TV会議でライニアソン講師が発表
6月8日(火)、シンガポール理工学院とテレビ会議を開き、機械工学科のアナスタシア・ライニアソン講師が『Rochester Institute of Technology ーDesign coursework in the Kate Gleason College of Engineering and B. Thomas Golisano College of Computing and Information Sciences 』と題し、アメリカ・ロチェスター工科大学で行われている教育プログラムについて紹介しました。
ロチェスター工科大学は、 ニューヨーク州にある工科系の総合大学で、ライニアソン講師の出身校でもあります。学生自らが考え、設計し、実際に製作する授業「工学設計」を早くから実施し、ものづくりの力を高める教育を取り入れており、金沢高専の創造実験・創造設計のお手本にもなっています。
また、企業にとって有用な人材を育成する大学としても有名で、長期インターンシップを行うことで非常に高い就職率を維持していることも紹介されました。
自らの体験を踏まえたライニアソン講師のプレゼンテーションは説得力があり、実践的な技術者の育成を目指す金沢高専とシンガポール理工学院双方にとって、参考になる情報が多く含まれた発表でした。
2010年6月15日 11:31