7月23日、24日に帯広・能登・静岡・札幌・豊橋・名古屋で拯友会地区交流会を開催

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 去る、7月23日、24日に帯広・能登・静岡・札幌・豊橋・名古屋地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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          静岡地区交流会               名古屋地区交流会

【7月23日】
・帯広  参加者4名(学部:3名、大学院:1名)実人数:5名
・能登  参加者5名(学部:5名、大学院:0名)実人数:5名
・静岡  参加者62名(学部:61、大学院:1名)実人数:82名

【7月24日】
・札幌  参加者11名(学部:11名、大学院:0名)実人数:15名
・豊橋  参加者19名(学部:17名、大学院:2名)実人数:26名
・名古屋 参加者54名(学部:51名、大学院:3名)実人数:76名

以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

 [学業について]
●大学生活はプロジェクト活動などで楽しそうにやっているが、成績は悪いので心配。→教員から、プロジェクト活動において、失敗をもとに成功につなげるというプロセスが本人の経験として学生の成長になると思うし、時間の使い方を自分で考えるという経験も本人にとっていい経験であると思う。勉強を頑張るために好きなことをやめるという負の選択はされないようにと説明した。また、学生からは、大学生活が楽しいのはいいことだと思う。他学科との交流や、先輩との交流もできるので、プラスになると思う。勉強に関しては、時間を計画的に使うようにすればいいと思うとの意見があった。
●1年生の保護者から、高校時と分野の違う学科に進んでいる。何をやりたいのか、目標をもっているのか不明確なので不安である。→教員から、なんとなく入学したという学生も少なからず毎年います。1年生の時はこんなこともあんなこともできるという大きな視野で、世界観を広く持つよう指導していますと説明があった。また、参加学生から、1年生時点での目標を持っていなくても仕方ないことだと思う。体験をもとに、LCで専門書を読むことで知識を深め、目標が見つけることができたと説明があった。高校の時と考えが変わってもいいと思うし、先生や先輩の意見を聞いて、少しずつ明確にしていけばいいと思うとの意見があった。
●大学院で勉強と研究が両立できない。→学会発表が修了の要件になっている。授業の時間帯以外に夜まで研究している場合もあり、多くの学生が頑張っている。体調管理だけは個々で行ってほしい。本当に両立できない場合は、指導担当の先生と相談してほしいと説明した。
●課題が多いとのことが心配。→課題については、先のことを考えて課題を出していますが、それをこなすことで勉強の習慣をつけることができるという思いもありますし、レポート作成方法を学ぶことで、プロジェクトデザイン3(卒業論文)の発表の準備もうまくできるようになるとの考えもありますと説明した。
●勉強についていけない。→どの分野や科目が苦手かわかれば、担当教員だけでなく、数理教育研究センターなどで個別に対応しているので、是非利用してほしいと説明した。

 [生活について]
●大学生活が楽しいのは良いが、3年生だが帰省したのが1回。アルバイトもしている。就職に関して呑気で、気を引き締めてほしいというのが今の親としての願いである。→教員から、インターンシップに参加してみるのもいいのではないか。この夏休みがチャンスだと思う。帰省しなくて心配かもしれないが楽しい証拠だと思う。学生は、「これ以上バイトしたら成績が悪くなる」というようなボトム(最低)ラインを持っていて、勉強やアルバイト、課外活動などを行っていると思う。時々、「変わりはないか」というような確認をしていただくとありがたいとの説明があった。
●気候(雪が降る・雨が多い)特に冬が心配。→確かに雪・雨は多いですが生活していくことはできます。冬は早くに暗くなるので、心理面では心配な部分もあります。暖房機はエアコン+こたつが必要。後、除湿機があるといいでしょう。長靴をはいて通学して欲しいと説明した。また、参加学生から、静岡出身の友達は、雪が降るとテンションが上がっている。負に捉えるのではなく、楽しむくらいの気持ちでいれば、大丈夫だと思うとの意見があった。
●自動車免許はいつごろ取らせれば良いか。→免許は早い時期に取ったほうが良いが、車は与えない方が良いと説明した。
●1年生の保護者から、子供から連絡がない、生活ができているか心配。→2年生の保護者から1年目は自分の子供もそうだった。連絡がないことで心配する必要はない。4年生の保護者からも一度金沢を訪問してみると生活が分かる等の意見交換があり安心されていた。教員からは、出席確認がリアルタイムで行われているので、授業に来ているかどうかは大学でも把握している旨を説明した。
●食堂について、現在・昼食を取るのに大変に難儀する状況だと聞く、結局、コンビニのおにぎりで済ますなど、心配との意見があった。食からくる健康が基本。食堂のあり方を考えて欲しいなどの意見があった。→この問題は大事な問題と認識しているが少々のお時間をいただき、良い方向で解決したいと説明した。

[進路・就職について]
●北海道内への就職について。→数的には非常に少ないことを説明した。
●就職活動について、この不況や震災の影響で、就職ができるかどうか心配。→教員から、学生を責め立てることなく前向きになるよう応援していただきたい。進路開発センターを活用し、早めに準備するといいなどと説明した。また、学生からは、体験を話し、目標を持って前向きに取り組んでいるとの説明があった。
●4年生で就活中だが、就職支援のことを知らず、自己流で活動していた。→進路アドバイザー、主事、研究室の教員の指導に加えて、進路開発センターでも個別指導が受けられる。本学の支援システムを十分に活用していただくことをお勧めした。
●就活スケジュールはどうなっていますか。→基本的には一年次からキャリアデザイン教育を行っているが、具体的に始めるのは3年の10月頃から、企業研究、自己分析、エントリー面接までの流れと進路セミナーの内容を説明した。特に近年では大学の勉強以外で何をしたかを聞かれる傾向にあるので、夢考房プロジェクトやインターンシップ等、何かしらの経験を1つ作っておくことをお勧めした。
●大学院進学について質問あり。→大学院案内を使用し説明するとともに、交換留学との関連等についても説明した。
●大学院進学について。→教員から、大学院案内や教員の実体験をもとに、大学院へ進学することを進路の1つとして考えてもいいと思う。本学の研究設備の充実・奨励金制度やTA制度・授業料(学部より安い)について説明した。また、参加学生から大学院に進学した理由は、専門知識を身につけ、自信をつけてから社会に出たかった。学部2年生のときにはすでに大学院進学を決めていた。学部と違い、志の高い人が多いので、大学院生同士でお互い高めあうことができたとの意見があった。
●ロボティクス学科から直接つながる大学院の専攻がないと子供から聞きましたが、どうなのでしょうか?→ロボティクス学科は、大学院の機械工学専攻になります。博士前期課程は研究者育成ではなく、研究を深める場と考えていると説明した。
●地域(県別)の就職企業一覧を紹介して欲しいとの意見があった。

[その他の意見]
●保護者から活発な意見交換ではなかったように思われるので、次回はこれまでの事例などを提供したり、テーマを決めて意見交換してはどうだろうか?また、葉書などの事前質問を事例に意見交換する方法もあると思うとの意見があった。
●紹介ビデオでもっと授業風景や学食などに時間をかけて見せて欲しいとの意見があった。
●自分の子供がお世話になっているアドバイザーもしくは所属学科の教員との面談をしたい。それができないなら、直接指導を受けているアドバイザーからのコメントを伝えて欲しいとの意見があった。
●保護者も大学のネットワークを利用できる環境にして欲しいとの意見があった。

 なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、金沢工業大学ホームページの「特設サイトピックアップ」にある「修学・生活情報」で紹介されている以下の項目をクリックしてください。
 [大学キャンパスノート] …学部学生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[大学院キャンパスノート] …大学院生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[学習支援計画書(シラバス)] …学部の各科目の授業内容について
  ・[カリキュラムガイド] …学部のカリキュラムについて
  ・[大学院学習支援計画書(シラバス)] …大学院の各科目の授業内容について

以上

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このページは、kit-generalが2011年8月30日 16:24に書いたブログ記事です。

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