6月23日、24日に千葉・奈良・京都・兵庫・徳島・熊本・神奈川・和歌山・福井・香川・鹿児島で拯友会地区交流会を開催

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 去る、6月23日、24日に千葉・奈良・京都・兵庫・徳島・熊本・神奈川・和歌山・福井・香川・鹿児島地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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    京都地区交流会        兵庫地区交流会        福井地区交流会     

【6月23日】
・千葉  参加者5名(学部:5名、大学院:0名)実人数:6名
・奈良  参加者5名(学部:4名、大学院:1名)実人数:5名
・京都  参加者25名(学部:25名、大学院:0名)実人数:34名
・兵庫  参加者35名(学部:34名、大学院:1名)実人数:53名
・徳島  参加者14名(学部:13名、大学院:1名)実人数:20名

・熊本  参加者4名(学部:4名、大学院:0名)実人数:7名

【6月24日】
・神奈川 参加者6名(学部:5名、大学院:1名)実人数:9名
・和歌山 参加者12名(学部:11名、大学院:1名)実人数:15名
・福井  参加者66名(学部:66名、大学院:0名)実人数:85名
・香川  参加者6名(学部:5名、大学院:1名)実人数:8名
・鹿児島 参加者1名(学部:1名、大学院:0名)実人数:2名

以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

[学業について]
●子供たちの生活状況、学業状況が気がかり
 →出席状況に極めてよく反映されるので、注視するように説明した。さらに、大学の出席管理状況についても説明した。
●1年生の親ですが、連絡をすると勉強で忙しいと言っているが、夏休みも課題が出て忙しいのか。
 →授業は各学期に成績が確定するで、夏休みまで課題が続くことはない。ただし、英語など成績の悪かった学生を対象とした夏期集中での授業はある。また、夢考房などのプロジェクトは忙しいと説明した。
●学科内でさらに細分化された専門分野に分かれていくのはいつ頃からか
 →学科にもよるが、3年次前学期からと説明した。
●自分の息子は八束穂キャンパスに移ることになるのか?
 →現在、建築・土木・電気電子・通信情報など一部の学科を除いて7割程度の学生が4年次には八束穂キャンパスへ移ることになっている。3年次の研究室配属で八束穂となるかどうかが決定されると説明した。
●機械工学専攻大学院生の親だが、毎日夜遅くまで研究室に居るようだ。充実している様子で大学院に進学した意義があったとの意見があった。
●穴水湾自然学苑や夢考房活動などにおいて、学生が費用を負担することはあるのか。
 →穴水湾自然学苑の「人間と自然」と池の平セミナーハウスのプロジェクトデザインⅢの活動においては、交通費、宿泊費、食費などは授業料の中から予算化されており、新たな学生の費用負担はない。夢考房活動においては、遠征時の旅費などは一部学生の個人負担となる。日頃の製作活動などにおける費用負担はないと説明した。さらに、保護者から、子供はアメリカンフットボールに所属しているが、試合の遠征にはレンタカーを借りて学生で費用を負担している。部活動を行っているとある程度の費用負担は覚悟しなければならないとの意見があった。
●休学する場合の在籍料について→在籍料は30,000円であること説明した。
●インターンシップについて→多くのインターンシップがある旨、説明した。
●虎ノ門キャンパスはどのようなものか
 →社会人を対象とした大学院大学である旨の説明をした。

[就職・進学について]
●就職への取り組みについて
 →一般世間で報道されている就職戦線と本学の就職活動は多少違う旨と本学での取り組み流れを説明した。
●就職活動に対し、親としてどのようにサポートをすればよいか?
 →まず、ねばり強く就職活動を継続させる。相手(就職先の会社)のポリシィー等を十分把握する。学科の進路アドバイザーと十分コンタクトを取るようアドバイスした。
●就職活動に対する取り組みを教えてください。また、コアゼミの内容を教えてください。
 →1年生からキャリア教育を授業で行っている。3年次には進路セミナー(単位はないが)の授業で直前の就職活動に対する指導を行っている。3年次のコアゼミではプロジェクトデザインⅢで所属する研究室の配属の決定、活動の準備と就職活動の指導を行っており、4年生では継続して研究室の指導教員が研究・就職の指導を行っている。また、各学科に進路アドバイザーもおり、就職指導を行っていると説明した。
●就職活動での学校推薦の割合を知りたい。
 →近年、学校推薦だから必ず合格するわけではなく、学校推薦のかなでも不合格の学生がいる。就職活動の中心は自由応募であり、自由応募で内々定を出した後、入社の保証として推薦状を求める企業が増えてきていると説明した。
●大学推薦での内定はどのくらいあるのか。
 →内訳については公表できるかを検討したいと説明するとともに、縁故採用の情報については、個人情報の関係などがあり難しいと説明した。
●将来は家業を継ぐ予定だが、その条件での就職活動は可能か、またそのような場合の就職斡旋の仕組みが大学と企業間であるのか。そういう就職指導も考慮に入れてほしい。
 →将来は家業を継ぐ場合でも、数年間は他社で就職するケースもある。明確な仕組みが在るわけではないが、企業との話し合いで可能性はあると説明した。
●就職活動にスマートフォンは必要か?
 →必ずしも必要であるとは言えないが学生諸君が就職活動で便利に使っていることは確かである。今後、携帯電話が多機能型に移行していくことでスマートフォンの使用に移行していくことはやむを得ないと思うと説明した。
●会社の面接試験回数の増加など、就職の現況についての質問があった。
 →Webで募集を募る会社が増加し、応募者が極端に増加している会社が多く、また学校推薦を活用することによる優位点等についても説明した。
●機械工学科4年で現在就職活動しているが、当初は銀行などエンジニアと全く縁のない就職活動をしていた。今はエンジニアとしての就職活動をしているように見える。大学はエンジニアとしての教育をしているのか。
 →本学は1年次生からキャリア教育を実施し、各専門カリキュラムを修学する中で技術者としての育成が成されていると思っている。これは外部評価としてのJABEE(日本技術者教育認定機構)からも認証されている。しかし、学生個々の価値観や職業意識によっては専門分野以外で自身の能力を発揮したいと希望する学生もいるので、十分に学生・保護者・指導教員間で理解を深める必要があると説明した。
●内定を複数もって就職活動を行うことは、大学の評判を下げることにはならないのか。
 →自由応募での活動の中で、大学が学生の内定を把握し指導するのは非常に難しい。他大学でも対応できていないと考えるので、大学の評判を下げるまでにはならない。企業もまた複数の内定を持って学生が活動していることは理解していると思われる。その対策として、企業は提出期日を決めた入社確約書などを用いて、学生の真意を確認している。しかし、大学推薦については、入社が前提となるので、自由応募とは扱いが異なると説明した。
●金沢工業大学の就職率が他の大学と比較して高い理由はどこにあるのか?他大学でも同様に進路指導や支援を行っているようだが。
 →本学では教職員が一体となった支援を行っており、学生の就職活動状況を的確に把握し、企業の人事採用担当者と密接な連携をとっていると説明し、更に学生諸君の努力や、本学のプロジェクトデザイン教育および人間力教育が企業が求める人材ニーズにマッチングしている。またプロジェクトデザインⅢにおいて学生の能力が大きく伸びることが要因であると考えられる。今後も学生諸君の自主・自立・自律を大事にしながら更なる支援方法を考えていきたいと説明した。
●建築学専攻の大学院に進学したが、進学してから大きく成長し大学院に進学させて良かったとの意見があった。

 [生活について]
●八束穂キャンパスに通うのに車が必要か。
 →バスの便が良く、本数も多く込み合うこともないので、車は特に必要ない。
●自動車を所有しないとの大学の指導はわかったが、免許はどの時期にとるのが良いのか。資格として自動車の免許から始めさせようと考えている。この夏に帰った時にでも自動車学校に通わせたいのだが。(1年生保護者)
 →参加学生から、自動車免許は1年生に取得した。期間が決まっていて、私は期限ぎりぎりまでかかった。原因として、間が空くと自動車学校に行くのが面倒になるため、できるなら集中的に取る方が良いとの意見があった。さらに、地区代表者からは、忙しい大学なので、学年が上がると免許を取るのが大変になるのではないかと思うとの意見があった。
●八束穂の研究室で夜遅くなった場合には歩いて扇が丘の近辺のアパートまで帰っていると聞いたが、そのようなことは実際にあるのか?また、八束穂では自動車は必要なのか?
 →基本的には八束穂への移動はバスの利用である。もし遅くなった時には学生同志が車に乗り合わせて帰って来ている。八束穂に配属されたからという理由で車が必要であるということではないと説明した。
●八束穂キャンパスで、夜中の1:00から集合させる研究室があると聞いた。そのため、交通機関が無く車を買わざるを得なかった。
 →本来そのような研究室活動は無いと思われるが、もしあるとすれば教育運営上からも対応したいと説明した。
●食堂が混雑して食事ができない。何とかならないのか。
 →現在、23号館と8号館の間にパンや弁当を購入できる場所を検討中。また、現在の食堂も、整備してもっと多人数が入れるよう検討中であると説明した。さらに、現在は4月当初のような混雑は緩和されていると説明した。
●子供が酷い花粉症と頭痛持ちで心配している。日曜日や夜中急に体調が悪くなったらどうしたらよいのか?
 →平日は学内の診療所を利用することを勧める。病院について相談するのも良い。また、KITと契約している寮・下宿の大家さんに相談してみるのも1つの方法であると説明した。さらに、上級生の保護者から、子供は兵庫県にいるときに酷い花粉症だったが、石川県に行ってから症状が治まっている。兵庫に比べて花粉が少ないのか、アレルギーの花粉が飛んでないのか、または湿度が高いからなのか理由はわからないが、兵庫より心配いらないのではとの意見があった。
●奨学金の金額を増やしたい場合はどうすれば良いか。
 →奨学金は、本人への貸与となっていることからも、本人が大学事務局修学相談室へ出向きご相談いただくよう説明した。
●大学の指定寮に住んでいるが、普段から管理人さんには良く面倒を見てもらっている。自動車事故を起こした際にも大変親身になって相談にのってもらい感謝しているとの意見があった。
●冬季の雪に関して不安である。
 →防寒具は徳島で購入するのではなく金沢で揃えてほしい。また、暖房器具は、石油ストーブは危険であるためエアコン等の電気関連の暖房器具を使用して欲しいと説明した。
●食堂が使いづらいと子供より聞いていたが、学生部長の話(DVD)を聞いて対応していただけるとのことで、安心したとの意見があった。
●1年次の時は食事の面で大変心配したが、今では頼もしくなり安心して見ているとの意見があった。
●夏休みの過ごし方について教えてほしい。1年生で折角大学の生活リズムができたので、そのリズムを大きく崩さないアドバイスがあれば。→参加学生から、LCのアルバイトをすることで生活のリズムを守ることができたと説明があった。
●金沢の一人住まいにも慣れたようで生活の面では全く心配していないとの意見があった。

 [その他の意見]
●携帯電話の連絡はあるが、金沢での生活状況が気にかかる。
 →出欠状況に最もよく反映されること、および大学側も出席状況の変化の有無を早期に把握する方策を講じている点を説明した。さらに、保護者から心理カウンセラーとの相談システムが大学側にはあり、有効に活用できた点やあまり過保護になりすぎないことなどのアドバイスあった。
●大学の熱心な取り組みに対して感謝している一方で、修学時間や課題も多く、学生生活を本当に楽しめているのかと思うこともある。
 →授業科目数の精査、修得単位数の軽減検討も含めて検討を進めている点を説明した。また、多くの学生が課外活動に参加していることも説明した。
●リーダーシップアワード生について、3年次にメンバー追加募集を行っているのでれば、メンバーからフェローに上がれる制度もあると嬉しいとの意見があった。
●関西地域では金沢工業大学はあまり知られていない。良い大学なのに残念に思う。どのようなところを強調して説明すれば良いか?
 →学生の夢考房を中心とした活動が最も有名である。関西エリアでも本学の学生の活動についてテレビ放映されているので、是非ご覧いただききたいとの意見があった。
●大学ではなく学生に対して感じたこととして、混雑している学食で、食事が終わっても他人に席を譲らない(保護者が実際に学食で食事をした時)、また傘の盗難が多いと子供から聞いていることから、モラルの低い学生が多いように思えて非常に残念であるとの意見があった。さらに、参加学生から、傘の盗難については、傘に絵を描いたり、派手な小物を付けるなどして対策しているがそれでもなくなることがあり、折畳み傘を使用している学生が多いとの説明あった。
●3年次になり部活の部長をしており、大変なようだが人間的にも成長し、頼もしく思っているとの意見があった。
●製図の課題などで忙しくしているようで、充実した学生生活を送っており、親として満足しているとの意見があった。
●拯友会地区交流会に参加して初めて八束穂キャンパスの事を知った。息子からも聞いていなかったのでいろいろ情報を得られて良かったとの意見があった。
●その他として、「大学に入る前より表情が明るくなった。」、「大学生活が楽しそうです。」、「行き届いた面倒を見て頂き安心している。」等々の意見があった。

 なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、金沢工業大学ホームページの「特設サイトピックアップ」にある「修学・生活情報」で紹介されている以下の項目をクリックしてください。
  ・[大学キャンパスノート] …学部学生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[大学院キャンパスノート] …大学院生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[学習支援計画書(シラバス)] …学部の各科目の授業内容について
  ・[カリキュラムガイド] …学部のカリキュラムについて
  ・[大学院学習支援計画書(シラバス)] …大学院の各科目の授業内容について

以上

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このブログ記事について

このページは、kit-generalが2012年6月29日 16:15に書いたブログ記事です。

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