事業報告

中学生に英語でものづくりを教える出前授業を実施

11月24日(木)、外国人教員のドゥーガン・ヒンチー先生とセラ・フォーブス先生、金沢高専4年生15名が、金沢市立高尾台中学校を訪れ、同校生徒約40名を対象に英語でものづくりを教える出前授業を行いました。

出前授業は、金沢高専で上級英語Ⅰを学ぶ学生が、第三者に英語でものづくりを指導する課題に挑み、学習成果を地域貢献にも役立てるものです。学生には、ものづくりの知識に加えて、関連する物理理論を理解すること、さらに、これらを英語で人に教える技能が求められます。



授業は、マシュマロを爪楊枝などでつないでタワーを作る「マシュマロタワー」とゴム動力の車を作る「ラバーバンドカー」の2つのテーマで行い、タワーは高さ、車は速さを競いました。



学生は、3~4名ずつ4グループに分かれて教師役を務め、2つのテーマ別に1組約10名で2組ずつに分かれた中学生たちに、英語でものづくりの内容や手順を説明しました。事前に指導教材を作成して授業に臨んだ学生たちは、プロジェクターを使い、エッフェル塔や東京タワーなどの写真も交えながら、分かりやすく中学生の指導にあたりました。

ものづくりや科学的知識の学習にゲーム感覚を取り入れ、同時に英語も学ぶ授業は、中学生たちに新鮮に受けとめられ、また金沢高専の学生にとっても、実りの多い経験になりました。



一方、上級英語Ⅱを履修する学生10名は、英語教員や工学系の外国人教員の指導を受けながら、白山市にある別川製作所の製品パンフレットの英語版製作に取り組んでいます。

別川製作所は、定期的に本校へマネージャーや翻訳家を派遣して、学生らとミーティングを重ねており、実践的に活用される、より完成度の高いパンフレット作りを目指しています。

 

2011年11月24日 17:58

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