よくある質問

    • K.I.T.ってなんですか?

      金沢工業大学の英語名はKanazawa Institute of Technologyで、その頭文字がKITです。「キット」ではなく「ケーアイティー」と呼びます。本学ではこれをブランドネームとして使っています。金沢工業大学が目標としている大学はアメリカのマサチューセッツ工科大学で略称がMITです。その慣例に習っていると考えることもできます。なお、KITは金沢工業大学により商標登録されています。



    • KITの機械工学科とロボティクス学科の違いを教えてください。どちらを選べばよいですか?

      ロボットはもちろんのこと、現在の付加価値の高いコンピュータ化された機械をびたい方はロボティクス学科が向いています。現在の知的な機械はほとんどマイコンやコンピュータが組み込まれています。ロボティクス学科ではそのような組み込み技術を学ぶことができます。 さらに、制御工学、人工知能、メカトロニクス、プログラミングなどはロボティクス学科でなければ深く学ぶことはできません。ロボティクス学科は機械並びにそのシステムを学ぶ幅の広い学科です。

      加工・切削技術、エネルギー、あるいは船舶や車どの乗り物の設計、素材、エンジンなどを深く強したい方は機械工学科が向 いています。

      また、最近は車なども歩行者の検出や電気自動車などロボット化が進んでいます。米国ではロボットカーの公道試験が始まっています。つまり、これからのモノづくりに必要不可欠となる機械とそのシステム全般を勉強したい方はロボティクス学科が向いているわけです。
    • ロボット産業の市場規模が小さいので、ロボティクス学科を卒業しても良い企業に就職できるか心配です。就職はどうですか?

      ロボティクス学科はコンピュータ化された機械システム全般に関するエンジニアを育てることを目標としています。現在の機械はほとんどマイコンやコンピュー タなどによりシステム化されているので、必然的に就職先も多いです。今後、国際競争を勝ち抜くためには機械の高付加価値化が求められます。時代がロボティ クス学科の卒業生を求めているのです。
       
    • 普通高校出身ですが、工業高校出身者に混じってやっていけるでしょうか?

      はい。もちろんやっていけます。最近KITは全国区の大学になり普通科出身の学生が増加しています。KITロボティクス学科では、基礎から教えるので心配 ありません。ロボット工学の基礎は力学と数学なので、それらをしっかりやってきた普通高校出身の学生は伸びます。普通高校出身者のメリットを生かすために も高校の数学、物理などの科目をしっかり勉強してください。
    • 女性でも入学できますか?

      はい。ロボティクス学科では女子学生が各学年数名程度おり、年々少しずつ増え、2014年度の入学者は7名と過去最多になっています。是非、女性の方もKITロボティクス学科を希望してください。夢考房プロジェクトで活躍している女子学生もいます。ロボットの分野でも女性の力が必要とされています。なお、KITが目標としているMITは、男女比がほぼ同じです。

  • 夢考房プロジェクトは誰でも加入できますか?

    はい。希望者は誰でも加入できます。ロボティクス学科の学生は夢考房プロジェクトの加入率が3割程度です。普通科の学生も多数加入しています。プロジェク トに所属している学生は特別な存在ではなくごく普通の学生です。KITの学生は性格が良く、面倒見の良い学生が多いので安心して加入してください。なお、 プロジェクトの中にはRoboCup世界大会3年連続準優勝、日本大会優勝の実績を持つRoboCupプロジェクトやNHK大学ロボコン2013で東大を破り、ABUロボコン2013ベトナム・ダナンで初優勝したロボットプロジェクトなど非常にレベルの高いプロジェクトがあります。さらに、レスキューロボットを開発しているメカニカルサポートも、第13回レスキューロボットコンテストで大会最高賞の「レスキュー大賞」を受賞しています。また、筋 電義手を開発している福祉機器開発プロジェクトなど活躍する場は十分にあります。このような多くの技術系クラブをシステム的に運営しているのは、世界的にみてもKITだけです。夢考房はNewsweek International Edition (2003-09-15)の記事Learning the Hard Wayで世界を代表する教育システムとして紹介されています。

  • 夢考房プロジェクトに入るつもりはありませんが、KITロボティクス学科に入るメリットはありますか?

    もちろんあります。KITが他大学と比較して優れている点は教育に 関してです。それを裏付ける指標として毎年朝日新聞社が発刊している「大学ランキング2014年版」の学長からの評価で2位の評価を頂いています。これは夢考 房だけではなく、学習支援として工学基礎教育センターでは、数学、物理、科学、基礎英語教育センターでは英語、学習支援デスクでは専門基礎科目、ライティ ングセンターで文章作成能力を個別に指導受けることが可能です。つまり、高校時代の基礎学力に不安がある学生でも、本人にやる気さえあればKITの一年次 で十分挽回できるのです。KITは面倒見の良い大学です。

    さらに、就職率も大変良く全学部で98.8%、大学院では100%を達成しています(2013年度)。そのうえ、就職先もいいんです50.4%が上場企業、大手企業、公務員に就職しています。それを強力にバックアップするために進路開発センターがあり、進路指導に関する講義も充実しています。入学時の偏差値が同じくらいの大学と就職先を比較するといかにKITがお得な大学であるかがわかると思います。

    また、研究にも力を入れています。KITは研究分野でも朝日新聞社の「大学ランキング2014年版」の研究分野の評価において、全国24位と高い評価を得ています。特許公開件数は全国23位となっています。また、KITが私立大で唯一の「COI」中核拠点となり、「革新材料による次世代インフラシステムの構築」が文部科学省の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」に選定されています。

    最後にKITの立地の良さを挙げます。KITの住所は石川県石川郡野々市町と一見田舎に思えるかもしれませんが、野々市町は金沢市に隣接しており、KIT 扇が丘キャパンスの敷地の一部は金沢市にあります。付近にはスーパー、飲食店など多彩な店が集まっている街中キャンパスです。なお、金沢市は歴史と自然環 境に恵まれた美しい都市です。夏は海水浴やキャンプ、冬は温泉、スキーなどを楽しむことができます。首都圏とは一味違った4年間を過ごしてみませんか。
  • 夢考房と勉強は両立できますか?

    はい。その人の能力と加入するプロジェクトにより多少違いはありますが可能です。RoboCupプロジェクトの場合は、今まで指導してきて、学科のトップ を何名も輩出し、成績上位クラスの学生がとても多いです。RoboCupの場合は高度な技術が必要なので、高い能力が要求されます。一方、ロボットプロ ジェクトも非常にすばらしい成果を残していますが、必ずしも成績の良くない学生もいます。留年すると辞めなければならないプロジェクトもあるので、大好き なプロジェクトを続けるためには勉強も一生懸命やらざるを得ません。ちなみに、プロジェクトに加入している学生の成績平均と全学生の成績平均はほぼ同じで す。
  • ヒューマノイドロボットを開発することはできますか?

    はい。夢考房RoboCupプロジェクトに入ると本格的なヒューマノイドの開発に1年次から参加できます。夢考房ロボカッププロジェクトはRoboCupヒューマノイドリーグへ参戦する ため身長60cm以下の小型ヒューマノイドを毎年開発しています。2008年からRoboCup Japan Openに出場しています.また、プロジェクトデザインⅢ(卒業研究に相当)でも出村研、竹井研ではヒューマノイドロボットを使った研究発表がありました。
  • アメリカの大学に留学できますか?

    はい。大学院進学予定の4年次生はローズハルマン工科大学またはロチェスター工科大学、大学院生にはイリノイ大学のアーバナ・シャンペーン校に留学可能です。毎年1,2年程度留学しています。 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kitnetblog.kitnet.jp/mt/mt-tb.cgi/14

コメントする

トピックス

  • 最新の記事へ