池の平研修のGPSによる軌跡

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              出村研究室集合写真 (池の平温泉スキー場にて)

滑った経路
   活動記録。集合写真は水色の経路のうち一番標高が高い地点 (標高1102m)で撮影。

KITには色々ユニークな授業があります。その一つが池の平研修です。KITは妙高高原池の平にセミナーハウスを持っており、工学設計Ⅲ(卒業研究相当)の研究室単位で自由に利用可能です。

私の研究室では毎年冬に行き、スキーやスノーボードを妙高高原池の平温泉スキー場にて研究室の学生と楽しむことにしています。2009年1月14日から16日まで研修です。

研修の目的は学力というより人間力の向上です。研究室のゼミだけでは学生の持っているパーソナリティを知ることがなかなかできませんが、池の平研修で学生と教員が寝食並びにスキーやスノボーで供に筋肉痛することにより相互理解が深まるのではないでしょうか。

さて、上の地図にある水色の線は今日の活動軌跡です。このデータはハンディGPS受信機で取ったログをGoogle map上にプロットしたものです。この受信機は精度が良いときは誤差3m未満です。私は学生の頃、このスキー場で研修をしたことがあります。上図のように自分の位置の軌跡を高い精度で記録できるなど夢にも思いませんでした。科学技術の進歩は本当に速いですね。

GPSなどの衛星を使った測位システムは今後10年で劇的に変わるものと考えられます.GPSの近代化計画,ロシアのグローナス(Glonass),ヨーロッパのガリレオ,日本の準天頂衛星,更に中国でも同様な計画があります.10年後にまた池の平温泉スキー場で活動軌跡を取ったら,スノーボードのターンの軌跡もわかるようになっているでしょう.



出村

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