留学生帰国報告会を開催 1年間の留学成果を披露
4月15日(金)、ニュージーランド留学から帰国した金沢高専4年生15名による帰国報告会を合同講義室で開催し、帰国生の家族や今年度留学予定の学生とその保護者、教職員など多数が出席しました。
帰国生たちは学校生活、先生、ホストファミリー、日本とニュージーランドとの文化の違いなどさまざまな視点から報告レポートを制作し、英語でスピーチしました。時折ジョークを交えながら流ちょうに英語を話す様が、彼らの1年間の留学成果を十分に示していました。
また、21年度の留学生で現在国際コミュニケーション情報工学科5年生の山本達也さん、小熊千尋さんがゲストスピーカーとして英語でのスピーチを披露し、美しい発声と発音で貫禄を示しました。
最後に帰国生全員が整列し、保護者やサポートにあたった教職員らに対して深い感謝の意を述べ、これから留学する予定の3年生には温かい励ましの言葉を贈りました。
金沢高専では、3年次の1年間、ニュージーランド国立オタゴ・ポリテクニクに留学し、金沢高専と同校が共同で作り上げたカリキュラムを受講することができます。同校では英会話だけでなく数学、物理などの理数科目の他、情報工学や電子工学、機械工学などの専門科目も学ぶため、取得した単位は金沢高専での単位として認められ、帰国後は4年次に進学しています。
なお、今年度は19名が留学を予定し、25日にニュージーランドへ出発します。
2011年4月27日 11:53