CLE2専門教員のためのFD活動を実施
11月28、29日の両日、ニュージーランドの提携校であるオタゴ・ポリテクニクから工学科長のジョン・フィドレイ氏と英語教員のネーサン・ダンバー氏が、金沢高専を訪れました。
両氏は、山田弘文校長を表敬した後、平成24年度の本校学生のニュージーランド留学に関して、数理、工学系科目と実験、ホームステイなどについて、打ち合わせと意見交換を行いました。
その後、CLE2の将来に関わる教員へのFD活動の一環として、フィンドレイ氏が「ニュージーランドの技術教育の傾向」と題して講話し、理論以上に実技を重視する同校の教育の将来構想や科目構成などを説明しました。
同氏はまた、毎年、国際的な実践的工学教育組織であるCDIOの各種大会やニュージーランドやオーストラリアでの工学技術系会議に積極的に参加し、工学、技術教育の情報をグローバルな観点で意欲的に収集していると話しました。
続いてダンバー氏が、本校からの留学生たちの現況と今後の計画などについて報告し、終了後、英語系と工学系の教員約20名が両氏を囲み、質疑応答を交えながら和やかに歓談しました。
最後に、平成23年度の高専英語スピーチコンテストに出場した菊田楓さんと道中悠輔さん(ともに国際コミュニケーション情報工学科4年)が、全員の前で、英語のスピーチを披露しました。
2011年11月28日 14:45