本日は、金沢工業大学教職員向けに発行されている会報誌「旦月会」に掲載された外崎明進路部長が書かれた記事で「平成22年 進路活動方針」を全9回にわたって転載いたします。今回は第1回で本学の「就職活動の基本理念」です。
1.就職活動の基本理念
本学における学生への就職斡旋は、職業安定法に基づいて作成された本学の「就職斡旋規定」(平成13年7月1日改定)に則り、今まで培われてきた本学独自の行動規範ともいうべき基本理念のもとに運営され、成果を挙げてきた。
就職活動の基本理念は、
① 学生の進路教育・指導及び就職斡旋は、本学の重要な施策の一つであり、就職実績の向上は本学の発展に不可欠の源泉である。
② 就職活動(就職教育、就職指導、就職斡旋、企業開拓など学生の就職活動を支援するあらゆる施策)は、本学教職員の重要な職務の一つであり、教育活動の一環である。
③ 就職斡旋活動は、学系内の協力を基盤として、それぞれの学系または、学科対応の進路主事(総括)ならびに各進路アドバイザーからなる進路指導体制の活性化を図ることにより、進めることが肝要である。
④ 就職内容の向上は、時宜を得た進路教育の実践と充実により、学生の適性と能力の啓発・向上を図ると共に、適切な進路指導体制(思いやりと厳しさ)を持って、“より良い企業へより多く”の趣旨を実現することにある。
この基本理念は、平成8年度の就職戦略委員会でも改めて承認され、②の骨子は、平成20年度の「教員の職務」にも導入されている。
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