外国人教員を紹介します・第1回ドリーン先生

金沢高専には、英語や専門授業を担当する10人の外国人の先生がいます。

実際に社会で役立つ英語を身につけ、海外でも通用するエンジニアを育てるため、皆さん工夫して楽しく授業を行っています。

そんな先生たちを、金沢高専ブログで一人ひとり紹介していきたいと思います。

1回目は、いつも笑顔が優しいゲイロード・ドリーン先生にインタビューしました。

     

 

doreen.JPG―出身はどちらですか?

 

アメリカのマサチューセッツ州にあるボストンという町から、金沢高専に英語の教師として日本へやって来ました。1997年のことです。

 

―ボストンはどんなところ?

 

ボストンは古い歴史のある小さな街です。どこにでも歩いていけるので、生活するのにとても快適ですね。

大学がたくさんあるので、世界中からいろんな人や文化が集まっていて、とても刺激的でもあるんですよ。

 

―日本の食べ物で好きなもの、嫌いなものは何ですか?

 

日本でおいしいと思ったのは、ご飯。風味が豊かですね。

それから、ケーキ。日本のケーキは、おいしい上に、とてもきれいです。小さなケーキに、一つひとつ細かくていねいにフルーツやチョコレートで飾り付けてあって。

ショーケースに並んでいるのを見た時は、感動しました。

私はお菓子作りが趣味なので、ハロウィンやクリスマスに合わせてクッキーを焼いて、学校の皆さんに食べてもらったりするんですよ。

嫌いなものは納豆とこんにゃくですね

 

―金沢高専の魅力は何だと思いますか?

 

金沢高専のいいところは、授業が楽しいところです。

私の授業では、カードゲームやパワーポイントを使ったゲームで、楽しみながら英語を覚えていきます。

学生は積極的にゲームの役を演じたり、生き生きとしてやる気がありますね。

それから、先生や職員の皆さんがみんな親切なのには驚きました。日本に来る前は不安もありましたが、それも吹き飛んでしまいました。

 

―英語が上達するコツはありますか?

 

映画や音楽が好きなら、それにかかわるものから英語に親しんでいきましょう。

そして好きなものを語り合える仲間を見つけて、とことん話をすることです。

 

―覚えておくと便利な英語のフレーズはありますか?

 

そうですね・・・「No problem(ノープロブレム)」はいろんな場面で使えて便利ですね。「問題ない」という意味ですが、「ありがとう」や「心配ない」、「どういたしまして」や「OK」の代わりにも使えます。

 

―最後に、次の先生を紹介してください。

 

ダミーコ・ルーカス先生を紹介します。

彼は金沢高専で一番新しい英語の先生で、とても頭がよくて勤勉な人。

そしてハンサムで、ベレー帽が良く似合うんですよ。

 

―次回はルーカス先生にお話をうかがいます。

2011年5月

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