事業報告
穴水湾自然学苑で4年生が修学研修
就職活動に向けて歩行・あいさつ練習を実施
来年度の就職活動に向けた活動の一環として4年生が、平成21年11月4日(水)から6日(金)にかけて穴水湾自然学苑で、修学研修を実施した。
実施内容は、あいさつ練習、SPIの模擬テスト、自衛官による基本動作訓練、就職関連のOB講話や進学したOBからの大学生活に向けてのアドバイスや質疑応答を行った。
コミュニケーションの基本はあいさつであり、まず学生が互いにあいさつができるようになってもらいたいという思いからあいさつ練習を本研修で行った。腹の底から大きな声を出すことにより、しっかり出来るように練習を行った。担当の先生に続いて学生が復唱し、その後、学生の代表が10名程度順にあいさつをしていくのに続いて、全員で復唱する練習を行った。初めは照れ臭そうであったが、最後は元気に大きな声が出ていたようである。
SPIの模擬試験は全体的に悪かったようであるが、初めての経験であり、反復練習が肝心である。学生は自己点検としてこの機会を活用してもらい、今後どんどん練習を重ねてもらいたい。
基本動作訓練では面接などで正しいあいさつ、美しい姿勢で、立ち居振る舞い外見から素晴らしい学生であると表現するために、自衛隊の地方連絡本部の協力を得て、自衛隊で行っている「気をつけ」や「礼」の仕方などを学び、正しい姿勢のあり方を体で学んだ。学生は教官の「やる時はやる、休む時は休む」と言う教え通りメリハリをつけて、楽しく訓練を実施していた。特に普段やらないような歩行の練習では手と足が一緒に出るなど悪戦苦闘ぶりがうかがわれた。
OBの講話では先輩から、4年生の頃にやっておくべきことや、社会人としての義務や権利の話を聞いた。比較的に年の近い先輩ばかりであったため、よく話を聞いていた。また、卒業生が立派に社会人として活躍している姿に接したことやその姿を学生たちに見せたことは、この研修の大きな成果であった。
進学希望者に関しても、現在金沢工大に在学中の卒業生から話をしてもらい、質問をして、進学のイメージアップが図れたものと考える。
2泊3日の短い期間であったが、内容盛りだくさんで充実した研修であった、学生も何か一つでも成長して帰ってきたものと確信する。