2012年12月の記事
合同企業研究会で4年生が仕事や業界への理解深める
12月15日(土)、県内外の企業13社を金沢高専に招いて合同企業研究会を開催し、就職・進学活動を控えた4年生全員が参加しました。
研究会は1つの企業ごとに1教室を割り当て個別に実施し、学生は6~8名のグループに分かれて30分ずつ3つの企業を訪問しました。学生は採用担当者や金沢高専OBの社員とじっくり話すことができる貴重な機会であることを認識し、会社の特徴や製品、技術、採用試験などについて熱心に話を聞きました。
初めての企業訪問を終えて学生は「業界全体を視野にした説明もあり、企業の位置を把握しやすかった」「就活手帳や面接でのアドバイスをいただき、参考になった」と感想を述べ、今後の活動に刺激をもらった様子でした。また企業からも「学生の前向きな姿勢が見られた」と好評で、互いに有益な内容であったことをうかがわせました。
【参加企業】
CTCテクノロジー株式会社
NECネッツエスアイ・エンジニアリング株式会社
YKKグループ
出光興産株式会社愛知製油所
株式会社オプティム
関西電力株式会社北陸支店
ダイキン工業株式会社
東芝エレベータ株式会社
中村留精密工業株式会社
西日本旅客鉄道株式会社
株式会社白山製作所
メタウォータ株式会社
(50音順)
1、2年生が企業を見学 職業観を養う
11月6日(火)、キャリアデザイン教育の一環として1、2年生の企業見学を実施し、クラスごとに県内の官公庁や企業などを訪問しました。
NHK金沢放送局を訪れた電気電子工学科2年生は、ニュース番組のスタジオ、中継車などを見学。実際に取材で使用する、重さ8キロもあるカメラを肩に担いだ学生は、あまりの重さに水平を保つことさえ難しく、カメラを担いだまま2時間撮影することもあると聞いて驚いていました。
グローバル情報工学科2年生が訪れたNECソフトウェア北陸では、案内をしてくれた社員の方から「システムエンジニアには知識や技術も大切だが、顧客の希望を汲み取ったり、社内で意見交換したりするためのコミュニケーション能力も重要」との話を聞き、多くの学生の心に残ったようでした。
企業見学を終えて学生たちの多くは、「実際に企業で働く人の話を聞いて、将来の進路を考えるのに役立った」と感想を述べ、職業観育成を促す有意義な一日となりました。
電気電子工学科1年 | 石川県庁 |
電気電子工学科2年 | NHK金沢放送局 |
機械工学科1年 | 中村留精密工業株式会社 |
機械工学科2年 | 澁谷工業株式会社 |
グローバル情報工学科1年 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
グローバル情報工学科2年 | NECソフトウェア北陸 |