教育成果発表会を開催しました
3月29日(木)、今年度の教育成果発表会を合同講義室で開催しました。
発表会は、教員が授業内容・方法を改善し、向上させるための組織的な取り組み(FD:ファカルティ・ディベロップメント)の締めくくりとして年度末に開いているもので、今年で8回目を迎えました。
山田弘文校長の開会あいさつの後、金沢工大の佐々木達郎教授が「ものづくりに思うこと-研究開発現場の経験から」と題して講演。佐々木教授は、「ものづくりでは、実用性に配慮することが欠かせない」と強調した上で、「金沢高専の学生には、自ら行動し、失敗を体験させ、乗り越える喜びを味あわせることが大切」と述べました。
次いで、本校の向井守教授が、「5年一貫の工学・英語協同学習(CLE²)」の成果を報告したのを皮切りに、一般教科、電気電子工学科、機械工学科、グローバル情報工学科から計7名の教員が、それぞれのテーマに基づき、成果を発表しました。
テーマと発表者
CLE²の成果報告 | 向井 守教授 |
「一日一感動」の取り組みと感想 | 表 義憲講師 |
英語による工学教育の成果 | アナスタシア・ライニアソン講師 |
社会科における課題学習の取り組み | 宮野 純光准教授 |
電気電子工学科(電気情報工学科)学生における携帯情報端末の利用および英語力の調査 | 藤島 悟志准教授 |
学生が勉強する目的 | 林 道大准教授 |
第22回プログラミングコンテスト参加報告「卒業研究との相乗効果」 | 藤澤 武准教授 |
なお、発表内容は、後日論文集にまとめて中学校などに配布し、広く意見を募る予定です。
講演する金沢工大の佐々木教授
向井教授
表講師
アナスタシア講師
宮野准教授
藤島准教授
林准教授
藤澤准教授
2012年3月30日 09:51