事業報告
卒業生・玉田善久氏が講演
11月19日(金)、4年生を対象としたキャリアデザイン講演会を行い、講師として金沢高専卒業生の玉田善久氏を迎えました。
玉田氏は平成7年に機械工学科を卒業し、金沢工大経営工学科へ編入学しました。その後、自動車部品などを製造するタカタへ入社し、ヨーロッパでの海外勤務を経て退社。その後、玉田工業に入社し、現在は取締役営業本部長を務めています。
玉田氏は、剣道に打ち込んだ金沢高専での5年間や、世界で活躍する人材を目指して英語の勉強に励んだこと、アイルランドや東ヨーロッパの国々での生活、仕事について話しました。「当初は英語に自信がなかったが、海外赴任を経験して、英語はただの道具であり、伝わればいいということがわかった。何事も、やってみれば何とかなるもの」という、自らの体験に基づいたメッセージにうなずく学生も多く見られました。
「チャンスがあれば、自ら進んでつかみにいくことが大切」と、玉田氏は金沢高専卒業後の15年間を振り返り、これから就職活動を迎える学生たちに温かいエールを送りました。
2010年12月 2日 11:01