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「英語でものづくり」 高松中学校で出前授業

「上級英語Ⅰ(CLE²)」を受講する4年生10名が「英語でものづくり」をテーマにした出前授業を12月6日(金)に高松中学校(かほく市)で実施し、同校の2年生80名に英語と日本語で授業を行いました。

学生は工学の専門科目を英語で学ぶ取り組み=CLE²(工学・英語協同学習)に励んでおり、出前授業には、学生が教師役を務めて中学生に教えることで、自分の理解をより深めるとともに、コミュニケーションスキルの向上を図る狙いがあります。セラ・フォーブス講師、大原しのぶ教授、松下臣仁准教授、宮野肇講師が同行しました。

授業は3つのクラスに分けてそれぞれ別のテーマで実施し、作業に入る前に学生が英語で手順を指導しました。英語での授業にはじめは戸惑いを見せていた中学生も、次第に慣れた様子で「Help!」と手を挙げる姿も見られました。

【輪ゴムカーレース】
2~3人のグループに分かれて、CDと輪ゴム、竹の棒を使い、バネの力を応用して動く「輪ゴムカー」を制作しました。生徒たちは運動エネルギーについて学び、できあがった輪ゴムカーを走らせて走行距離を競いました。

【コンピュータ・アニメーション】
簡単なプログラミングソフトを用いてアニメーション制作にチャレンジしました。学生がソフトの使い方を一通り説明した後、生徒たちは2人1組でパソコンに向かい、画面上のスティックフィギュアを歩かせたり、ジャンプさせたりして動きを付け、オリジナルのアニメーションを作って楽しみました。

【マシュマロタワー】
マシュマロとスパゲッティを使ってどれだけ高いタワーを作ることができるかを2~3人のグループ単位で競いました。はじめに学生が、どうすれば丈夫で高いタワーにできるかについてヒントを与え、生徒たちはそれを頼りに、グループで知恵を出し合って試行錯誤しながらマシュマロをスパゲッティでつないでいきました。

フォーブス講師は学生たちの教師ぶりについて、「声がよく出て、アイコンタクトもできていた。笑顔でにこやかにプレゼンテーションできたことが素晴らしく、チームワークもよかった。学生たちにとっても自信になったのではないか」と高く評価しました。

2013年12月18日 12:04

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