ワールドエコノムーブ秋田大会

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  本日は、金沢工業大学教職員向けに発行されている会報誌「旦月会」に掲載されたプロジェクト教育センター柳浦正勝技師が書かれた記事を転載いたします。

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夢考房エコラン、追突されて後部大破で27位に

 夢考房エコランプロジェクトEV班は、秋田県大潟村スポーツラインで5月3日(月)、4日(火)に行われた「2010年ワールドエコノムーブ秋田大会」に「Golden Eagle 10EV」で参戦した。
 この大会は、鉛蓄電池部門と燃料電池部門の2部門で行われ、本チームは鉛蓄電池部門でエントリーした。競技規定は大会側から支給されたバッテリ(FT4L-BS)4個を使用し、2時間で何km走行出来るかを競うものである。
 1日目は、6時30分に会場入りし、車両セッティングを行い8時からのコース開放(1周6kmの周回コース)の練習走行に備えた。1時間程度の練習走行を行い、9時に大会側からバッテリが支給され、直ちに充電を開始し、午後1時の競技開始に備えた。また、その間に車検も行われ、無事合格し、順調にスタートをすることが出来た。
 競技では、2時間トラブルも無く走りきり、71,319.35mを走行し、翌日に開催される本戦での14番目のスタート順位を得た。
 2日目は、本戦が行われ、前日同様6時30分会場入り、練習走行、バッテリ充電、競技開始までタイムスケジュールに従い行動し、午前10時30分に出走式を行い、11時の車両スタートで競技が開始された。スタート直後の最初の折り返し地点で、競技車両が混雑し団子状態となった。
 本チームドライバーは、大回りのコース取りをし、走行中に前車が減速したため、追突を避けコースアウトを余儀なくされ停車した。本来、脱出はコース員が車両をバックさせて、コース内に復帰させてもらうところ、スタート直後のため、車両が多く待機中にカーブを曲がり切れない車両に追突される事態が発生した。そのため、車体後部が大破した。約10分遅れでコース復帰しピットに戻り、破損部分を布粘着テープで固定し、再度走行を続け午後1時の競技終了まで完走した。
 結果、Golden Eagle 10EV は69,778.5mを走破し、77台中27位で大会を終えた。


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◆参加メンバー
 走行マネージメント:権谷基 (4EM3)
 車体班:位下 真平(3EM1)
 車体班:高坂 大地(3EM1)
 大会マネージャ:粟倉 泰輔(3BB2)
 電気班:大久保智礼(2EE1)
 ドライバー:岡島 宏太(2EE1)
 シャーシー班:南出 優希(2EM2)
 シャーシー班:北村 建吉(2EM1)

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このページは、kit-generalが2010年8月 5日 11:28に書いたブログ記事です。

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