8月20日・21日の2日間にわたり、金沢高専夏休み体験入学を開催しました。
当日は真夏の太陽が照りつけ、うだるような暑さ。
それでも参加した中学生の皆さんは元気いっぱい。喜々として体験コースを楽しんでいるようでした。
今年の一番人気は、「ドリーン先生のアメリカンなクッキングクラス」 でした。
お菓子作りが趣味というドリーン先生をはじめ、セラ先生、ブルース先生ら外国人の先生と英会話を楽しみながら、アメリカンスイーツ作りに挑戦するコースです。
ニュージーランド留学を経験した、英語が堪能な学生もサポートに加わり、会場となったキャンパス内のカフェテリアはとてもにぎやか!
マシュマロの甘い香りが漂う中、参加した中学生は夢中でスイーツにデコレーションしていました。
金沢高専のお家芸ともいえる、ものづくりを体験するコースにも、やはり人気が集まりました。
「スカイシップオペレーション」では、リモコンで操作する飛行船を製作。完成した色とりどりの飛行船が、フワフワと学校の廊下を行き交う様は、なかなか不思議な光景でした。
「光追跡ロボット」は、昨年に続いて2度目の登場。光を感知して動くロボットを製作しました。部品の一つひとつをていねいに扱いながら、 細かい作業をこなし、見事にロボットを作り上げていました。
「シューティングゲームを作ってみよう」では、プログラミングにチャレンジしました。コンピュータ演習室でプログラミングのやり方を教わっている様子は、まさに金沢高専の授業そのもの。黙々とパソコンに向かって、オリジナルゲームの製作に没頭していました。
今年は保護者の方にもたくさん参加していただきました。
お子さんが体験をしている間に、韓国人のセファン先生による保護者向けの講座「セファン先生と一緒にコリアン体験」を開催。韓国語や韓国の文化を紹介し、たいへん好評でした。
そして、参加者の多くが「楽しみにしていた」と笑顔を見せたのは、バーベキューガーデンでの「焼肉ランチ」。猛烈な暑さの中で、さらに炭火を囲んだわけですが、若い中学生にとっては暑さ<<<<<<肉!!
流れ落ちる汗をぬぐいながら、おいしそうに肉を頬張る様子に、見ているこちらも元気をもらいました。
サラダバーや、デザートに用意したプチケーキ、アイスクリームも大人気でした。
また「金沢高専ミュージアム」では、ロボコンやプロコン、電気自動車、バーチャルリアリティゲームなど、金沢高専生が手がけた作品などをデモンストレーションしました。身近な素材を使いながら、体験を通して楽しく学べる金沢高専の魅力が、中学生に伝わったものと思います。
体験を終えて帰宅しようとする中学生たちの前に、さらなるお楽しみを用意しました!
学生会の学生が中心となって開いた、縁日です。
射的や水ヨーヨー釣り、アクセサリーづくりなどで無邪気に遊ぶ中学生で、金沢高専玄関前の広場は大賑わい。学生と楽しそうにおしゃべりをしている様子も見られました。
グローバル情報工学科の小坂先生がつくるバルーンアートも相変わらずの人気で、カラフルなバルーンがお祭り気分をいっそう盛り上げてくれました。
今年は、2日間で保護者の方を含め、過去最多となるのべ513名もの方に参加をいただきました。
多くの方から「楽しかった」「先生や学生が話しやすかった」「施設がすごかった」など、好評の声が聞かれ、満足していただいた様子がうかがえました。
体験入学は、中学生の皆さんとじっくりふれあえる、数少ない大切な機会です。その貴重な機会に、たくさんの笑顔を見ることができ、本当にうれしい限りです。
これから秋にかけて、オープンキャンパス、高専祭などがありますので、またぜひ金沢高専に遊びに来てくださいね。
金沢高専夏休み体験入学フォトアルバム