6月26日、27日に秋田・宮城・茨城・埼玉・群馬・松本・長野・宮崎・大分・沖縄で拯友会地区交流会を開催

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 今回お伝えしますのは、去る、6月26日、27日に秋田・宮城・茨城・埼玉・群馬・松本・長野・宮崎・大分・沖縄地区での拯友会地区交流会の模様です。

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          長野地区交流会場の風景

【6月26日】

  •      秋田  参加者19名(学部:19名)実人数:26名
  •      茨城  参加者 7名(学部:7名)実人数:7名
  •      埼玉  参加者 4名(学部:4名)実人数:6名
  •      松本  参加者43名(学部:41名、大学院:2名)実人数:66名
  •      宮崎  参加者10名(学部:8名、大学院:2名)実人数:15名
  •      沖縄  参加者 5名(学部:5名)実人数:5名

【6月27日】

  •      宮城  参加者15名(学部:14名、大学院:1名)実人数:21名
  •      群馬  参加者25名(学部:23名、大学院:2名)実人数:33名
  •      長野  参加者48名(学部:47名、大学院:1名)実人数:67名
  •      大分  参加者 3名(学部:3名)実人数:4名

 

 以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

[学業について]
●面倒見が良い大学とはどういう意味か?→大学側から「ああしろ、こうしろ」と指示する意味の面倒見ではありません。自分から何かをしたいと思って動く学生には、手を差し伸べるし、実現するための環境を用意している。
●親から子供に連絡しても応えてくれない。そっけない。いつも勉強と言って忙しくしている。→本学は、課題やレポート、小テストなどが多く、日常の学習成果で評価を行っている。
●保護者⇔学生間での連絡について:連絡を取りにくくなってきている点、連絡が取れてもあまりにそっけなく電話を切られるとの意見があげられた。→友人ができ、少しずつ生活リズムができているため、どんどん連絡が取りにくくなっていくのは、どの家庭にもあり、上級学生の保護者からアドバイスが行われた。また、本学のカリキュラム上、学生は、授業の課題などで他大学の学生より、スケジュールが詰まっている旨もあわせて説明があった。
●「夜遅くまで外で勉強をしている」という他の保護者の話に対して、どこで勉強しているのか?→友達のアパートということもあるが、大学の自習室などが多い。夢考房やLCも考えられる。4年生以上なら工学設計Ⅲで忙しい時期は研究室に寝泊りする学生もいる。
●勉強ばかりしているようだが、そのような教育でよいのか。→本学は1単位に必要な学習時間(15時間の授業と30時間の予習復習)を確保しようとしている大学です。さらに、知識を取り込むだけの教育はしていません。総合力ラーニングといって学力だけでなく人間力を高めるための授業に取組んでいる。グループ学習や実験・演習活動が多いのもそのためである。プロジェクトデザイン教育はそのための教育である。
●ポートフォリオの作成やレポート提出が多いようだが、学生を遊ばせない工夫として保護者としては評価しているとの意見があった。
●友達ができているか心配。→「修学基礎Ⅰ」でのバーベキューや「人間と自然Ⅰ」でのグループ活動など、本学ではグループ学習が多く、その中で友達つくり(人間関係構築)を図るような機会を設けている。その他、夢考房やクラブなどの課外活動もある。
●勉強についていけているか心配。→数理については授業を通じて教員から指導があり、数理工教育研究センターでの学習を促す。また、英語については基礎英語教育センターがあり、専門基礎では学習支援デスクがライブラリーセンター内に設けられ、学生に対し学習支援を行っている。是非利用していただきたい。さらに、1年次の修学基礎では修学ポートフォリオを利用し、修学アドバイザーが毎週レポートを確認して、自らの学習習慣を身に付けてもらうためのきめ細かな指導を行っている。
●工業高校出身のため、数理工統合科目の範囲についていけない。とりあえず、周りの先輩に聞いている。→数理工教育研究センターを利用するよう説明した。
●1~2年前に、沖縄新聞に金沢工業大学の記事が掲載され、数理工教育研究センターなどの丁寧な指導が評価されていて安心したとの意見があった。
●数理工基礎教育課程の一部の教員についての授業内容に関する学生からの不満が、保護者より報告された。→授業アンケートおよび事実確認を行い、今後の教育サービス向上に努める旨、説明した。
●大学院進学について、決める時期、奨励金など教えてほしい。→3年次にはある程度の意思決定をしてほしい。奨励金はGraduateなどをもとに説明。

[資格取得について]
●資格取得について。→本学内に自己開発センターがあり、授業時間後に様々な資格講習会を開催している。さらに、資格試験のための手続き等の支援を行っている。
●資格取得の講習会は有料か無料か?→有料も無料もある。授業とは関係ないものが多い。また、資格保有自体が就職に有利に働くことは少ないが、資格取得のために勉強したことを評価されることは考えられる。
●所属する学科で取れる資格について→「ライセンス」をもとに説明。講習会があるなど。
●自動車の免許について何時ごろ取得したか。保護者の間では様々。→1~2年生の間に取得しているとのこと。

[生活について]
●雪対策について教えてほしい。長靴など必要か。(1年生の保護者) →あれば安心である。公共交通機関の遅延は公欠がでるが、徒歩、自転車等では公欠は出せないので、今から心構えをしてほしい。
●下宿生活・朝寝坊対策について。→自立する上で、非常に大事なことであるが、友達ができることによって、これらの心配はかなり解消される。
●部活について。→本学ではクラブと同好会に別れ、学友会の統括の中で活動している。クラブには本学教員による顧問、本学職員による監督、さらに、顧問や監督が実際の指導が困難な場合、学外の専門家にコーチとして実際の指導をお願いしている。
●診療所について:内科のみしか利用できないのかとの質問があった。→内科のみでなく、怪我の応急処置を行い、必要であれば病院を紹介することも可能なので、利用してもらいたい旨案内がされた。また、学生互助会で年間3万円までの医療費の補助がされるので、学外の病院の領収書(病気・怪我)を修学相談室に提出し、手続きを行うことも合わせて案内された。
●勧誘について。→確かにいろいろ勧誘はある。例えば、NHKの受信料徴収、新聞の勧誘が一般的である。本学としては危惧すべき勧誘に注意するようオリエンテーション等で学生には連絡している。
●学内でのアルバイトは、保護者としても安心だし、いい制度だと思うとの意見があった。
●夏休みの過ごし方について。(なかなか帰郷しない。帰郷してもダラダラしている。)→本学では数理工教育研究センターや基礎英語教育センターなどで独自の夏期集中講座を実施している。また、自己開発センターでの資格講座、さらに特別開講講座などが夏期休暇期間に実施されている。各種プロジェクトや部活なども活発に活動している。その他に、アルバイトに勤しむ学生もいる。
●沖縄⇔金沢では、何かあってもすぐには行けないので心配。→(別の保護者が回答)大家さんとの連携もあるので、大学(修学相談室)に相談することを勧める。
●金沢での生活について:冬の寒さ、湿気対策、健康管理の大切さ、夏休みの過ごし方をどう有意義にするかについて説明を行った。

[就職について]
●就職活動について。→進路部長の話しを再度確認するとともに、マイナビ・リクナビでの情報収集だけでなく、本学への求人情報をもとに就職活動をするようお願いした。特に学生諸君が何をしたいのか、何ができるのか自身の確認を事前に準備するようお願いした。
●就職支援バスの運行について。→現状のバスの運行状況を説明するとともに、高速のサービスエリアでの身支度について、企業訪問に時間を惜しんで駆けつける学生達の状況を説明した。
●就職活動について:進路部長のビデオの説明を基に説明を行った。インターネットによるエントリーだけでなく、手書きでの履歴書を必要とする会社も増えてきている旨、説明を行った。
●就職活動の時期は、3年次からか。→3年次後期は、方向性を定める時期としてほしい。内定取りの時期ではない。3年次3月に進級決定後に活動を開始すれば十分である。3年次は、活動準備期間である。
●就職活動に、進路開発センターの利用を勧めているが、それでいいか。→リクナビ等のネット活動が普及しているが、進路開発センターを利用してほしい。学校推薦枠などチャンスが多い。
●就職ガイダンスへの参加による欠席の扱いについて →企業から指定がある場合(面接など)については公認欠席となるが、就職ガイダンスの参加は公認欠席にはならないため、本人が担当の先生と相談し、欠席した授業のフォローを受ける必要がある。また、就職活動については進路ガイドなどの授業で説明がある。
●就職について:Uターンはチャンスを逃しやすいため、広い視野で就職活動をしてもらいたいとの説明があった。また、企業出身の教員が本学には多いため、就職先を斡旋してもらいやすい点があるとの説明があった。

[八束穂リサーチキャンパスについて]
●八束穂への移動について、車は必要か?→積極的に車の利用は勧めておらず、基本的にはシャトルバスを使うよう指導している(事故のリスクもある)。
●八束穂との移動の関係で、結果的に学生に車を買わせることになってしまっていないか?バスの増便を含め、バスを利用させる方法を検討して欲しい。自動車を与えることに危惧を感じる。→以前から出ている問題であり、要望があったことを報告しておく。一方、調査では19:00過ぎの便には4~5人程度しか乗車していないという実態がある。遅い時間まで実験を続けている場合は、開始時間を早めることも必要。なお、4年生などは安全講習を受けて、認められれば車で通学する学生もいる。

[夢考房について]
●夢考房の活動について:夢考房プロジェクトと授業の違いについての質問があった。→夢考房プロジェクトは、学生が自ら企画し、年間計画を立て、目標を持って活動している。授業とは異なる課外活動であり、授業とは異なるものであるが、技術、経験、チームワーク、忍耐力、協調性等の人間力を培うにはとてもよい活動である。課外活動であるため、授業を優先した指導を行っている旨、説明を行った
●ロボットコンテストとはNHK主催のロボコンのことか?→はい。今回は優勝して世界大会への出場が決まっている。

[その他の意見]
●学生生活紹介ビデオ、ポートフォリオなどが非常に良いと思うとの意見があった。
●学生によるプレゼンテーションが良かったとの意見があった。
●拯友会の開催時期は、前学期成績確定後の時期にしてほしいとの意見があった。
●拯友会の開催時期について、1年生の保護者からこの時期でも問題はなく、早めに大学生活を順調にスタートさせているか知ることができるので、かえって良いのではという意見があった。
●大学のホームページに掲載されている情報が古いことがある(研究室情報など)。興味があって閲覧している外部の人(保護者、受験生など)にマイナスイメージを与えてしまう。学生プロジェクトなどを活用して随時更新されるような体制づくりを望みます。→関係部署に伝え、改善できるよう検討する。
●指定パソコン以外は保険が利かないのが不満である。保険部分のみ別途申請可能にするなど、個人で買ったものについてもサポートしてほしい。→指定パソコン以外でも修理期間中のパソコン貸与サポートを行っている。詳しくは学内のパソコンセンター窓口でお尋ねいただきたい。
●オナーズプログラムを入学前の試験だけでなく、中途受付も検討してもらえると学生のやる気に繋がると思うので検討してほしい。→2年次継続審査時点での欠員募集を検討している。
●修学相談室(奨学金)の対応について:奨学金の問い合わせを窓口で行ったところ、威圧的だったと学生が不満に思っている旨の意見が、保護者(母)よりあがった。→いただいたご意見を真摯に受け止め、今後のサービス向上に努める旨、説明があった。
●キャンパスカレンダーについて :1月からのカレンダーなのに発送されてくるのが1月末である。もっと早くほしい。また、大学なので、年度カレンダーとし、4月から翌年の3月までにしていただくとなおよい。見にくい。→関係部署と検討する。
●こぶし会地区総会について:参加者より、前日に行われたこぶし会に参加された感想が述べられた。金沢から遠く離れているが、宮崎の同窓生の方々とお話しする機会があり、アドバイスを受けることで、大変心強く感じられたとの感想が述べられた。また、こぶし会は卒業生のみでなく、在学生、在学生の保護者も参加できるとのことなので、交流会参加者の出席を勧めたいとの意見もあった。

 なお、保護者の方から学生の修学活動を知る上での学務運用に係る資料を見たいとの意見がありました。そこで、以下の本学Webページをご参照くださいますようお願いいたします。

 [金沢工業大学ホームページ]→[大学案内]→[KITの教育]→

  •  学生の修学や履修申請、時間割などについて…[大学キャンパスノート]、[大学院キャンパスノート]
  •  本学のカリキュラムについて…[カリキュラムガイド]
  •  各科目の授業内容について…[学習支援計画書(シラバス)]
  •  本学の規則について…[大学規則集]

 以上

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このブログ記事について

このページは、kit-generalが2010年7月 9日 15:44に書いたブログ記事です。

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