6月24日(金)、国際コミュニケーション情報工学科4年の学生3名が、「ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト2011」の国内予選に挑み、大学チームを相手にプログラミング技術を競いました。
コンテストは、国際計算機学会(ACM:Association for Computing Machinery)が、大学生を対象に開催する世界最大級の大会です。国内予選を通過すると九州大学(福岡市西区)で実施するアジア地区予選・福岡大会に進出でき、さらに、この大会で優勝するとアメリカ・フロリダ州で開かれる世界大会へ参加できます。
第一関門となる国内予選は、インターネット上で行われ、266チームが参加。金沢高専からは、館宜伸講師をコーチとする1チーム=宅美貴裕さん、安井康祐さん、山下大揮さん(以上国際コミュニケーション情報工学科4年)の3名が挑戦しました。金沢高専チームは、ちょうど授業と重なったため、予選開始前に行われたリハーサルに参加できず、いきなり本番の大会に臨みました。全7問の課題に対して、時間内に2問をクリア。しかし、残念ながら予選突破は叶いませんでした。
コーチの館講師は、「東京大学や京都大学など、有名大学のチームが上位のほとんどを占める中で、学生達はよく健闘しました。大学チームと並んで世界規模の大会に挑むことで、精神力を鍛えられ、将来のエンジニアを育成するという点でも有意義でした」とコンテストを振り返りました。
次回こそ、なでしこジャパンに負けないように、世界を目指しましょう!
1人がパソコンを操作し、2人が周囲で援護する形で技術を競いました