2010年9月の記事
インターンシップ報告会を開催
9月18日(土)、 金沢工大7号館でインターンシップ報告会を開催し、金沢高専4年生一人ひとりが夏休みに取り組んだインターンシップの体験談を発表しました。会場には保護者や教職員、就業先となった企業の担当者などが多数訪れ、学生の発表を見守りました。
金沢高専ではキャリアデザイン教育の一環として古くからインターンシップを取り入れ、今年で44年目になります。4年生全員が、県内だけでなく首都圏や関西地方の企業の協力を得て、約2週間勤務し、通常の授業では知ることがない社会の厳しさを目の当たりすることで、学生は一回り成長して帰ってきます。 報告会では、学生が他の学生の就業体験を知ることができるため、大きな刺激にもなっています。「インターンシップを経験してよかった」と感想を述べる学生が大多数を占め、その体験の貴重さを学生たちも深く理解したようでした。
1・2年生を対象にOBによる講演会を行いました
9月10日(金)、金沢高専合同講義室において、「高専1,2年生への先輩企業人としてのアドバイス」と題して講演会を実施し、1、2年生が出席しました。 講師には、金沢高専を卒業後、金沢工大に進学し、今年春から社会人として富山県・丸栄製作所で働く辻原邦力さんをお招きしました。
辻原さんは、数学の知識やものづくりの技術、英語など、金沢高専で得たものを一つひとつ具体的に挙げ、すべてが社会に出た今も役立っていることを話し、勉学に励むことの大切さを説きました。実体験に基づいた先輩からのアドバイスに、学生たちは真剣に耳を傾け、メモを取っていました。