国際コミュニケーション情報工学科5年生の和田憲慈さんが、アメリカの工学系名門大学の一つであるロチェスター工科大学に合格。金沢高専から世界への窓が大きく開いていることを身をもって示す学生が、また一人誕生しました。
和田さんは、2年次に1カ月のアメリカ英語研修に参加したのを皮切りに、3年次には本校の提携校であるニュージーランドのオタゴ・ポリテクニクに1年間留学しています。さらに、同じニュージーランドで、4年次に2週間の海外インターンシップ(就業体験)も行い、金沢高専の留学と国際交流プログラムをフル活用して国際経験を積み重ねてきました。
進学先のロチェスター工科大は、ゼロックスの創業地として知られるアメリカ・ニューヨーク州のロチェスターにあり、1829年の創立以来、長い歴史と伝統を誇る私立の工科系総合大学です。
同大は、実務経験を重視しインターンシッププログラムが充実しているのが特色で、アメリカのベストカレッジの一つとして、フォーブス誌はじめ多数の出版物で、高く評価されています。
また、金沢工大の協定校でもあり、金沢高専には、同大出身の外国人教員が多数在籍しています。
和田さんは「語学が好きなので、大学では英語以外の第2外国語も身につけて、インターンシップに臨むことを今から楽しみにしています。専攻は国際ビジネス学で、将来はアメリカで就職することも選択肢に入れたい」と、グローバルに活躍する夢を語ってくれました。
写真におさまった和田さんの顔が、頼もしく輝いて見えたのは、決してストロボのせいだけではありません。