2010年7月の記事
海外インターンシップに出発
金沢高専国際コミュニケーション情報工学科4年生3名が7月21日(水)にニュージーランドへ、同5年生2名が24日(土)にシンガポールへ、インターンシップのためそれぞれ出発しました。
ニュージーランドでは、ガス暖房器具の躍進的開発で名声を持ち、製造・販売も行っているESCEA社で、ウェブサイト制作やオンライン製品診断ツールの向上にかかわります。シンガポールでは、シンガポール理工学院School of Digital Info-Communication Technologyで講義に参加しながら、学内にある卒業生が設立した音楽会社やデザイン会社を訪問し、見聞を広めます。
海外インターンシップは、『5年一貫の工学・英語協同学習』(CLE2)の一環として取り組み、提携校であるオタゴ・ポリテクニク(ニュージーランド)、シンガポール理工学院(シンガポール)の協力の下で実現しました。今後は、両校の学生を金沢高専で受け入れ、地元企業で研修させることも検討しています。 なお、今月末には壽時廣教授、小間徹也講師がシンガポールを訪れ、学生の就業状況を視察する予定です。
企業・工場見学を実施しました
7月13日(火)、キャリアデザイン教育の一環として、3、4年生全員が県内外の企業を訪問し、工場などを見学しました。
電気情報工学科3年生が訪れたパナソニック電工(株)の彦根工場では、電気シェーバーやドライヤー、マッサージチェアの製造ラインを案内され、ロボットが細かい組み立て作業を正確にこなしていくのを見守りました。学生にとっても身近な製品であったため、企業の方へ熱心に質問する姿が目立ったほか、感嘆のため息を漏らしながらロボットの作業に見入る学生も見られました。
ものづくりの現場を目の当たりにし、そこで働く人々の話を聞くことは、学生たちにとって未来を思い描くための絶好の材料となります。エンジニアとしての夢をはぐくむ、貴重な経験をした1日になりました。
【訪問した企業】
電気情報工学科3年・・・・・・・・・・・・・・・・・・パナソニック電工(株)彦根工場
機械工学科3年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アサヒ飲料(株)北陸工場、YKK黒部工場
国際コミュニケーション情報工学科3年・・・NHK金沢放送局、NTTドコモ北陸支社
電気情報工学科4年・・・・・・・・・・・・・・・・・・(株)別川製作所、・金沢工業大学感動デザイン工学研究所、情報マネジメント研究所
機械工学科4年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダイキン工業(株)滋賀工場
国際コミュニケーション情報工学科4年・・・(株)富士通ITプロダクツ、参天製薬(株)能登工場