8月6日、7日、9月3日に福島・新潟・岐阜・島根・佐賀・栃木・富山・滋賀・鳥取・長崎・宮城で拯友会地区交流会を開催

| コメント(0) | トラックバック(0)

 去る、8月6日、7日、9月3日に福島・新潟・岐阜・島根・佐賀・栃木・富山・滋賀・鳥取・長崎・宮城地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

S11024.JPG  S11025.JPG
           岐阜地区交流会                滋賀地区交流会

【8月6日】
・福島  参加者6名(学部:6名、大学院:0名)実人数:10名
・新潟  参加者86名(学部:83名、大学院:3名)実人数:125名
・岐阜  参加者30名(学部:28名、大学院:2名)実人数:41名
・島根  参加者12名(学部:12名、大学院:0名)実人数:13名
・佐賀  参加者4名(学部:3名、大学院:1名)実人数:4名

【8月7日】
・栃木  参加者11名(学部:10名、大学院:1名)実人数:15名
・富山  参加者82名(学部:81名、大学院:1名)実人数:114名
・滋賀  参加者40名(学部:39、大学院:1名)実人数:60名
・鳥取  参加者7名(学部:7名、大学院:0名)実人数:8名
・長崎  参加者5名(学部:5名、大学院:0名)実人数:6名

【9月3日】
・宮城  参加者7名(学部:7名、大学院:0名)実人数:11名

以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

  [学業について]
●保護者の質問等に応じて本学の教育、特にポートフォリオシステムおよび本学のキャリア教育について説明した。
●課題等が多く、余裕を持って遊ぶ時間もないのでは?→確かに課題は多いが、将来の成長を期待するものである。また現在の改革で内容の精査を進めていると説明した。
●研究室とは、どのようなものですか?→研究室の役割、入る方法、利便性などについて説明した。
● 4年生の保護者から、KITに進学して、大変成長をした。高校時代は学校嫌いであったが、大学ではちゃんと授業にも出て、このたびも就職できた。素晴らしい大学であるにもかかわらず、関西地区でのPRがいまいちで、教育分野で「日本一」をもっと強調すべきとの意見があった。
●教員から1年生の保護者の方へ、留年はさせない様に。がむしゃらに食らいついていく様にした方が、あとあと子供の成長も違ってくる。負担が多いと思いますが、アルバイトより勉学を優先して、アルバイトは長期休暇の時などにとの説明があった。

 [生活について]
●女子学生専門アパートが少ないことの指摘があった。→将来的に女子学生を増やしていくことを考えていく際には検討に値すると説明した。
●大学生協のサービスのひとつであると思われるが、プリペイド的なカードを使って、食堂で食事をした場合に、摂取した栄養分カロリーを一ヶ月単位で集計し知らせてくれるシステムがあった。離れて暮らす親には安心であったとの事。→本学ではほとんど不可能と思われるが学食のサービス向上の一つの方向として考えても面白いと説明した。
●一人暮らしを始める以前より、家庭で手伝いなどさせていたし、朝起きるのも、苦にならない子供でしたから、今も生活面では問題ないと言っているし、特に心配もしていないとの意見があった。
●雪が降った際の通学は?普段は自転車通学していますが。→近ければ長靴を履いて、徒歩での通学をお願いします。遠い場合は、最寄りの公共交通機関を利用ください。いづれにしても、早く起床することが肝心ですと説明した。
●バイクを欲しいと言われているのですが、所有の割合などは?→保護者から、私の息子は、自分でお金の工面をしたり、維持なども本人に任せている。せっかくだし、いろいろな場所を見て来て欲しいと思っているとの意見があった。教員からは、自動車、バイク通学の可否については、学内での講習を受け、学友会の許可証が必要である。また、野々市と八束穂間は、バス運行を充実させており、これを利用してほしいと説明した。
●病気をした際に、友達やアパートの大家さんに大変良くしてもらったとの意見があった。●女性との出会いが少なく、偏った付き合いになるのではと心配。→本学には2割以上が女性の学科もあるが、ほぼゼロの学科もあり、本学以外のサークル等で知り合うこともあると説明した。
●学科に10名ほどしか女子学生がいなく、ここ最近男子学生から猛アピールされて、困っている。アパートでは、女性専用フロアだったり、大家さんのフォローがあったりと比較的安心しているとの意見があった。
●病気になった時の対処方法。→生活面や修学面を含め、友人と連絡を取り合うことが大事。緊急時は修学相談室に連絡してほしいと説明した。   
●友達関係が心配。うまくいっているのだろうか? 友人ができたかどうかわからないので心配。→本学はグループ活動を重視しており、自然と仲間ができてくる。また、1年次には、穴水研修があり、友人を作る場を学校が設定していると説明した。
●1年と4年の息子が二人在学。別々に暮らしているが、兄から自炊とか生活費のやりくりなどアドバイスをもらっている様子。それほど手が掛かっていないとの意見があった。
●三男だったから、ほったらかしていた。(金沢には3回ほどしか行ってない)自炊していたし、車も自分で購入した。就職も内定したし、いろいろたくましく成長したとの意見があった。
●今年入学してから、一度も帰ってこない。夏休みに入ったら戻って来るみたいだが、免許取得のため直ぐまた金沢に行くみたい。運転免許取得が滋賀より、安いようだ。運転免許の取得割合はどれくらい?→自動車、バイク通学の可否については、学内での講習を受け、学友会の許可証が必要と説明した。また、野々市と八束穂間は、バス運行を充実させており、これを利用してほしいと説明した。
●親子の連絡の取り方について→万一連絡が取れない場合は、就学相談室、もしくは、KIT指定寮であれば大家さんに連絡してほしいと説明した。
●親子間の連絡はSkype(スカイプ)が便利。私は使えないが、高校生の弟がスカイプで数学の問題を聞いたりしている。料金が掛からないし、結構良く使っているみたいだとの意見があった。
●金沢の気候について質問があった。→教員から金沢の気候について説明された後、参加学生から金沢は湿気が多く乾燥機があると便利との意見があった。
●学生寮について。→指定寮と一般不動産物件との違い、セキュリテイ面や緊急時連絡手段としての大家さんの存在、などを保護者間で情報交換した。
●親子のコミュニケーションが以前のようには取れないことが心配。→本学は大変に忙しい大学であることを理解していただきたい。帰郷した際などにポートフォリオなどを話題にして学生の思いを聞きとって欲しい。また、遠距離ではあるが、金沢にも出かけてきていただければと思うとの説明があった。

 [就職について]
●地元企業開拓について、9月に人材開発セミナーを開催して地元企業との交流を深めている等を説明した。
●現在の就職環境、本学の就職状況、就職支援内容などを中心に説明した。
●大学院への進学を推奨。現在の工業会の高度化、即戦力の要望のニーズ説明と年間授業料と奨励金について説明した。
●就職活動の開始時期は、関東の文系大学では、50社以上受けるということが当たり前のように報道されているが、これはWebによるエントリー数を指しており、実際に面接にまで進んで受験したわけではない。本学のような理系大学は、そのような数の受験は必要なし。本学に来ている求人を是非大切にしてほしいと説明した。
●3年生後半頃には、将来『なにを自分の仕事分野とするか』をしっかりと定めてほしい。焦ることはなく、実際内定が出るのは、4年生の5月頃がピークとなると説明した。
●SPI試験ついて質問があり、教員からSPI試験について説明した。
●4年間、金沢工大にお世話になりました。就職も5月ごろに内定して、成長を感じているとの意見があった。
●教員から就職について、理工系では、受けて5・6社に受験で、マスコミは、文系の極端な例を上げている。本学では大学にくる求人を活用して欲しい。就活スケジュールとしては、3年次の秋に活動開始。(業界、職種のリサーチを踏まえて。)           1・2月は、企業訪問・説明会の参加。4~6月には、内定となるなどのことを知っているのと知らないのとでは、親の思い・心配が違ってくる。スケジュール等を知っていれば、冷静に対応・アドバイスも出来ると説明した。
●正社員の内定率は6割と聞いている。金沢工大を高く評価していますとの意見があった。
●今は就職活動が親世代と変わったと言うが実感できていない。親として何ができるのか?→4年次の保護者から、親からは特に子供に意見を言うことはなかった。3年次の後学期の1月頃から自ら活動していた。本人は仙台に会社や営業所のある企業を対象としていたが、説明会の直前に震災があり、仙台での就活の目処が立たず、東京の企業に就職することになったとの意見があった。
●現在、就活をしていない。どうも進学を考えているようだ。→企業は学部生よりも専門性や即戦力として、大学院生の方を求めている。学費としては学部よりお安くなるので、大学院進学も考慮していただきたいと説明した。
●就職が良い大学とは聞いているが、仙台に帰ってこられるのか?→教員から資料を提示して、昨年の就職実績では宮城県出身者37名の内7名しか地元就職はできなかった。地元就職しようとすれば、かなり成績が良く、本人・親の努力が必要となるとの説明があった。

 [その他の意見]
●八束穂への移動手段として自家用車が必要か?→必要なし。
●金沢工大は、関西ではまだまだ知名度が低い。正直、息子を入れるまで知らなかった。実際、とても良い大学だと感心した。もっとアピールしてくださいとの意見があった。
●今回の震災で地元大学が緊急避難所として機能することが実証されたが金沢工業大学は停電対策も含め対策を講じているのか?→停電対策は重要なデータが管理されている情報処理サービスセンターでは無停電装置があり最低限のバックアップを保障している。また、必要に応じて無停電装置で瞬電対策を取っている部署や実験室がある。災害時には緊急避難所に指定されていて、水や食料の備蓄も行っているとの説明をした。
●石巻での金沢工業大学の学生による支援活動が地元新聞にも取り上げられ、真摯な支援活動が評価され、保護者としても誇らしく思うとともに、今後とも被災地に対して大学の継続的な支援をお願いしたいとの意見があった。

 

 なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、金沢工業大学ホームページの「特設サイトピックアップ」にある「修学・生活情報」で紹介されている以下の項目をクリックしてください。
 [大学キャンパスノート] …学部学生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[大学院キャンパスノート] …大学院生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[学習支援計画書(シラバス)] …学部の各科目の授業内容について
  ・[カリキュラムガイド] …学部のカリキュラムについて
  ・[大学院学習支援計画書(シラバス)] …大学院の各科目の授業内容について

以上

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kitnetblog.kitnet.jp/mt/mt-tb.cgi/2102

コメントする

このブログ記事について

このページは、kit-generalが2011年9月 5日 15:43に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「7月23日、24日に帯広・能登・静岡・札幌・豊橋・名古屋で拯友会地区交流会を開催」です。

次のブログ記事は「平成24年度 学部入学式」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。