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シンガポールの留学生が、県内の工場を見学

提携校のシンガポール・ポリテクニクからインターンシップ(就業体験)で来校中のダニエル・ラウ・グアンロンさんとジャラド・リン・ジェンアンさんが、3月22日(木)と27日(火)、県内有力メーカーの工場を見学しました。

2人は、まず3月22日に白山市にある中村留精密工業を訪れ、宮崎悟総務部長から、同社の概要と主力製品である複合加工機、レンズ加工用の光学機械などについて説明を受けました。

その後工場内に入り、複合加工機でトップランナーの地位を築いた同社の製造現場を視察しました。

次いで27日に金沢市の玉田工業を訪れ、示野嘉一工場長の案内で同社北陸工場を見学しました。同社では、SF二重殻タンクや貯水機能付き給水管、地下収納庫などの製品を間近に見ながら、鉄とFRP(強化プラスチック)との複合材料を活用した技術について知識を深めました。

これらの工場見学に先立ち、両名は22日、金沢工大の高度材料科学研究開発センターで、宮野靖教授から炭素繊維強化プラスチックについてレクチャーを受けました。炭素繊維は、新型旅客機「ボーイング787」の構造材にも使われており、航空工学を専攻する2人は、興味深そうに説明に聞き入っていました。

中村留精密工業を見学するジャラドさん(左)とダニエルさん(右)

 

玉田工業では示野工場長(左)から説明を受けました


2012年3月28日 09:46

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