8月7日、8日に青森・岩手・山梨・栃木・東京・上越・高岡・大阪・三重・岡山・広島・山口・高知・愛媛で拯友会地区交流会を開催

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 去る、8月7日、8日に青森・岩手・山梨・栃木・東京・上越・高岡・大阪・三重・岡山・広島・山口・高知・愛媛地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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                           東京地区交流会                            大阪地区交流会  

 【8月7日】

  •  青森  参加者 4名(学部:4名)実人数:5名
  •  山梨  参加者 6名(学部:6名)実人数:9名
  •  栃木  参加者12名(学部:12名)実人数:15名
  •  上越  参加者33名(学部:33名)実人数:42名
  •  三重  参加者27名(学部:25名、大学院:2名)実人数:33名
  •  広島  参加者27名(学部:25名、大学院:2名)実人数:36名
  •  山口  参加者 6名(学部:5名、大学院:1名)実人数:9名
  •  高知  参加者 2名(学部:2名)実人数:4名

 【8月8日】

  •  岩手  参加者 4名(学部:4名)実人数:5名
  •  東京  参加者10名(学部:10名)実人数:11名
  •  高岡  参加者36名(学部:35名、大学院:1名)実人数:48名
  •  大阪  参加者36名(学部:35名、大学院:1名)実人数:49名
  •  岡山  参加者34名(学部:31名、大学院:3名)実人数:43名
  •  愛媛  参加者 4名(学部:4名)実人数:7名

 以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

 [学業について]
●子供の帰りが遅く心配との意見があった。→学生からは現在高岡から通っている状況が説明された。また、教員からも本学のカリキュラム上、授業は他大学の学生より、スケジュールが詰まっている。さらに、学生は授業の課題等があり忙しい旨の説明をした。
●課題が多く、勉強についていけるか→ライブラリーセンター(SL学習支援デスクの活動含む)、数理工教育研究センター、教員のオフィスアワー制度、自習室など、ソフト面ハード面双方の取り組みを説明した。
●授業や実験での提出課題などの忙しさはどうか→学科によって多少の違いがあるが、学生の本分であり、勉学に励んでほしいと説明した。保護者からは忙しいと感じることは、好ましい状況かもしれないとの意見があった。学生からは1年次では基礎を中心に、学年が上がると専門的になる。基礎では量は多いが、ひとつひとつは短時間でこなせ、専門はその逆であるとの説明があった。
●ポートフォリオのその後について→学生からは1年次には生活を規則的に過ごすために修学ポートフォリオは良いシステムであることの紹介があったが、2年次以降はあまり活用していないとのこと。教員より、2年時以降はコアガイド、コアゼミなどで年に1回程度は担当教員との面談にあたって達成度ポートフォリオを活用していること、就職の際のエントリーシートの作成などに役だっていることを補足した。
●キャリア教育について→ある目的で入学しその夢をかなえるために勉強し就職する(社会へ出る)と言うように目的を明確に出来るようなキャリア教育を実践しているので「キャリアポートフォリオ」などを利用して在学中に何を学び身に付けていかなければいけないかが判るようにしてある。大学は学生が自ら学ぶところであり、そのサポートとして、「過去、現在、将来」を見定めることが出来るように修学基礎Ⅰ~Ⅳの科目や専門の先生がLCで待機する学習支援デスクなどをうまく利用して欲しい。キャリアデザインの重要性を理解してもらうために、「修学ポートフォリオ」や「達成度自己評価ポートフォリオ」を作成すること。このことにより自己を確認し、自己実現を目指して日々努力する能力を身につける教育が行われている。2年次までに基礎数理の学力をつけるためには数理工教育研究センターを利用して数・理学の補完を行なうなどで努力をしてもらう。また専門の基礎についても同様な支援を個別に行なえる体制をとっている。これらについては修学アドバイザーや専門コア担当教員と学生が本人の修学状況や理解度を確認しながら学習計画を立てて工学設計Ⅲまでの取り組みについて考えられるようにしている。3年次の進路セミナーⅠ、Ⅱ、Ⅲの科目では近い将来の技術者は如何あるべきかを理解するための企業人事担当の就職講演会、卒業生の経験談や工場見学、就職適正検査を行っていると説明した。
●単位未修得(不合格)の場合どうしたか?→学生からは単位を落としていなかったので、友人の場合についての紹介があった。1科目程度なら翌年にいくらでもカバーできると回答した。
●イングリッシュラウンジに行ってみたがなかなか馴染めなかったとの意見があった。→教員から、たまたまその前の週にホノルルの国際会議に出ていた学生を例にとって(デジカメ写真があったので紹介)、今後のグローバル化の中で英語の能力は必要であることを伝えた。また、イングリッシュラウンジは無料で英会話の勉強ができるので、積極的に参加してほしいことを伝えた。
●応用バイオ学科の教員より資格試験は不要と言われ学生のモチベーションが下がってしましたとの意見があった。
●大学院進学について→入試センターの事務担当者が同席していたので、推薦試験の日程や進路が決まった場合の受験放棄などの説明を行った。
●大学院に進学について→大学院に進ませたい保護者が多く、持参した資料(2011 金沢工業大学大学院案内等)を用いて説明した。

  [生活について]
●授業のない日の生活状況→資格のための勉強、クラブ活動、など有意義に過ごしてほしいと伝えた。
●ビデオでの「心のやまい」については、どのくらいの人数か→はっきりした人数のデーターを持ちあわせていないが、5%強は何らかの形で悩んでいる学生がいるのではないかという実感を持っている。長期欠席者の把握や本人とのコンタクト、カウンセラーとの連携など、問題の解決に至るかどうかは別として、きめ細かい対処は行っている。
●学生の健康について→学内の診療所について説明すると共に、学生互助会で年間3万円までの医療費の補助がされる旨の説明をした。
●部屋が整理・整頓されていない。十分に食事をしているか心配である。→学生からは特に男子に、そのような状況があるかもしれないとの意見があった。大学の食堂では、昼食ばかりでなく、朝食や夕食も準備されているとの説明があった。
●入学当初に携帯電話に怪しい誘いの電話があった。その後はなくなったとのこと。→困ったことがあった場合には修学相談室へ連絡してほしいと伝えた。
●一人暮らしで、大丈夫か?→参加された保護者から旅をさせるつもりで、独り立ちすることを期待しているや、大学生活を楽しんでいる様子であるとの意見があった。
●年間に何回ぐらい帰省しているか→学生からは年に数回(休み)は帰っていると回答した。その後、各保護者に年間どのくらいの帰省があるかを順に紹介してもらった。
●金沢への訪問回数、頻度はどれ位か。→参加された保護者から、半年に1回程度。あるいは、GW、夏休みに向こうが帰ってくる。どちらかというと電話中心との意見があった。学生からは電話中心との回答であった。
●アルバイトはどのようにして選んだのか→学生からアルバイトに関する大学の掲示板から選んだこと、大学紹介のアルバイトは時間的にきつくないものなのでよいと回答があった。その他、学内のスタッフについても説明した。教員から、SA、TAの仕組みについて紹介。その他、奨学金等についても説明した。
●課題が多いようだが、アルバイトをする時間はあるか→学生から自分の例として、17:00~21:00までの時間でアルバイトしている。友人同士で情報提供し、自分に合ったものを選んでいると回答した。
●遠方で心配、親子のコミュニケーション、アルバイトについて→地区代表から実例を紹介しながら説明をしていただき、他の保護者の皆さまに安心して頂いた。
●特に学内スタッフのピンポイントアルバイトについての質問があった。→学生から実際の内容について回答した。教員からも入学式、卒業式などの式典にも協力してもらっていることを補足した。
●自動車運転免許の取得時期・期間 について→参加された保護者の方から1年次~2年次の春休み、夏休みが多いとの意見があった。授業期間中は、忙しくて長期間かかるようだ。平日の仮免試験も不可なので、合宿形式での取得となるとの説明があった。学生からは1年次の夏休みに取得したとの回答があった。

●子供はSOFTBANK系の携帯電話を持っているがキャンパス内の繋がりが悪い(大学の責任ではないが・・・)との意見があった。
●プラスチックゴミについて、月2回しか捨てられないから何とかならないか。→大学として出来ることには限りがある旨を伝え、スーパー等の中にはゴミ収集に対応している所もあるので、自分で探していただきたいと勧めた。

 [就職について]
●就職活動について→教員から、就職活動は年々早期化していることを伝え、3年生の保護者には後学期の進路セミナー等を履修することを薦めた。また、就職活動は日ごろの勉強の集積であり、就職活動を始めたからといって何か成果が出るものではない(進路部長のDVDの説明)ことを繰り返し説明した。たまたま学校基本調査の発表が8月7日にあったので、その数字を紹介した(平成21年度の全国内定率は60.8%。本学は95.4%)。
●就職活動開始の時期について→できる限り早い時期、3年生の秋には進路開発センターを訪ねて指導を受けることをアドバイスし、進路開発センターの業務内容について説明した。
●就職活動について→進路部長のビデオ説明に基づき説明を行った。インターネットによるエントリーだけでなく、手書きでの履歴書を必要とする会社も増えてきている旨の説明をした。
●就職について、学校推薦枠はあるか?→就職活動がネット主流となり、(企業側からの話も)減少しつつあるが、推薦枠はある。進路開発センターを積極的に利用してもらいたいと説明した。
●就職バスの話があったが、利用学年やバスの利用時期等は→4年次中心で利用している。バス利用時間帯等については、HPや掲示で知らせている。ただし、一部料金の負担があると説明した。
●就職率について→文科省の大学基本調査に基づく(H22.8.5発)数値は平成22年3月卒業生の就職率は60.8%、非就職者(20%)となっている。また、大学に入学し4年間で卒業した学生の就職者はほぼ50%といわれている。年度半ばで報じられる(マスコミで公表)就職内定率は就職希望者数千名のサンプリング調査による数値であり、それが一人歩きしており正確なものではないことを充分理解して頂きたいと説明した。
●地元志向について→地元地方公務員や企業への就職を目指す場合は、大学の進路担当者は親元(地元)における就職活動の詳細を完全に掌握しているとは言えないので、地元公務員採用の有無や地元業界の動きについて親子ともども研究する必要がある。地方の企業の場合10名の募集に100から200名が応募する状況にあると説明した。
●就職活動について→インターンシップは5月、6月にエントリーの仕方の説明会を行っている。また、大手、上場企業の採用試験は6月ごろに終了するので未内定学生を対象に激励会や個別面談指導行っている。企業への応募はwebであることから募集が終了しているか如何かが分からない状況にあるので本学では5月末に企業に応募を締め切ったか否かの確認を行っている。企業の採用試験が長期化しつつあり、雇用形態がリストラ形態に変わっている。企業の経営がグローバル化されると同時に分野が多様化していることから、保護者各位からのアドバイスも重要であること説明した。
●進路について→カリキュラムの中でもキャリア教育に取り組むこと、進路開発センターの取り組み、人材開発セミナー、進路教員の紹介など、本学の取り組みを説明した。
●就職に関する大学の努力を評価していただいた。その後、離職率について質問があった。→進路開発センターでは調査しているが、明確な数字を把握するに至っていないと回答した。その後、離職について大学でも教育する必要があるのではないかという意見があり、「例えば、6ヶ月、1年、3年というスパンで、やめたいと考える割合が高い。原因として、人間関係、理想と現実のギャップ、隣の芝生が青く見えるなどがあげられる。解決策としては、相談は会社の先輩や上司にすべきであって、大学時代の同級生や友人としても解決できない。」などの回答をして、現在の本学が取り組んでいるキャリア教育を説明し、その中に組み込む必要があるべきものを検討し対処することとした。
●今年度の学部別・学科別の進路状況について→学科別の現状を説明した。最近は、どこの大学でも大学院進学者が増えている。もし、学生が希望した場合には、その点も考慮して相談に乗ってほしいと説明した。
●バイオ・化学部はどのような企業に就職できそうですか→持参した資料(就職に強い)を用いて説明した。

[その他の意見]
●サークル活動は、どのように行っているか→学生から自分のサークルは、平日は活動していない。平日は、授業や課題をこなし、土日に活動していると回答した。
●こぶし会とこの交流会をあわせた形で行うことも検討してはどうかという提案があった。→試験的に行っている地区もあることを説明し、ご提案が実現するようにこぶし会、拯友会の方々と相談したいと回答した。

●保護者から可能であれば、前学期の成績が出た後で、その成績に基づいて懇談してほしいとの意見があった。
●成績の郵送については、9月10日以降に発送となる旨、お知らせした。

  なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、以下の本学Webページをご参照くださいますようお願いいたします。

 [金沢工業大学ホームページ]→[大学案内]→[KITの教育]→

・ 学生の修学や履修申請、時間割などについて…[大学キャンパスノート]、[大学院キャンパスノート]

・ 本学のカリキュラムについて…[カリキュラムガイド]

・ 各科目の授業内容について…[学習支援計画書(シラバス)]

・ 本学の規則について…[大学規則集]

 以上

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このブログ記事について

このページは、kit-generalが2010年9月 4日 14:33に書いたブログ記事です。

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