時間割などについて…[大学キャンパスノート]、[大学院キャンパスノート]

・ 本学のカリキュラムについて…[カリキュラムガイド]

・ 各科目の授業内容について…[学習支援計画書(シラバス)]

・ 本学の規則について…[大学規則集]

 以上

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