学科紹介

 

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金沢工業大学 ロボティクス学科 RoboCup中型ロボット
土居研究室では重量7トンの土木作業用4足歩行ロボットの開発を企業と共同している。70度もの急斜面のある工事現場で歩行を行い、コンクリート面への削孔動作に成功した。 ロボカップ中型リーグ用ロボットの3D CAD図(奥田君が3年次に設計)。1年次に3D CADの使い方を学び夢考房などで実践を重ねると卒業までには上図のようなロボット設計が可能。

金沢工業大学(以降KIT)ロボティクス学科を一口でいうと、「未来の知的な機械を学び創り出す、これからの産業界に必要な人材を育成する」学科です。

20世紀は科学技術が猛烈な勢いで発展した時代ですが、それに伴い、科学技術が細分化した時代でもありました。自分に興味のある非常に狭い分野ではエキスパートであっても、他の分野はわからない研究者や技術者が多いのです。それでは、ロボットに限らず多くの要素技術が統合され、しかもコンピュータ化された未来の知的な機械を作るはできません。
 
そこで、ロボティクス学科では、まず、モノづくりの基本となる機械工学の基礎科目をしっかり勉強し、その上にロボット要素技術となる科目を積み上げていきます。さらに、それらを統合化する能力を養うユニークな演習科目によりこれから産業界で必要とされるエンジニア育成を目指しています。

また、高校での学力に不安の学生のために、学習支援として工学基礎教育センターなどで個別に指導受けることが可能です。さらに、365日24時間オープンな自習室、蔵書数約50万冊を誇る世界最大級の工科系専門図書館、全学生がノートパソコンを保有し活用するIT教育など学びの環境は全国屈指です。修学や学生生活に関しても修学アドバイザが定期的に学生と面談し、懇切丁寧に指導します。KITはとても面倒見のよい大学です。

さらに、KITでは学生のモノづくりを強力に支援する夢考房があり、プロジェクトXの学生版ともいえる夢考房プロジェクトに希望者は誰でも加入できます。ロボティクス学科の学生はプロジェクト加入率も高く、ロボットプロジェクトはNHK大学ロボコン2013、ABUロボコン2013で優勝、RoboCupプロジェクトはRoboCup世界大会で3年連続準優勝、Japan Open2003優勝など学生が世界的に活躍しているのです。

最後に忘れてはいけないのが就職の良さです。2013年度の就職率はロボティクス学科では97%を達成しました。そのうえ就職先も良く5割程度が上場企業、大手企業、公務員に就職し、大学院への進学率は17%です。KITロボティクス学科に対する社会のニーズの高さがわかります。このようなKITロボティクス学科で学んでみませんか。
 

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