平成26年度 拯友会定例総会

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保護者の皆様、本日、お伝えするのは、平成26年度拯友会定例総会の模様をお伝えします。

【平成26年度 拯友会定例総会】
 晴天に恵まれた5月24日(土)、北は青森から南は沖縄県の保護者(同伴を含む)350人有余の出席のもと、平成26年度拯友会定例総会が午後1時から多目的ホールで開催され、決算報告、役員改選案、事業計画案、新年度予算案などの議案審議が行われました。拯友会定例総会に先立ち会員数7,253人に対し、会員出席者293人、委任状3,443通に達し、定例総会が成立することの確認を行った後、加納智明拯友会長(石川県)のあいさつで定例総会が開始されました。
 
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〔加納智明拯友会長あいさつ〕(要旨)
 この春、学部・大学院を合わせて約1,850人の入学生が金沢工業大学の門をくぐって1カ月余りが過ぎました。現在「勉学」に「課外活動」に勤しんでいることと思います。東日本大震災の被災者に対する支援も本年は、4年次生の5人を残すのみとなりました。これらの在学生に対しては、昨年同様の支援を継続して行っていきたいと思っております。また、この支援策としての災害見舞い奨学金についての寄付金依頼についても継続させていただきたいと思っております。
 金沢工業大学では、継続的に教育研究の充実が図られ、昨年は研究分野において文部科学省が推し進める「地(知)の拠点整備事業」や私立大学としては唯一の「革新的イノベーション創出プログラム」の中核拠点大学に選定されており、教育研究環境のさらなる充実が図られています。また、先日発売されました外部評価の一つである「大学ランキング」については、本年も依然各分野で上位を幾つも占めております。既にお伝えしていますとおり平成23年には工学教育の世界標準であるCDIOという世界的な機構に日本の大学として初めて加盟しており、本年3月にはCDIOアジア地域会議がこの金沢工業大学で開催されました。
 このような教育研究活動の成果は、アベノミクス効果により多少は景気が上向きになりつつあるとはいえ、企業は厳選採用という厳しい採用形態をとり、特にモノ作り分野では就職難は依然継続している状況の中で、昨年度の就職内定率は、前年度に引き続き、98.8%と高い実績を残しました。われわれ保護者にとりましては、誠に喜ばしい次第であり、本年度もこのまま続くことを願うものであります。

 本日の定例総会では、4月26日に開催され、理事会で承認されました平成25年度の決算及び平成26年度予算の審議などがありますので、何卒慎重に審議いただき、円滑に議事が進行され、有意義な定例総会になりますよう皆様のご協力をお願い申し上げます。簡単ですが、以上で私のあいさつとさせていただきます。

〔石川憲一学長が本学の高い就職率を支える教育への取り組みを説明〕
 石川憲一学長は、資料「CAMPUS'14」をもとに、本学の高い就職実績とそれを支える社会が求める人材育成を実現している本学の教育研究への取り組みを説明しました。特にグローバルという視点では、本学の教育が日本の大学で唯一、国際標準となりつつあるCDIO(Conceive-Design-Implement-Operate)イニシアチブに沿った教育を実践していること、また、イノベーションという視点で研究分野においては「革新的イノベーション創出プログラム」の中核拠点大学として私立大学では唯一選定され、革新的な複合材料の開発が期待されていることなどを説明し、今後も本学の教育研究への取り組みに対し拯友会会員のさらなる理解と協力を求めました。

議案審議

 続いて、当日出席の拯友会役員、大学教職員の紹介の後、加納智明拯友会会長が議長となり議案審議に移りました。
◇議案審議事項
1.平成25年度拯友会会務報告
2.議案
〔第1号議案〕
・平成25度拯友会収支決算書について
・平成25年度拯友会災害見舞い奨学金収支決算書について
・拯友会会計監査結果報告
〔第2号議案〕
・平成26年度拯友会役員改選(案)について
〔第3号議案〕
・平成26年度拯友会行事計画(案)について
・平成26年度拯友会地区交流会開催会場一覧(案)について
〔第4号議案〕
・平成26年度拯友会収支予算書(案)について
・平成26年度拯友会災害見舞い奨学金収支予算書(案)について
 以上の議案審議が行われ審議の結果、全て満場一致で承認され、無事、拯友会定例総会は終了しました。
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 その後、青木隆学生部長からの修学指導についての説明、外崎明進路部長から進路指導についての説明があり、次にバイオ化学部応用化学科4年の五十嵐未雪さんが「私の大学生活」と題し、自身の在学経験をお話ししました。

新会長に七尾浩一氏
 平成26年度新会長には小松市在住の七尾浩一氏が選出され、新年度に関する議案を新会長のもとで審議し、いずれも承認されました。最後に、本総会をもって2年間会長を務められ退任される加納智明氏に、石川学長からこれまでのご尽力を労い、記念品を贈呈しました。
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 拯友会定例総会終了後、保護者の方々は5号館、7号館、23号館に準備された学部、学系、学科別の拯友会金沢地区交流会場に移動し、同じ分野の保護者同士が意見交流を行いながら、並行して隣接する教室では修学アドバイザー、プロジェクトデザインⅢ指導教員のもとで個別面談が行われました。昨年から交流会はグループ懇談形式を導入して保護者間で身近な話題について相互に意見交換していただけるような運用としています。個別懇談では修学全般に係わる成績、出席と就職事情、進学に関する内容、更には日常生活や心のケアの相談などもあり、教員が慎重に対応していました。
拯友会金沢地区交流会は午後5時頃無事終了しました。

 なお、今回の拯友会定例総会の模様を記録した映像を一部抜粋したものを、今後、各地区交流会でご紹介させていただきます。さらに、本学ホームページの「保護者の方」の「拯友会」のページでも公開する予定です。

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このページは、kit-generalが2014年8月18日 16:12に書いたブログ記事です。

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