事業報告
1、2年生が企業見学 技術者としての未来思い描く
11月6日(水)、キャリアデザイン教育の一環として1・2年生の企業見学を実施し、県内の工場や研究所など6カ所を訪問しました。金沢高専では毎年企業見学を実施し、学生の職業意識や学習意欲の向上を図っています。
学生は、各訪問先で担当者から事業内容等の説明を聞き、施設や工場を案内されました。飲料のボトリングシステムなどさまざまな産業機械を製造する澁谷工業株式会社(石川県金沢市)では、「大きな工場で部品も何百種類と大変多いにもかかわらず、工場内は整然とし、非常にまとまっていて効率的な生産活動を行っていた」と事前の調べ学習で想像していたイメージと異なる実態に驚いた様子でした。 また別の企業では、学生の「グローバル時代に活躍する人材には何が必要か」という問いに、「英語力、専門技術力はもちろん必要。加えて、日本人として、自国の歴史、文化を知ることも大切」と返され、工学の専門知識のほかに一般常識も重要であることを認識しました。
見学を通じて、多くの学生が技術者としての将来を身近なものとしてとらえ、ものづくりのおもしろさに感化されたようでした。
【見学先一覧】
電気電子工学科1年 石川県庁舎(一般見学コース) 、同舎(電気施設)
電気電子工学科2年 NHK 金沢放送局
機械工学科1年 中村留精密工業(株)
機械工学科2年 澁谷工業(株)
グローバル情報工学科1年 北陸先端科学技術大学院大学 情報社会基盤研究センター
グローバル情報工学科2年 参天製薬(株)能登工場
2013年11月12日 12:01