6月9日、10日に帯広・札幌・山形・秋田・長野・松本・福岡・大分・宮崎・沖縄で拯友会地区交流会を開催

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 去る、6月9日、10日に帯広・札幌・山形・秋田・長野・松本・福岡・大分・宮崎・沖縄地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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                              長野地区交流会                                  福岡地区交流会

【6月9日】
・帯広  参加者4名(学部:3名、大学院:1名)実人数:4名
・山形  参加者21名(学部:21名、大学院:0名)実人数:32名
・長野  参加者68名(学部:67名、大学院:1名)実人数:86名
・福岡  参加者17名(学部:16名、大学院:1名)実人数:24名
・沖縄  参加者5名(学部:5名、大学院:0名)実人数:6名

【6月10日】
・札幌  参加者14名(学部:14名、大学院:0名)実人数:20名
・秋田  参加者16名(学部:15名、大学院:1名)実人数:21名
・松本  参加者37名(学部:37名、大学院:0名)実人数:53名
・大分  参加者3名(学部:3名、大学院:0名)実人数:5名
・宮崎  参加者8名(学部:6名、大学院:0名)実人数:8名

以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

 [学業について]
●学生は授業に単に出席すればいいとか少しくらいは休んでもいいとの自己判断や「修学や履修に関する制約」を十分理解していないことが成績不良につながるので、相談できる友人を作ることに努力するよう話してほしいと説明した。
●本学における課題は評価に反映するので必ず提出しなければならないと説明した。
●友人に聞いても「そんなことも解らないのか」と言われ消沈したと聞かされた。→基礎学力の不足や得意としない科目については「数理工基礎教育研究センター」の利用や「授業を担当する先生の研究室」を訪ねることで十分解決出来るので個人的に悩まず勇気をもって行動することを勧めた。
●2年生の保護者から、成績が不振で特に、数学、物理が苦手であるとの発言があった。2年生は中たるみをする傾向があり、修学意欲をなくす学生が見受けられる。専門科目であっても、数理工教育研究センターで対応できる先生が常駐しているので、センターの利用を勧めた。とにかく行くことが重要であり、そこで専門科目を克服していく学生も多いことを補足した。
●1年生の保護者の方は、上級学年の保護者のお話で4年間のことが良く分かったとのことであった。プロジェクトデザイン科目で友人ができること、夢考房活動に参加して充実した学生生活を送る例、1年の後学期から専門科目が始まるので徐々に忙しくなっていくことなどを補足した。
●留年しても進級・卒業出来るようにリカバリー出来るものか?
 →8%程度の学生が留年しているが、しっかりとリカバリーしている学生が多数いる事から本人が努力すれば問題ない。大学としても留年生を集めてガイダンスなどのフォローも行っていると説明した。

 [生活について]
●あまり子供からの連絡が無いとのこと。保護者の方から電話すると元気に生活しているとのことで安心しているとの発言があった。
●沖縄出身の学生は北陸に住み慣れるまでが大きな課題である。気候に順応するまで十分な体調管理(自己管理)が必要との発言があった。
●自己管理に付随して、深夜に及ぶようなアルバイトは出席不良、成績不良に繋がることが多いので極力避けるよう話してほしいと説明した。
●アルバイトは?
 →夜のアルバイトは止めた方がよい、学内でのスタッフ業務などもあるので、生活に負担にならない程度にして欲しい。また就活時の際、アルバイトの経験が社会経験とは企業は見ていないと説明した。
●特に新入生は冬季対策が必要である。風邪などによる医師の診察、診断は大学の診療所を利用すれば、年間一定の限度額までなら無料で済む。また、一般の医療機関を利用した場合も領収書にて処理(窓口修学相談室)できる。
●金沢は湿気が多い。カビなどの対策が必要(4年生の親から1年生の親にアドバイス)との意見があった。
●冬の生活が心配
 →火事が心配なのでファンヒーター使わず、こたつとエアコンで過ごすと良いという意見があった。
●学食は相変わらず混雑しているようだが、何か分担して混雑を避ける対策を立ててほしい(外に出て食べると高く付くので)との意見があった。
●学食については、現在の本学の取組みを理解していただいた。
●八束穂との交通手段として、バスだけでなくゼミ等の少人数用に、タクシーの利用を検討してみてはという意見があった。もちろん、厳密な利用条件等を決めたうえで、業務(研究・教育活動)上やむを得ず、遅くまで八束穂に残らざる終えない場合は、指導教員の許可制にしてバスだけでなくタクシーも使ってみるのもよいのではという意見があった。
●バスの増発については、試用運転の了解は得られたものの、自己責任も大事で、ゼミ等の弾力的な運用実施で、不要になることもあるので、費用とも鑑みトータルバランスを考えて線引きした方がよいとの意見があった。
●自家用車の必要性について
 →八束穂通学のためには必要ない事、また扇が丘周辺居住の学生では許可が出ない事などを説明した。
●交通事故に注意を喚起してもらいたい。被害者となっても長期の欠席は留年に繋がることを説明した。
●子供に車を持たせてしまった。
 →極力バス等の公共交通機関を使わせてください。冬が近づけば早目にスタッドレスタイヤに交換するようにと説明した。

 [就職・進学について]
●就職活動で重視されることは何かについての質問があり、学業はもちろん大切であるが、大学の勉強以外で学んだことを面接や、履歴書、エントリーシートで必ず問われるので、そのためにも3年生までに企業のインターンシップ、学内のインターンシップ(スタッフ)クラブ活動等を経験されておくことが望ましいことを説明した。
●就職活動の支援は教育の一環と考えており、研究室の先生の指導に加えて、進路開発センターの活用をお勧めした。
●東北における就職先企業の情報が少ないのではないか。
 →進路開発センターを訪ねて、求人情報は勿論、企業情報データベースも備えているのでそれらの情報を活用する様に薦めた。しかし、大学としての東北地方における就職先企業の開拓や情報収集なでの支援活動が薄いのでは無いかと言う不満は残るとの意見があった。
●大学院に進学して一時期アルバイトをして学業が低迷した。しかしながら研究室(建築)の修士研究プロジェクトを始めてからいきいきしてきて大変有意義に6年間を過ごせた。内定も数日前に得られた。いろいろな支援があるので皆さんも活用されると良いとの発言があった。大学院進学では充実した研究プロジェクト活動を通して成長する学生が多い等のメリットを説明し、進学を他の保護者の方にもお勧めした。
●就職活動で企業はどのような能力を求めているのか?
 →コミュニケーション能力を最も重視する企業が増えていることを説明した。その中で本学が進めるプロジェクトデザイン教育について、その趣旨、グループ討議の中で、1年生からコミュニケーション能力の養成に取り組んでいることを説明して、十分理解していただいた。
●3年生の保護者の方から、就職活動に対して何が大事かとの質問があり、人間力についてお話した。面接では、志望動機等を聞かれるが、企業の人事担当者は、この学生と一緒に仕事をしたいかどうかを考える。従ってコミュニケーション能力、協調性と熱意を評価する。たとえば、「私には協調性があります」と一言でいうのでは意思が伝わらないので、具体的な自分の経験を語りながら、自分の協調性とはどのようなものであるかを伝えるなどの工夫が必要であり、インターンシップ、学内インターンシップ制度、クラブ活動等、学業以外に力を入れたことを準備する中で具体的な自己PRを考えるように指導していることを説明した。
●4年生の保護者の方から、就職状況を尋ねられ、本学は進路指導を教育の一環としていること、各研究室の教員および進路開発センターでの指導を受けながら3年次後学期から自己分析を含めた活動を始める必要がある旨を説明した。また、大学院進学を考えているがどのような状況かとの質問があり、大学院での成長、学会発表、研究を通した後輩指導で、非常に成長する学生が多く、結果として大手企業に内定する学生が多い旨を説明した。

[その他の意見]
●夢考房プロジェクトの一部で非常に大きな行き過ぎがあり、体調不良、成績不良を引き起こしている
 →修学相談室に連絡・相談して欲しいと説明した。
(この件、修学アドバイザーが対応することになっているが、修学相談室に動いてもらうのが良い)
●夢考房プロジェクトのメンバーにおいて学年間のコミュニケーションがうまく取れていない(ノウハウの引き継ぎなどができていない)との意見があった。
●以前は暗かったが、入学してから友達もでき、朗らかになったという意見があった。

 なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、金沢工業大学ホームページの「特設サイトピックアップ」にある「修学・生活情報」で紹介されている以下の項目をクリックしてください。
  ・[大学キャンパスノート] …学部学生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[大学院キャンパスノート] …大学院生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[学習支援計画書(シラバス)] …学部の各科目の授業内容について
  ・[カリキュラムガイド] …学部のカリキュラムについて
  ・[大学院学習支援計画書(シラバス)] …大学院の各科目の授業内容について

以上

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このページは、kit-generalが2012年6月28日 09:10に書いたブログ記事です。

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