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5年一貫のキャリアデザイン教育
キャリア形成サイクルとポートフォリオ 1. 自信を育み自己実現へ向かう金沢高専のキャリアデザイン教育

金沢高専では、平成18年度より学生の自己実現を支援するため、キャリアデザインを全学生に導入し、学生が自分自身や社会を見つめ、将来へのプロセスを考える時間を設けています。
キャリアデザインの最初のステップである、自己実現に向けての目標を設定するためには、知識と経験が必要です。金沢高専は、「創造実験・創造設計」を柱とした体験重視型のカリキュラムをはじめ、留学プログラムや自然学苑での合宿研修といった、専門性・国際性・社会性を培うさまざまな体験の場を用意しています。
目標や価値観、体験、思考、獲得した人間力をポートフォリオに文章やデータで継続して蓄積し省察することにより、学生自身が人生を主体的に切り開いていくための意欲と行動力、すなわち、社会で自分を生かしていける能力を5年間の学生生活の中で身につけていきます。

キャリア形成サイクルとポートフォリオ
2. 未来設計図を描き、今何をすべきかを考え、行動する 1年次のテーマ:キャリアデザインを行い、自分の目標を達成する

キャリアデザインは自分の将来を想定し、到達プロセスを具体的に設計することです。キャリアデザイン教育部会が中心となり、「特別活動」の一部を利用し、キャリアデザインの手法に基づき、自己分析、将来目標、在学中・今年度目標の設定、学生自身による達成度評価等を行っています。
キャリアデザインを初めて行う1年生には、テーマに基づいて細分化した質問に答えてゆくというわかりやすい手法をとっています。さらに、「私は何者?」「好きなこと・嫌いなこと」などを短時間で書き上げる作業や心理テストを実施して自己理解を助けています。
2年生以上は、学年ごとに学生が目指す目標を設定し、それに沿った講話やグループ討議、個人ワークなどを実施します。また、教職員だけでなく、ジョブカフェ石川のスタッフや会社経営者、卒業生などを講師とした講演会も行っています。

成長の記録となるポートフォリオ

キャリアデザインにおいて重要なのは、達成のプロセスや成果を一過性のものとせず、蓄積すること=ポートフォリオをを作ることです。学生をそれを確信することで、自分が獲得した能力を認識し、自信を深めていくことができます。

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