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事業報告

19社を招き4年生対象の合同企業研究会を開催

12月21日(土)、キャリアデザイン教育として石川県内外の企業19社を金沢高専に招き、合同企業研究会を開きました。進路選択を目前に控えた4年生全員が出席し、人事・採用担当者の説明を聞きました。

研究会は一企業につき一教室を割り当てて個別に行い、1クール40分として3クール実施しました。学生は5~8名のグループごとに3つの企業を訪問し、企業概要や仕事内容のほか、求める人材、採用の流れについて耳を傾けました。通常の企業説明会と異なり、学生は企業の方と近い距離で落ち着いて話ができるため、企業研究の場として貴重な機会となっています。進路指導主事の高橋丈雄教授は「学生は企業で働くということを身近に感じ、将来設計を具体的にイメージできたようだ」と手ごたえを語りました。

参加した企業からは「専門性のある学生に直接説明できてよかった」「自社に興味を持った学生と接触できた」「対話しながら説明ができ、質問も積極的に受けられた」など、好意的な感想が寄せられ、企業・学生ともに多くの収穫を得たようでした。

【参加企業】

CTCテクノロジー株式会社 NECネッツエスアイ・エンジニアリング株式会社 
YKKグループ 
出光興産株式会社愛知製油所
オリエンタルチエン工業株式会社
金沢機工株式会社
株式会社オプティム
株式会社東振精機
株式会社別川製作所
大京株式会社
ダイキン工業株式会社
玉田工業株式会社
テバ製薬株式会社
東亜電機工業株式会社
東芝エレベータ株式会社 
中村留精密工業株式会社 
西日本旅客鉄道株式会社
日本オーチスエレベータ
メタウォータ株式会社 
(50音順)

協賛

石川県産業創出支援機構(ISICO)

2014年1月 7日 11:53

1、2年生が企業見学 技術者としての未来思い描く

11月6日(水)、キャリアデザイン教育の一環として1・2年生の企業見学を実施し、県内の工場や研究所など6カ所を訪問しました。金沢高専では毎年企業見学を実施し、学生の職業意識や学習意欲の向上を図っています。

学生は、各訪問先で担当者から事業内容等の説明を聞き、施設や工場を案内されました。飲料のボトリングシステムなどさまざまな産業機械を製造する澁谷工業株式会社(石川県金沢市)では、「大きな工場で部品も何百種類と大変多いにもかかわらず、工場内は整然とし、非常にまとまっていて効率的な生産活動を行っていた」と事前の調べ学習で想像していたイメージと異なる実態に驚いた様子でした。 また別の企業では、学生の「グローバル時代に活躍する人材には何が必要か」という問いに、「英語力、専門技術力はもちろん必要。加えて、日本人として、自国の歴史、文化を知ることも大切」と返され、工学の専門知識のほかに一般常識も重要であることを認識しました。

見学を通じて、多くの学生が技術者としての将来を身近なものとしてとらえ、ものづくりのおもしろさに感化されたようでした。

【見学先一覧】

電気電子工学科1年 石川県庁舎(一般見学コース) 、同舎(電気施設) 
電気電子工学科2年 NHK 金沢放送局 
機械工学科1年 中村留精密工業(株) 
機械工学科2年 澁谷工業(株)
グローバル情報工学科1年 北陸先端科学技術大学院大学 情報社会基盤研究センター 
グローバル情報工学科2年 参天製薬(株)能登工場

2013年11月12日 12:01

3、4年生の企業見学を実施 

7月12日(火)、キャリアデザイン教育の一環として3、4年生の企業見学を実施し、クラスごとに県内外6カ所の企業・工場などを訪問しました。

機械工学科3年生は、YKKセンターパーク(富山県黒部市)を訪れ、ガイドによる案内のもと、専用バスで広大な工場内を巡り、ファスナーの製造工程やYKK創業者の吉田忠雄の功績を展示した吉田忠雄記念室などを見学。同社の技術の歩みや環境への取り組みについても学び、学生はファスナーが衣料品以外にもスカイツリーの展望台などさまざまなものに使われていることを知って驚いた様子でした。

北陸電力(株)志賀原子力発電を訪れた電気電子工学科3年生は、高温多湿の過酷な環境で作業する職員の姿に、「安全・安心を守るためにがんばっている」と感銘を受けていました。

グローバル情報工学科4年生が訪れた北陸日本電気ソフトウェアでは、今まさに授業で学んでいる内容が仕事に直結する企業ということもあって、案内の社員の方の説明を熱心に聞き入る学生の姿が見られました。コミュニケーション能力の大切さについても強調され、学生はその必要性を改めて実感しました。

学生たちはものづくりの現場や技術開発の最前線を目の当たりにすることで、ふだん授業で学んでいる内容との関連を実感し、技術者としての将来を考える参考としました。

ジェイバスを見学した機械工学科4年生

YKKセンターパークを訪れた機械工学科3年生

【訪問先一覧】
電気電子工学科
3年・・・・・・・・・北陸電力(株)志賀原子力発電所
4年・・・・・・・・・(株)別川製作所,金沢工業大学ものづくり研究所、感動デザイン工学研究所
機械工学科
3年・・・・・・・・・YKKセンターパーク
4年・・・・・・・・・ジェイ・バス(株)小松事業所
グローバル情報工学科
3年・・・・・・・・・航空自衛隊小松基地
4年・・・・・・・・・北陸日本電気ソフトウェア(株),金沢工業大学情報技術研究所、感動デザイン工学研究所 

 

2013年7月17日 10:10

合同企業研究会で4年生が仕事や業界への理解深める

12月15日(土)、県内外の企業13社を金沢高専に招いて合同企業研究会を開催し、就職・進学活動を控えた4年生全員が参加しました。

研究会は1つの企業ごとに1教室を割り当て個別に実施し、学生は6~8名のグループに分かれて30分ずつ3つの企業を訪問しました。学生は採用担当者や金沢高専OBの社員とじっくり話すことができる貴重な機会であることを認識し、会社の特徴や製品、技術、採用試験などについて熱心に話を聞きました。 

初めての企業訪問を終えて学生は「業界全体を視野にした説明もあり、企業の位置を把握しやすかった」「就活手帳や面接でのアドバイスをいただき、参考になった」と感想を述べ、今後の活動に刺激をもらった様子でした。また企業からも「学生の前向きな姿勢が見られた」と好評で、互いに有益な内容であったことをうかがわせました。 

【参加企業】 
CTCテクノロジー株式会社
NECネッツエスアイ・エンジニアリング株式会社
YKKグループ
出光興産株式会社愛知製油所
株式会社オプティム 
関西電力株式会社北陸支店
ダイキン工業株式会社
東芝エレベータ株式会社 
中村留精密工業株式会社
西日本旅客鉄道株式会社
株式会社白山製作所 
メタウォータ株式会社
 
(50音順)

2012年12月19日 09:47

1、2年生が企業を見学 職業観を養う

11月6日(火)、キャリアデザイン教育の一環として1、2年生の企業見学を実施し、クラスごとに県内の官公庁や企業などを訪問しました。

NHK金沢放送局を訪れた電気電子工学科2年生は、ニュース番組のスタジオ、中継車などを見学。実際に取材で使用する、重さ8キロもあるカメラを肩に担いだ学生は、あまりの重さに水平を保つことさえ難しく、カメラを担いだまま2時間撮影することもあると聞いて驚いていました。

グローバル情報工学科2年生が訪れたNECソフトウェア北陸では、案内をしてくれた社員の方から「システムエンジニアには知識や技術も大切だが、顧客の希望を汲み取ったり、社内で意見交換したりするためのコミュニケーション能力も重要」との話を聞き、多くの学生の心に残ったようでした。

企業見学を終えて学生たちの多くは、「実際に企業で働く人の話を聞いて、将来の進路を考えるのに役立った」と感想を述べ、職業観育成を促す有意義な一日となりました。

電気電子工学科1年 石川県庁
電気電子工学科2年 NHK金沢放送局
機械工学科1年 中村留精密工業株式会社
機械工学科2年 澁谷工業株式会社
グローバル情報工学科1年 北陸先端科学技術大学院大学
グローバル情報工学科2年 NECソフトウェア北陸
2012年12月 6日 15:58

3年生にキャリアデザイン講話を実施

11月2日(金)、ヤングハローワーク金沢から学卒ジョブサポーターの高本壮一氏を講師に招いてキャリアデザイン講話を行い、3年生が聴講しました。

高本氏は、最近の雇用状況について求人倍率や学生の就職内定率、失業率などのデータを元に解説し、学生を取り巻く厳しい環境を踏まえた上で、企業が求める人材、自己分析のやり方、仕事を選ぶポイント、自分磨きの重要性などを具体例を挙げながら説明。「何事にもやる気を持って行動し、根気よく最後まであきらめずに取り組むことが大切」と就職活動を始めるに当たっての心構えを説きました。

就職活動をまだ当分先の話と考えていた学生も熱心に話に聞き入り、真剣にメモを取る様子が見られました。

就職活動の始め方をわかりやすく解説する高本氏

2012年11月 7日 16:08

職業観を高め、人間力を育む
「インターンシップ報告会」を開催しました

9月29日(土)、4年生が夏期休暇中に取り組んだ、インターンシップ(就労体験)について発表する報告会を金沢工大7号館で開催しました。

金沢高専は、職業観を高め、人間力を育むキャリアデザイン教育の一環として、創立以来インターンシップを取り入れており、地元石川県をはじめ首都圏や関西圏などの企業の協力も得て、およそ1、2週間の就労体験を実施しています。

学科ごとに設けた会場では、スーツ姿の学生が、企業概要や仕事の内容、感想、成果を約5分間の持ち時間で発表しました。保護者や教職員、就業先の企業の担当者らを前に、多くの学生はやや緊張しながらも、企業の現場に立って初めて知った有意義な体験を次々に語りました。

中には、「苦労しながら課題を終えた時に達成感を味わい、仕事のやりがいを感じた」「時間の制約の中で、どうすれば作業を効率化できるか考えさせられた」「不足していたコミュニケーション能力を今後の学校生活で高めていきたい」などの意見が聞かれ、大きな拍手が贈られていました。

2012年10月 1日 16:11

3、4年生が県内6カ所で企業見学を実施

7月18日(水)、学生の自己実現を支援するキャリアデザイン教育の一環として、3、4年生がクラスごとに県内6カ所・7事業所を訪問し、工場などを見学しました。

このうち北陸電力・七尾大田火力発電所(七尾市大田町)を訪れた電気電子工学科3年生は、はじめに電気全般や火力発電の仕組みについて説明を聞いた後、構内を視察。発電機を回す巨大な蒸気タービンがあるタービン建屋や中央制御室、ボイラー建屋など、主要設備がある建物を中心に、発電の現場をつぶさに見て回りました。

学生は、ものづくりの現場や活動拠点で、最先端の施設や機器を間近に目にすることで、ふだんの授業内容との関連を理解し、関心を深めながら、将来設計の参考としていました。

高松機械工業を訪れた機械工学科4年生


見学先は以下の通りです。

電気電子工学科3年生・・・・・・・・北陸電力㈱七尾大田火力発電所
            同4年生・・・・・・・・・㈱別川製作所
機械工学科3年生・・・・・・・・・・・・航空自衛隊・小松基地
        同4年生・・・・・・・・・・・・高松機械工業㈱
グローバル情報工学科3年生・・・高桑美術印刷㈱川北事業部
                        同4年生・・・㈱富士通ITプロダクツ、㈱PFU

 

詳細記事0723.pdf

 

2012年7月20日 15:29

谷口寛 北菱社長と長野幸浩 長野ポンプ社長を講師に招き、講話を実施

6月29日(金)午前、株式会社北菱の谷口寛社長を講師に招き、機械工学科5年生を対象に合同講義室で企業講話を行いました。

本校OBである谷口氏は、1968年に1期生として機械工学科を卒業し、1992年から建設機械の加工・製造を主力事業とする北菱の社長を務めています。講話では「次世代を担う金沢高専生への期待」と題して、日本の将来と建設機械業界の現状、製造業が求める人材などについて話しました。

谷口氏は、日本の将来について「少子高齢化と超円高のため、メーカーは成長する海外市場へ生産拠点を移転し、国内は産業の空洞化と雇用の減少が続く」と指摘。建設機械業界も国内市場が縮小しており、「小社も今後、主力事業が受注減に見舞われる恐れがある」と経営課題を明らかにしました。

一方、対策としては、日本のメーカーの持ち味である高付加価値、高品質のものづくりを追求することを重視し「新たに原子力や航空機関連などの成長分野に挑戦することで、日本に残って世界に通用する力を育てる」と、今後の方針を示しました。

さらに、金沢高専生への期待を込めて、①英語力をはじめ、コミュニケーション能力を高めること②資格を持ち、知識・技能を磨くこと③ふだんから考える力を養い、問題を発見し解決する能力を高めること④明るく前向きで、精神的にタフであることが望ましい、と製造業が求める能力や人物像を紹介しました。

最後に、アメリカ・ケネディー大統領の就任演説を引き合いに「会社が皆さんに何をしてくれるのかではなく、皆さんが会社のために何ができるのか、を自分に問いかけることで、会社で必要とされる人間になれる」と、就職活動の最中にある後輩にアドバイスを贈りました。

機械工学科5年生を対象に講話する谷口社長

また、同日午後には、産学連携教育の一環として、同じく本校OBである長野ポンプ株式会社の長野幸浩社長を招いて、機械工学科1年生を対象に合同講義室で講演会を開きました。

長野氏は「イメージする力」と題して、「高専生には、目的を達成するために何をどのように作るのか、設計する能力が求められる」と話し、「頭でイメージできないことを形にするのは難しい。すべての形には意味があることを理解し、物をよく見て、なぜこのような形になっているのか考えてみることが大切だ」と、強調しました。

さらに、「夢を実現するには、何かを積み上げてゴールに至るのではなく、先にゴールをイメージしてから、実現するためのプロセスを考えていくことが必要だ」と、発想の転換を促しました。

学生は、企業の最前線に立つ先輩の話に耳を傾けながら、エンジニアに必要な能力や授業に臨む姿勢について、思いを新たにしていました。

「イメージする力」について講演する長野社長

 

2012年6月29日 14:37

5年生を対象にキャリアデザイン講話を実施

2月27日(月)、山田弘文校長が、5年生を対象に「社会に出るに当たって」と題して合同講義室で講話しました。

山田校長は、はじめに「金沢高専で、いろいろと幅広くやったことが、社会に出て役に立った」という卒業生の話を例に、これまで学んだことと経験を踏まえ、自信とプライドを持って社会に踏み出してほしいと呼びかけました。

今年4月、全国で約120万人が社会人となる中で、高専の卒業生の総数は約1万1000人であり、「諸君は、知識と技能を修得した、わずか1%の選ばれた一員」であると指摘。将来の幹部の卵として、自分の役割を自覚するよう促しました。

一方、「新人の好みに合う仕事などない」「仕事とは、命と賃金を引き換えること」「世の中は不自由、不平等が当たり前で、理屈に合わないことばかり」と、現実社会への心構えも説きました。

さらに、人の上に立つための要点、交渉の秘訣、問題に直面した時の対処の仕方などを説明した後、「幸せは自分で招くもの、どうか良い人生を送ってほしい」とはなむけの言葉を贈りました。

また、同日午後には、金沢工大へ進学する5年生らを対象に、同大在学中の卒業生を招いて交流会を開き、スムーズに編入学するための準備事項を伝えました。

卒業生の一人は、「グループで行う実験が始まったら即友人を作り、連絡先をメモしておくこと。 同級生は、既に交友関係が出来上がっているため、うまくグループを組めないとレポート作成に難儀する」と経験から得た注意点をアドバイス。

学生たちは、予定の1時間を超えて、熱心に質疑応答を繰り返し、進学に備えていました。

2012年3月 2日 13:33

3,4年生の企業見学を実施しました

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7月12日(火)、キャリアデザイン教育の一環として、3、4年生がクラスごとに県内の企業や工場などを見学しました。

機械工学科4年生は、大型観光バスや地域の足となる路線バス、コミュニティバスなど、さまざまなバスの車体を製造し、国内シェア7割を持つジェイバス㈱を訪問。構造体の組み立てから、ボディの塗装、エンジンの取り付け等、ほぼすべての製造工程を案内していただきました。1台1台が受注生産のため、機械によるオートメーションの流れ作業ではなく、技術者が手を動かして実際に作業する姿が多く見られました。学生たちにとっては自分の将来像を具体的に思い描くための貴重な機会となったようでした。

見学先は以下の通りです。

電気電子工学科3年生・・・・・・北陸電力㈱志賀原子力発電所・アリス館志賀
電気情報工学科4年生・・・・・・㈱別川製作所、金沢工業大学ものづくり研究所、感動デザイン工学研究所
機械工学科3年生・・・・・・アール・ビー・コントロールズ㈱鶴来工場
機械工学科4年生・・・・・・ ジェイ・バス㈱小松事業所
グローバル情報工学科3年生・・・参天製薬㈱能登工場
国際コミュニケーション情報工学科4年生・・・㈱富士通ITプロダクツ、金沢工業大学情報技術研究所、感動デザイン工学研究所

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詳細記事を追加しました。

0712b.pdf

 

 

 

2011年7月15日 09:59

白山市学校教育研究会キャリア教育部会で講演しました

6月2日(水)、白山市鶴来中学校で行われた白山市学校教育研究会キャリア教育部会に招かれ、山田弘文校長、山岸徹事務局長、小間徹也講師が金沢高専のキャリアデザイン教育について講演しました。

部会には白山市の小中学校教職員ら20名が出席し、金沢高専が推進する「共同と共創によるキャリアデザイン教育」の実践内容に熱心に耳を傾けました。講演終了後の意見交換会では、体験重視の取り組みや学生自身に考えさせる方針など、「小中学校でも取り入れたいアイデアがあり、参考になった」と自校での今後のキャリア教育に手応えをつかんだ様子を見せる参加者も見られました。

 

2011年6月 6日 16:01

SPIテストを1~4学年で実施しました

1月7日(金)、SPI模擬試験を1~4学年で一斉に実施しました。

1~3年生は短大課程用、4年生は大学課程用の模擬テストを受験しました。1~3年生の低学年の受験は、今年度が初めての取り組みとなります。

SPI試験は、多くの企業が採用試験で行う適性検査です。
受験者の多い企業では、足きりのために使われることも多く、SPIで最低限の成績を収めることは就職活動への第一歩と考えられています。

金沢高専では、低学年のうちからSPIに慣れ、第一歩でつまづくことのないよう、キャリアデザインの一環として指導しています。
進路指導主事の秋山教授は「就職活動は厳しくなる一方です。早いうちから就職への意識を育て、試験にも慣れさせておく必要があります。学生にとっていい刺激になってくれれば」と話しました。

 

2011年1月 7日 17:02

合同企業研究会を開催しました

12月24日(金)、県内外の企業14社を招いて合同企業研究会を金沢高専で開催し、就職・進学活動を目前に控えた4年生全員が参加しました。研究会はキャリアデザイン教育の一環として、進路や将来に対する学生の意識高揚を図る狙いで企画されたものです。

学生は6~9名のグループごとに、40分ずつ4つの企業を訪問し、会社の特徴や製品、技術、採用試験などについて話を聞きました。学生は、企業の人事・採用担当者からじっくり話を聞くことができる貴重な機会であることを認識している様子で、熱心に質問する姿が目立ちました。
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【ご参加いただいた企業】 
・アルバック
・小島プレス工業(株)
・澁谷工業(株 )
・ 玉田工業(株) 
・ダイキン工業(株) 
・大和製罐(株)
・東芝エレベータ(株)
・ 西日本旅客鉄道(株)
・ 日本電話施設(株) 
・富士通(株)
・ (株)別川製作所
・ムラテックC.C.S(株)
・森永乳業(株)
・ YKK(株)

2010年12月24日 15:33

就職・進学を前にした4年生を激励


1217.JPG 12月17日(金)、4年生全員に対して、山田弘文校長が就職・進学への心構えを説きました。

厳しい経済情勢を受けて、大学生の就職難が問題となる中、金沢高専は求人数に恵まれ、高い就職内定率を維持しています。

山田校長は、「仕事は現場にこそあるもの。きれいな仕事をしたい、楽して稼ぎたいなどという甘い考えは持たずに、どんな仕事でも目標を持って取り組むという意識を持って就職活動に臨んでほしい」と、檄(げき)を飛ばしました。
大学等に進学する学生も同様に、甘えを捨てて勉学に励むよう求めました。

また、12月26日(日)に石川県産業展示館で行われる「ふるさと就職フェアいしかわ」について案内し、多くの企業を訪れて見聞を深めるよう促しました。





2010年12月21日 11:17

卒業生・玉田善久氏が講演

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11月19日(金)、4年生を対象としたキャリアデザイン講演会を行い、講師として金沢高専卒業生の玉田善久氏を迎えました。

玉田氏は平成7年に機械工学科を卒業し、金沢工大経営工学科へ編入学しました。その後、自動車部品などを製造するタカタへ入社し、ヨーロッパでの海外勤務を経て退社。その後、玉田工業に入社し、現在は取締役営業本部長を務めています。

玉田氏は、剣道に打ち込んだ金沢高専での5年間や、世界で活躍する人材を目指して英語の勉強に励んだこと、アイルランドや東ヨーロッパの国々での生活、仕事について話しました。「当初は英語に自信がなかったが、海外赴任を経験して、英語はただの道具であり、伝わればいいということがわかった。何事も、やってみれば何とかなるもの」という、自らの体験に基づいたメッセージにうなずく学生も多く見られました。

「チャンスがあれば、自ら進んでつかみにいくことが大切」と、玉田氏は金沢高専卒業後の15年間を振り返り、これから就職活動を迎える学生たちに温かいエールを送りました。

 

2010年12月 2日 11:01

10月1日時点で約9割の学生が就職内定

10月1日(金)、多くの企業で来春入社予定の学生を対象とした採用内定式が開かれました。金沢高専の学生も、それぞれの内定企業で式に出席しました。

厳しい経済情勢の中、来春卒業予定の5年生は就職活動で苦戦を強いられてきましたが、10月1日時点で約9割の学生が内定を勝ち取っています。就職を希望するすべての学生が内定を獲得できるよう、金沢高専では全力で学生を支援していく予定です。

また、37名が金沢工大3年次への進学を決めるなど、進学の方も順調に進んでいます。昨年に引き続き、今年も国際コミュニケーション情報工学科の学生1名がアメリカの大学へ進学に向けて準備中です。

2010年10月 5日 13:46

大学等理工系教員&モノづくり企業懇談会に参加しました

9月29日(水)、石川県地場産業振興センターで行われた「大学等理工系教員&モノづくり企業懇談会」に金沢高専の教職員11名が参加しました。

同懇談会は、石川県の中小企業や起業を支援する県産業創出支援機構が県内産業の振興を目指して開催したもので、県内の製造業など22社と、理工系大学、高専などの教員が、技術指導や共同研究、学生の就職などについて話し合いました。

参加した教職員は、金沢高専と関わりの深い企業から初めて顔を合わせる企業まで、さまざまな企業と個別に対談し、企業の取り組みや来年度の採用などについて話を聞きました。これまで知らなかった企業の業務内容も知ることができ、学生の就職をサポートする上で有意義な情報を多く得られた懇談会でした。

2010年10月 1日 13:45

企業見学を実施しました

kigyokengaku02.jpg9月30日(木)~10月1日(金)の2日間にわたり、文部科学省の事業に認定された教育プログラム「共同と共創によるキャリアデザイン教育」の一環として、全学科の1、2、4年生がクラスごとに1~2カ所ずつ、企業や工場などを見学しました。

愛知県豊田市にあるトヨタ自動車元町工場を見学した機械工学科1・2年生は、クラウンやエスティマなど見慣れた乗用車が次々と組み立てられていく工程を案内され、ロボットと人が協力して正確に作業をこなしていく様子を好奇心にあふれた目で見守りました。また、人が作業をしやすく、工程の流れを止めることがないよう徹底的に工夫されたシステムにも興味を示しました。

実際に人が生き生きと働く現場を見ることは、学生にとって将来を思い描くための大きな刺激となったようでした。

【見学先】
石川県庁舎 (電気関係設備)・ いしかわエコハウス
北陸電力敦賀火力発電所
北陸電力志賀原子力発電所・アリス館志賀
トヨタ自動車元町工場・ トヨタ館
YKK黒部工場
金沢工業大学やつかほリサーチキャンパス
株式会社スギノマシン早月工場

2010年10月 1日 13:29

インターンシップ報告会を開催

0917_01.jpg9月18日(土)、 金沢工大7号館でインターンシップ報告会を開催し、金沢高専4年生一人ひとりが夏休みに取り組んだインターンシップの体験談を発表しました。会場には保護者や教職員、就業先となった企業の担当者などが多数訪れ、学生の発表を見守りました。

金沢高専ではキャリアデザイン教育の一環として古くからインターンシップを取り入れ、今年で44年目になります。4年生全員が、県内だけでなく首都圏や関西地方の企業の協力を得て、約2週間勤務し、通常の授業では知ることがない社会の厳しさを目の当たりすることで、学生は一回り成長して帰ってきます。 報告会では、学生が他の学生の就業体験を知ることができるため、大きな刺激にもなっています。「インターンシップを経験してよかった」と感想を述べる学生が大多数を占め、その体験の貴重さを学生たちも深く理解したようでした。0917_02.jpg

2010年9月17日 16:21

1・2年生を対象にOBによる講演会を行いました

P1000516.jpg9月10日(金)、金沢高専合同講義室において、「高専1,2年生への先輩企業人としてのアドバイス」と題して講演会を実施し、1、2年生が出席しました。 講師には、金沢高専を卒業後、金沢工大に進学し、今年春から社会人として富山県・丸栄製作所で働く辻原邦力さんをお招きしました。

辻原さんは、数学の知識やものづくりの技術、英語など、金沢高専で得たものを一つひとつ具体的に挙げ、すべてが社会に出た今も役立っていることを話し、勉学に励むことの大切さを説きました。実体験に基づいた先輩からのアドバイスに、学生たちは真剣に耳を傾け、メモを取っていました。

2010年9月15日 14:14

海外インターンシップに出発

金沢高専国際コミュニケーション情報工学科4年生3名が7月21日(水)にニュージーランドへ、同5年生2名が24日(土)にシンガポールへ、インターンシップのためそれぞれ出発しました。

ニュージーランドでは、ガス暖房器具の躍進的開発で名声を持ち、製造・販売も行っているESCEA社で、ウェブサイト制作やオンライン製品診断ツールの向上にかかわります。シンガポールでは、シンガポール理工学院School of Digital Info-Communication Technologyで講義に参加しながら、学内にある卒業生が設立した音楽会社やデザイン会社を訪問し、見聞を広めます。

海外インターンシップは、『5年一貫の工学・英語協同学習』(CLE2)の一環として取り組み、提携校であるオタゴ・ポリテクニク(ニュージーランド)、シンガポール理工学院(シンガポール)の協力の下で実現しました。今後は、両校の学生を金沢高専で受け入れ、地元企業で研修させることも検討しています。 なお、今月末には壽時廣教授、小間徹也講師がシンガポールを訪れ、学生の就業状況を視察する予定です。

2010年7月28日 16:48

企業・工場見学を実施しました

7月13日(火)、キャリアデザイン教育の一環として、3、4年生全員が県内外の企業を訪問し、工場などを見学しました。

電気情報工学科3年生が訪れたパナソニック電工(株)の彦根工場では、電気シェーバーやドライヤー、マッサージチェアの製造ラインを案内され、ロボットが細かい組み立て作業を正確にこなしていくのを見守りました。学生にとっても身近な製品であったため、企業の方へ熱心に質問する姿が目立ったほか、感嘆のため息を漏らしながらロボットの作業に見入る学生も見られました。

ものづくりの現場を目の当たりにし、そこで働く人々の話を聞くことは、学生たちにとって未来を思い描くための絶好の材料となります。エンジニアとしての夢をはぐくむ、貴重な経験をした1日になりました。

【訪問した企業】
電気情報工学科3年・・・・・・・・・・・・・・・・・・パナソニック電工(株)彦根工場
機械工学科3年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アサヒ飲料(株)北陸工場、YKK黒部工場
国際コミュニケーション情報工学科3年・・・NHK金沢放送局、NTTドコモ北陸支社
電気情報工学科4年・・・・・・・・・・・・・・・・・・(株)別川製作所、・金沢工業大学感動デザイン工学研究所、情報マネジメント研究所
機械工学科4年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダイキン工業(株)滋賀工場
国際コミュニケーション情報工学科4年・・・(株)富士通ITプロダクツ、参天製薬(株)能登工場07.jpg

2010年7月15日 10:29

マナー講習会・インターンシップ事前説明を行いました

6月8日(火)、4年生を対象としたマナー講習会とインターンシップの事前説明が合同講義室で行われました。

4年生は来月、県内外でのインターンシップに臨む予定です。
インターンシップは、金沢高専のキャリアデザイン教育の一環として重要な役割を担っています。
そのため、社会人としてのマナーやインターンシップ前にしておくべきことなどを、学生主事の瀧本教授、進路指導主事の秋山教授が指導しました。

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瀧本教授は、インターンシップに出れば一人の大人として扱われることを自覚し、あいさつをする、時間を守る、敬語を使う、服装を正すなど、社会人として最低限のマナーを日頃から身に付けておくよう学生に教示しました。

続いて秋山教授が、「社会の厳しさに触れ、社会性、公共性を学び、生きる力を身に付けて」とインターンシップの目的を述べ、就業規則や機密を守ること、企業の概要を調べておくことなど、事前の留意点を説明。また、「一人ひとりが金沢高専の代表であることを忘れず、元気に明るく職務を全うしてください」と励まし、金沢高専生としての自覚と責任感を持つよう学生に喚起しました。

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2010年6月 9日 15:56

4年生を対象にキャリアデザイン講話を実施

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5月18日(火)、4年生を対象としたキャリアデザイン講話を実施しました。

講師には、金沢高専の卒業生でもある別川製作所専務の浅香憲一氏をお招きしました。

浅香氏は、1年後に控えた就職活動を成功させるために、今なすべきことをわかりやすく話してくださいました。浅香氏は、「面接で答えることだけを想定すると、必ずボロが出る。4年生の今から常日頃、やりたい仕事について深く考えたり、希望する企業で何をしたいか、どんな貢献ができるかを具体的に考えておいて欲しい。きちんと考えてきた学生は、話す内容が論理的でつじつまが合っている。採用する側には、面接ですぐにわかる」と、早いうちからの自己分析や企業研究の重要性を説きました。

また、採用側の興味を引くエントリーシートの書き方や面接でのアピール方法など、企業の目線から見た事情を聞くことができ、学生にとってたいへん有意義な講話となりました。

2010年5月19日 16:11

穴水湾自然学苑で4年生が修学研修 
就職活動に向けて歩行・あいさつ練習を実施

来年度の就職活動に向けた活動の一環として4年生が、平成21年11月4日(水)から6日(金)にかけて穴水湾自然学苑で、修学研修を実施した。

修学研修

実施内容は、あいさつ練習、SPIの模擬テスト、自衛官による基本動作訓練、就職関連のOB講話や進学したOBからの大学生活に向けてのアドバイスや質疑応答を行った。

コミュニケーションの基本はあいさつであり、まず学生が互いにあいさつができるようになってもらいたいという思いからあいさつ練習を本研修で行った。腹の底から大きな声を出すことにより、しっかり出来るように練習を行った。担当の先生に続いて学生が復唱し、その後、学生の代表が10名程度順にあいさつをしていくのに続いて、全員で復唱する練習を行った。初めは照れ臭そうであったが、最後は元気に大きな声が出ていたようである。

SPIの模擬試験は全体的に悪かったようであるが、初めての経験であり、反復練習が肝心である。学生は自己点検としてこの機会を活用してもらい、今後どんどん練習を重ねてもらいたい。

基本動作訓練では面接などで正しいあいさつ、美しい姿勢で、立ち居振る舞い外見から素晴らしい学生であると表現するために、自衛隊の地方連絡本部の協力を得て、自衛隊で行っている「気をつけ」や「礼」の仕方などを学び、正しい姿勢のあり方を体で学んだ。学生は教官の「やる時はやる、休む時は休む」と言う教え通りメリハリをつけて、楽しく訓練を実施していた。特に普段やらないような歩行の練習では手と足が一緒に出るなど悪戦苦闘ぶりがうかがわれた。

OBの講話では先輩から、4年生の頃にやっておくべきことや、社会人としての義務や権利の話を聞いた。比較的に年の近い先輩ばかりであったため、よく話を聞いていた。また、卒業生が立派に社会人として活躍している姿に接したことやその姿を学生たちに見せたことは、この研修の大きな成果であった。

修学研修

進学希望者に関しても、現在金沢工大に在学中の卒業生から話をしてもらい、質問をして、進学のイメージアップが図れたものと考える。

2泊3日の短い期間であったが、内容盛りだくさんで充実した研修であった、学生も何か一つでも成長して帰ってきたものと確信する。

2009年11月 4日 08:44

3年生対象に就職セミナー「将来を考える」 
ジョブカフェ石川キャリア教育支援コーディネーター 森田氏が講演

特別教育活動時間を使い、3年生を対象に「将来の進路(就職活動)を考える」と題し、就職意識啓発を目的としたセミナーが、平成21年10月23日(金)合同講義室で開催された。

3年生対象就職セミナー

これは近年の就職事情と若者たちに見られる問題点を認識した上で、これからの学生生活でどのような思考を持ち行動すべきかを考えるもので、昨年に引き続き講師にジョブカフェ石川のキャリア教育支援コーディネーターの森田浩氏を迎えた。

講演の概要は以下の通りである。

 ・ジョブカフェ石川の活動内容
・就職状況(平成20年度大学・短大・高専・専修学校卒業者の就職率)
 ・若者に見られる問題点(早期離職とその理由、若者たちへの支援プロセス)
 ・仕事の現場で必要な能力
 ・学校での学習と進路選択のつながり
 ・職業との出会い(求められること、やりたいこと、できることがクロスするのが天職)
 ・将来のことを計画する意味
 ・クランボルツの計画された偶発性

50分という限られた時間であったが、現場の第一線で活躍されている講師の話に学生たちは終始真剣にメモを取りながら拝聴していた。講演は積極的な行動をとることが重要であるとの結びで終了し、学生たちは将来を思い描く気持ちを強く持ったに違いない。これからの学生生活で進みたい方向を定め、日々出会う出来事を前向きに受け止めて積極的に行動し、皆それぞれの天職を見つけてほしい、そう願う大変有意義な講演であった。

2009年10月23日 08:37

1,2,4学年企業見学

京セラ、リコー、パナソニック、本田技研など県内外10社を見学。

工場見学金沢高専は、前学期定期試験が終了し、すがすがしい秋となった10月1日(木)に、キャリアデザイン教育の一環として、1、2、4学年の県内外企業見学を行った。

行き先は、学年・学科ごとに別々の企業を選んだ。今回の企業見学は、平成21年度「大学教育・学生支援推進事業」(テーマB)学生支援推進プログラムの採択を受けて早々に実施したものである。見学した企業・官公庁は、名古屋交通局(愛知)、京セラ滋賀蒲生工場・八日市工場(滋賀)、リコー(福井)、パナソニック(大阪)、本田技研工業(三重)、三協立山アルミ(富山)、北陸コカ・コーラプロダクツ(富山)、航空自衛隊飛行開発実験団(岐阜)、富士通ITプロダクツ(石川)の10カ所である。

大阪・守口のパナソニックと三重・鈴鹿の本田技研工業には、午前7時に自校を出発し午後8時に帰校した。また、愛知・岐阜・滋賀方面の名古屋交通局、京セラ、航空自衛隊は、午前8時に自校を出発し、午後7時に帰校した。これら遠方の大手企業見学は、将来の大きな夢を抱けるよう1、2年生を対象に、保護者の支援をお願いしながら計画した。

学生は、午前7時に高専を出発するために保護者の朝早い送迎を受けて学校に集まったほか、遠方からの電車通学者は、西金沢駅においてバス乗車させる手段で、大阪・三重方面企業見学に向う手配をした。このような、長時間の移動を伴う見学スケジュールであったが、出発する学生の目はいつになく輝いていた。見たことのないものへの好奇心が彼らを輝かせていた。この輝きは、企業での説明や体験見学時には、さらに増していた。大手企業の工場は大きく整然とし、忙しく働く社員の姿は美しく、若い学生の脳裡に新鮮に記憶された。彼らのキャリアデザインにインパクトを与えたと確信できる光景であった。

また、若さに溢れる1、2年生は、夜7、8時の帰校にもかかわらず元気であった。4年生の見学先は、比較的近い北陸地区の企業見学を選んだ。これは、時間的に余裕のある企業見学を行い、すぐそこに迫った就職・進学問題について実感させる意図である。

2008年に起きたリーマンショックは、北陸地区の企業にも大きな打撃を与えた。1年経過したが、見学した企業も少なからず影響を受けていた。そこでの企業見学は、4年生が自身の目で見、肌で感じる就職危機意識の育成に寄与したと思われる。今回の10カ所での企業等見学は、学生のキャリアデザインに良い影響を与えることができた。

2009年10月 1日 08:24

4年生 保護者対象に進路説明会

平成22年度4月から始まる就職戦線がすぐそこまでやって来ている。今年の就職戦線の厳しさを受け止めながら、来年の進路説明会を4学年保護者を対象に、平成21年9月5日(土)に開催した。参加者は、4学年保護者の約8割であった。

進路説明会

進路説明は、例年以上に熱の入った山田弘文校長の全体説明、具体的な進路主事の項目説明及び親身な各学科担任説明の順で実施した。今年の進路説明は、厳しい就職を前提に、保護者と学校が一体になり、いち早く学生自身が意識的に就職活動に向かえるようにと説いた。

年内は、9月上旬の希望進路調査、9月下旬の具体的・広範囲な進路リストアップ調査、10月の筆記就職試験の練習開始、11月の穴水湾自然学苑での社会人を意識した面接基本動作の演錬、12月の個別懇談と準備を進めることになる。新年は、1月に具体的な受験先を意識した履歴書の準備、2月に面接の準備に進むことになる。さらに、3月には、金沢工大への校長推薦進学者に対する第1回推薦確認面接試験を実施することを示した。

今年の進路戦線は、早めの準備とそれに続く企業情報収集・進学情報収集が要求される。厳しい状態にある。

保護者に対する進路説明に引き続き、4年生に対する全体進路説明を9月8日(火)の8限目に合同講義室にて実施した。校長及び進路主事による説明は、保護者に対する進路説明事項を学生に身近に感じるように進めた。

インターンシップで企業現場体験をした学生は、例年と違う厳しさを意識せずにはいられないことを感じていた。

今日の地球規模インターネット網の浸透は情報のみならず、人・物・金の迅速な流れをもたらし、景気の上昇下降のサイクルを不規則にさせている。学生の進路選択も以前より難しくなってきた。しかし、解決の近道はなく、ただ地道に準備することが進路選択の成功の鍵であることは、古今東西同じである。

2009年9月 5日 01:27

4年生 平成21年度のインターンシップ開催

4年次の夏期休暇期間中に4年生は地元企業だけでなく、首都圏や関西圏の企業で2週間程度就業体験することになる。インターンシップ後の報告会では、保護者や企業関係者も参加し、4年生全員が自身の体験を発表する

2009年9月 1日 22:53

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