おしらせ

澁谷学術文化スポーツ振興財団より 顕彰・助成金を授与されました

11月20日(火)、澁谷学術文化スポーツ振興財団の平成24年度贈呈式が行われ、石川県内の大学生や高校生などの研究活動、スポーツ選手や文化団体に奨励金や助成金が贈られました。金沢高専からも1グループが顕彰され、2グループが助成金を授与されました。

顕彰されたのは「工学・英語協同学習とFD活動」に関わるグループで、今年8月に「工学教育賞」を受賞し、グローバル人材育成による産業界への貢献が評価されました。助成金は「学生の対話力向上のための教育プログラムの実施」(電気電子工学科・南出章幸教授)、「小水力発電システムの開発」(同・松本裕教授)の2グループに贈られ、実用性の高い技術開発への取り組みに期待が寄せられました。

贈呈式には山田弘文校長が出席し、目録と賞状を受け取りました。

2012年11月20日 15:36

金沢高専が第16回 「工学教育賞」を受賞しました

金沢高専が、第16回(平成23年度)「工学教育賞」を受賞しました。同賞は、工学教育に対する先導的、革新的な試みによって、高等教育機関における工学教育の発展に多大の影響と貢献を与えた業績を表彰するもので、公益社団法人・日本工学教育協会(東京都港区)が実施しています。

今回の受賞は、本校の「5年一貫の工学・英語協同学習とFD活動」―グローバル化に即した実践型技術者養成教育の開発と実施―(以下CLE²)の業績が高く評価され、314件の応募の中から選ばれたものです。

金沢高専では、“ものづくり教育”、“英語教育”、“キャリア教育”を三大特色として掲げた上で、平成21年度からは、文科省の「優れた取組」の選定を受けてCLE²に取り組んでいます。

英語で専門分野について学習する能力や海外エンジニアと協力できる能力・技術の育成を目指すと同時に、日本人と外国人教員の相互の交流を図り、教員の意識改革も進めてきました。

特に、各学科ごとに2名の専門科目担当の外国人教員を配属し、英語の環境下で5年一貫の体験重視型教育を実施したことは、他高専や企業からも、大いに注目を集めています。

表彰式は、8月22日(水)に芝浦工業大学(東京都江東区)で開かれた日本工学教育協会「第60回年次大会」で行われ、山田弘文校長が式に臨みました。

受賞後、山田校長は「産業界からグローバル人材の要求が、ますます高まる中、今後、マサチューセッツ工科大学らが考案した工学教育『CDIO』を本校のカリキュラムに織り込み、CLE²をさらに発展させていく上で、大きな励みとなった」と話しました。

2012年8月28日 14:34

新たに3名の外国人教員が加わりました

金沢高専で英語の授業を担当する外国人教員が、新たに3名加わりました。新学期から教鞭を取るのは、リー・ノルトン先生、ネイサン・ルーリー先生、レ・ニュン先生で、外国人教員は計11名になります。

リー先生(リー・ノルトン)は、アメリカ・カリフォルニア育ち。学生時代をカリフォルニアやハワイで過ごし、アウトドア活動の経験もある行動派で、さわやかな笑顔が印象的です。バイタリティにあふれた人柄で、学生との活発な交流にも意欲を燃やしています。

ネイト先生(ネイサン・ルーリー)は、アメリカ・ニューヨーク州立大で学んだ後、東京で留学生活を送った日本通。また、提携校であるアメリカ・セントマイケルズ大学で、金沢高専生のスチューデントアシスタントを4回も務めるなど、既に本校と多くの接点がありました。日本文化をこよなく愛し、金沢は「最も日本らしい」と、お気に入りです。

ニュン先生(レ・ニュン)は、1年中暖かなベトナム出身。大学で教育学を学び、教えることが大好きで、金沢高専の教壇に立つことを心待ちにしていました。これから日本の四季の美しさを体験し、素晴らしい文化を学ぶことに、強い興味を抱いています。

明るく、親しみやすい3名の先生方によって、英語の授業がさらに魅力を増し、充実していくと期待されます。

カリフォルニア育ちで行動派のリー先生

金沢でホームステイした経験もある日本通のネイト先生

教育学を学び、教えることが大好きなニュン先生

2012年4月20日 13:26

向井守先生、ロバート・ソンガー先生がラジオ番組に出演しました

3月19日(土)に放送されたえふえむ・エヌ・ワンのラジオ番組「キャンパス・アメニティ」に、国際交流主任の向井守先生とグローバル情報工学科のロバート・ソンガー先生が出演しました。

二人は、昨年末に金沢高専も加盟した工学の革新的教育「CDIO」について紹介し、シドニーでの加盟審査の様子などを語りました。

番組はインターネットでも聴くことができます。

えふえむ・エヌ・ワン「キャンパス・アメニティ」のWEBサイトへ

2011年4月 6日 15:25

CDIOの創設者・Edward F.Crawley氏が
Bernard M.Gordon賞を受賞

1月4日、米マサチューセッツ工科大学(MIT)教授で、CDIOの創設者の一人であるEdward F.Crawley氏が、工学教育に革新をもたらしたとして高い評価を受け、アメリカの工学教育において最も権威のあるBernard M.Gordon賞を受賞されました。

Clawley氏は、2000年にCDIOを創設し、CDIOの充実と普及に努めてきました。
先月、オーストラリアで開催されたCDIOのシンポジウムでは、加盟校に立候補した金沢高専を審査員長として強く後押しして下さいました。

副賞として贈られた賞金50万ドルは、CDIOの発展、改善、普及などのために使われるそうです。

金沢高専からもClawey先生に、心から祝福を贈りたいと思います。
Bernard M.Gordon賞受賞、おめでとうございます。

2011年1月14日 13:19

MITが考案した世界的工学教育CDIOに 金沢高専が加盟しました

12月5~9日にオーストラリア・シドニーで開催された"2010 Fall CDIO Collaborators' Meeting"に金沢高専が参加し、CDIOのメンバー校に選ばれました。

現在CDIOには、26カ国50校(MIT、デューク大学、ミシガン大学、パデュー大学、ブリストル大学、リーズ大学、リバプール大学、シドニー大学、オークランド大学、清華大学、DTU、KTHなど49の大学と、金沢高専の協定校であるシンガポールポリテクニク)が加盟しています。 今回審査を受けた3校の内、金沢高専と南洋ポリテクニク(Singapore)の2校がCDIOの新メンバーとして迎えられることとなり、金沢高専は、日本で最初の加盟校となりました。

1990年代後半、知識偏重の工学教育が世界中の大学で行われていました。そのため、企業や社会からは、技術者に必要な技術や態度、自発性、創造性、技能、リーダーシップ、動機づけ、そしてチームワークなどを身につける教育の重要性を求める声が強まっていきました。それに応えてMIT(マサチューセッツ工科大学)とスウェーデンの3つの大学が協力し考案した工学教育がCDIO(シーディーアイオー)です。 CDIOとは、「Conceive(考え出す)、Design(設計する)、Implement(実行する)、Operate(運営する)」 の頭文字をとって名づけられました。次世代のエンジニアを育成する革新的教育のフレームワークとされ、現実のシステムや製品開発における工学の基礎教育を学生に提供するものです。
2000年10月、CDIO Initiativeと呼ばれる工学教育改革を目的とする国際プロジェクトがスタートしました。CDIOの実用的ガイドが作成され、世界各地で半年毎にシンポジウムを開催し、内容の充実が進められたことにより、CDIOはグローバルな工学教育として発展しました。 

現在、金沢高専では、CDIOが求めるプロジェクト型の創造教育並びにリーダーシップやチームワークを育む人間力教育を行っており、今後、カリキュラムにCDIOを織り込むことで、技術者に必要な能力をより統合的かつ体系的に学ぶ教育が可能になります。 また、グローバル化に対応する技術者育成を目指し、専門科目に6名、英会話科目に7名、計13名の外国人教員を採用し工学・英語協同学習も実施しています。 今回、世界の高等教育機関により構成されているCDIOのメンバーとなることで、世界の工学教育を参考にする、或いはベンチマークに用いるといったことが容易になり、工学・英語協同学習をさらに発展すると考えられます。 
さらに、CDIOは、高専教育本来の目的である“体験重視型の専門教育による実践的・創造的技術者の養成”と軌を同じくするものであり、高等専門学校はもとより、実践的工学教育を目指す大学とっても大いに参考になるものと考えられます。

金沢高専は、CDIOのメンバーとして工学教育改革に貢献していきます。

CDIOのウェブサイト

2010年12月13日 11:14

第2回CLE2シンポジウムのお知らせ

11月24日(水)、金沢高専において、第2回CLE2シンポジウムを開催いたします。
詳しくは 「CLE2シンポジウム」の項目をご覧ください。
たくさんのご来場をお待ちしています。 

2010年10月27日 15:48

2年生30名が海外英語研修に出発しました

7月9日(金)朝、金沢高専2年生30名と、向井守教授を始めとした教員4名が、海外英語研修に出発しました。

海外英語研修は、夏休みを利用して約1ヶ月間、提携校であるアメリカ・バーモント州のセント・マイケルズ大学に滞在し、スチューデント・アシスタントと呼ばれる現地の学生と共に英語の授業を受けたり、ショッピングやレジャーを楽しみながら、英語でのコミュニケーション能力を高めるものです。

毎年、半数近くの学生が参加し、国を超えた友情をはぐくみ、異文化コミュニケーションのすばらしさに感動して日本へ帰ってきます。

一行は、8月10日火曜日に帰国予定です。


海外英語研修について詳しくはこちら

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7月1日(木)には、研修に参加する2年生とその保護者に対して、念押しとなる最終の説明会を実施しました。

2010年7月 8日 11:01

ワシントン州立大学合格

ワシントン州立大学合格国際コミュニケーション情報工学科の石坂亮太さんがワシントン州立大学に合格

国際コミュニケーション情報工学科5年生の石坂亮太さんが、アメリカ・ワシントン州立大学の情報工学科に合格しました。
金沢高専で懸命に英語を勉強し、ニュージーランド留学、東南アジアでの海洋活動、海外インターンシップなど、数々の国際経験を積んできた石坂さん。
最近ではTOEICで960点を達成し、その進路は注目の的でした。
そんな石坂さんが選んだワシントン州立大学は、2万人以上もの学生が学び、世界80カ国以上から留学生を受け入れている、ワシントン州を代表する大学です。
同大学への進学を決意してからは、受験に必要なTOEFLの勉強に励んだそうです。
実用的なTOEICと受験英語向けのTOEFLでは、試験の傾向が全く違うそうですが、猛勉強をして短期間に目標点に到達したのはさすがです。
石坂さんは5月に渡米し、金沢高専の提携校でもあるセントマイケルズ大学で英語力にさらに磨きをかけた後、9月にワシントン州立大学に入学予定です。
「将来のことは、アメリカでじっくり考えたいと思っています。金沢高専で学んだ英語と情報工学についてもっと研究を深め、社会に出たらすぐ通用するような知識と技術を身につけたいですね」
石坂さんの将来の活躍が、今から楽しみですね。

 

2010年4月 6日 22:46

ハロウィンパーティー

ハロウィンパーティー先生が仮装して授業に登場

11月2日、ハロウィンにちなんで英語スキルズの授業が行われました。ドリーン先生とセラ先生が仮装して授業に登場し、アメリカのおばけ話を雰囲気たっぷりに学生にはなしてくれました。怖い話の後は、みんなでビンゴゲーム。賞品にはドリーン先生手作りクッキーやアメリカのお菓子があり、学生は楽しい時間を過ごしました。また、学生にとって外国の風習を学ぶ良い機会になりまし

2010年4月 6日 22:34

英語スキルズ

英語スキルズみんな英語を話してみたくなる金沢高専の授業

金沢高専の英語の授業は、日本人の英語教員が教える文法やリーディングを重視した「総合英語」と外国人の英語教員が教える「英語スキルズ」があります。「英語スキルズ」では、普段のクラスを飛び出し、12階建てのライブラリーセンターの教室を使います。教室にはアメリカの教室の様なテーブルとイスが並んでいますので自由に机を動かして授業をすることができます。さらに、授業は少人数制でゲームやクイズ形式で授業が行われるので、楽しみながら自然に英語で会話ができる様になります。

2010年4月 6日 22:25

創造実験

創造実験ものづくりや専門授業にも外国人の専門教員を配置

金沢高専には、5年一貫の体験型ものづくり授業「創造実験」があります。科学的な考え方を学ぶことからはじめ、段階的に技術を身に付け、最終年次5年次にはチームで卒業研究に取り組みます。その「創造実験」や各学科の専門授業、卒業研究にも外国人の専門の先生が配置され、専門分野も英語で学ぶことができます。

 

2010年4月 6日 21:07

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