KIT夢考房SItiKチームと大阪大学Jeapチームとの試合風景。大型ロボットがSItiKチームのロボット「真」です。2回ぐらい得点チャンスがありましたが決め切れません。今年の世界大会には、両チームを含むベスト4のチームが参加予定です。
夢考房SItiK VS CIT Brainsとの試合風景.
RoboCup Japan Open2008沼津は3日間の期間を終え5月5日に閉幕しました。ヒューマノイドリーグ・キッズサイズはTeam Osakaが優勝,CIT Brainsが準優勝,3位は夢考房SItiKとJeapでした.スケジュールの関係で3位決定戦は行われませんでした。なお,予選でSItiKとJeapの直接対決があり、SiTIKチームも得点のチャンスがありましたが、決定力不足のためスコアレスドローでした.
SItiKチームは参加2年目でベスト4になったので健闘したのではないでしょうか.メンバーはKIT機械工学専攻の院生3名、ロボティクス学科の学部生5名、情報工学科の学部生1名で構成されています。優勝したTeam Osakaはヴイストン、システクアカザワ、ロボ・ガレージ、大阪大学(石黒研究室)、ATR研究所により構成されたチームであり、準優勝のCIT Brainsも千葉工大、ブレインズ、アクセス、はじめ研究所などの合同チームであり学生だけではなくプロも一緒になり本格的に取り組んでいます。
また、SItiKチームの特徴は,ロボットを学生が自作したところにあります.両チームに限らず多くのチームがプロの製作した信頼性の高いロボットを利用しています.Team OsakaとCIT Brainsのロボットは運動性能,信頼性が非常に優れています.このような優秀なロボット達に,学生が手作りしたロボットで参戦することはチャレンジングであり,将来のロボットエンジニア育成に寄与するものだと考えます.ロボットを作らない限り、ロボットを作れるようにはなりません。KITはモノづくり教育に力を入れており、学生の教育のためにRoboCupに挑戦し続けています。
新型ロボット「真(Makoto)」 開発者:KIT機械工学専攻 石田君, スペック:身長約60cm、重量5.3kg Japan Open 2008では最もベビー級でした。
コメントする