出村教授のユニークな著書が韓国語に翻訳決定

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講義で使用するシミュレータ。講義を受講するとこのようなシミュレータを作成できるようになります。矢印をクリックして仮想体験しましょう!(http://demura.netから許可を得て転載)

KITでは池の平セミナーのようなユニークな講義があります。ロボティクス学科では私が担当している講義で物理シミュレータを使い仮想空間上でロボットのプログラミングを学びます。ロボットに限らずこれからの機械は高い付加価値、つまり知能化が要求されるのです。

企業の就職担当者や高校生並びにその父兄の方とお話すると、ロボティクス学科はロボットという狭い分野と思われているようですが、そうではなくこれからの機械、つまり日本が中国や韓国などのアジア諸国や西欧諸国との競争に打ち勝つには制御、人工知能、画像処理、プログラミングが必要です。ロボティクス学科では機械工学の基礎をしっかり学び、それにプラスしてこれからの機械工学に必要なそれらの科目を勉強します。言葉を変えれば未来機械工学科といっても良いでしょう。

話は元に戻りますが、ロボットプログラミングを学ぶために執筆した「ロボットシミュレーション-Open Dynamics Engineによるロボットプログラミング- 森北出版」の韓国語版が、韓国の出版社 HongReung Science Publishing Companyから発刊されることになりました(現在は森北出版と韓国の出版社が翻訳に関する契約を終えた段階で、これから翻訳されるので発刊時期はまだ未定です。実は、英語版、フランス語版などの話もありますが、まだ決まっていませんので何も言えません)。

KITは韓国のソウル産業大学などと提携を結び、私はすっかり韓流ドラマ(今はファン・ジニ)にはまっているのでこの知らせはとてもうれしい限りです。

出村

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