ロボティクス学科とは?

金沢工業大学 ロボティクス学科 番竜 金沢工業大学 ロボティクス学科 RoboCup中型ロボット
三洋電機とテムザックが開発した留守番ロボット「番竜」。鼻の部分(においセンサー)はロボティクス学科の南戸教授が開発 。この他に小林・ 鈴木研では障害者用の車椅子など福祉機器を開発中。研究レベルが高いこともロボティクス学科の特徴。 ロボカップ中型ロボットリーグ用ロボットの3D CAD図(奥田君が3年次に設計)。1年次に3D CADの使い方を学ぶので,2,3年次には図のようなロボット設計が可能。

K.I.T. 金沢工業大学 ロボティクス学科とは?

KITロボティクス学科は、「未来の知的な機械を学び創り出す、これからの産業界に必要な人材を育成する」学科です。

20世紀は科学技術が猛烈な勢いで発展した時代ですが、それに伴い、科学技術が細分化した時代でもありました。自分に興味のある非常に狭い分野ではエキスパートであっても、他の分野は興味がなかったり、まったくわからない研究者や技術者が多いのです。

それでは、ロボットに限らず多くの要素技術が統合され、しかもコンピュータ化されたインテリジェントな未来の機械を作るはできません。「木を見て森を見ず」ではだめなのです。

そこで、ロボティクス学科では、まず、モノづくりの基本となる設計、製図、CAD、機械工作などの機械工学の基礎科目をしっかり勉強し、その上にメカトロニクス、コンピュータ工学、制御工学、人工知能などロボットの要素技術となる科目を積み上げていきます。さらに、それらを統合化する能力を養うプロジェクトデザイン、ロボット工学演習、専門実験・演習などのユニークな科目を設置して21世紀に必要とされるエンジニア育成を目指しています。

また、金沢工業大学は学習支援体制が充実しています。希望する学生は、工学基礎教育センターで数学、物理、科学を、基礎英語教育センターで英語を、学習支援デスクで専門基礎科目を、ライティングセンターで文章作成能力を、個別に指導受けることが可能です。さらに、365日24時間オープンな自習室、蔵書数約50万冊を誇る世界最大級の工科系専門図書館、全学生がノートパソコンを保有し活用するIT教育など学びの環境は全国屈指です。

さらに、金沢工業大学には学生のモノづくりを強力に支援する夢考房があります。夢考房には「ロボットプロジェクト」「RoboCupプロジェクト」などの「夢考房プロジェクト」があり、希望学生は学科を問わず参加できますが、特にロボティクス学科の学生の参加が多くなっています。「ロボットプロジェクト」はNHK大学ロボコン2007で優勝、ABUロボコン2002でABUロボコン大賞受賞、「RoboCupプロジェクト」はRoboCup世界大会で3年連続準優勝、Japan Open2003優勝などの実績があります。これらは学生が主体的に取り組んだ結果であり、世界的に活躍しているといえるでしょう。

最後に忘れてはいけないのが就職の良さです。2013年度の就職率は全学科で98.8%、ロボティクス学科は97%を達成しています。さらに、就職先は、5割程度が上場企業、大手企業、公務員となっており、大学院の進学率は17%です。

このような金沢工業大学ロボティクス学科で、あなたも学んでみませんか。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kitnetblog.kitnet.jp/mt/mt-tb.cgi/8

コメントする

トピックス

  • 最新の記事へ