2008年12月9日から11日までの3日間、メキシコのカンクンで開催されたIEEE Control Systems Society(米国電気電子学会、制御・システム部門)主催の国際会議47th IEEE Conference on Decision
and Control(第47回制御理論国際会議)で開かれた授賞式において、ロボティクス学科の河合講師が2008 IEEE Transactions on Control Systems
Technology Outstanding Paper Award(2008年制御システム技術論文賞)を受賞した。この賞は上記の論文誌に掲載された過去2年間(2006-2007)の論文の中で最も優れた論文に与えられるもので、非常に権威ある賞であるとともに、日本人として初めての受賞となる。
受賞論文は、受動性に基づく3次元動的視覚フィードバック制御に関するもので、特にその安定性とL2ゲイン制御性能に関する理論解析とその結果に基づく実験検証をおこなったという、世界の制御理論・制御技術において傑出したものとして評価された。
【受賞論文】
Passivity-based
Dynamic Visual Feedback Control for Three Dimensional Target Tracking: Stability
and L2-gain Performance Analysis, M. Fujita, H. Kawai and M. W. Spong, IEEE
Transactions on Control Systems Technology, Vol.15, No.1, pp. 40-52, 2007.
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