2009年7月アーカイブ

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7月23日放映の石川テレビ「物語の始まりへ」にロボティクス学科4年西陽太君が登場しました.彼は2年前のNHKロボコンの番組で全国区デビューを果たし,今年8月20日のNHK総合で放映されたNHKロボコン2009でもゲストとして出演をしています.上品なルックスなのでロボコン王子と名づけたいですね.

さて,8月22日に開催されるABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2009東京大会」に日本代表として夢考房チームが出場します.彼はそのリーダです.2年前のABU大会での経験を活かし,今回は実力を思う存分発揮してもらいたいと思います.

出村

以下,広報課による番組の紹介を掲載します.

NHK大学ロボコン2009準優勝を果たしたKIT夢考房ロボットプロジェクト。
8月に開催されるABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会への出場権を、2年ぶりに手にしました。
今年のルールは、自動ロボットと手動ロボットが旅人ロボットを乗せたかごを担ぎ、いくつかの課題をクリアしながら3つの太鼓を打ち鳴らすというもので、スピードと確実性が要求されます。

大会リーダーの西 陽太さん。彼はこの1年、最大目標のABUロボコンを見据えた戦略でチームを引っ張ってきました。
予選リーグ、決勝トーナメントと着実に勝利し、決勝戦では豊橋技術科学大学に惜しくも敗れたものの、安定性の高いロボットで日本代表の座を勝ちとったKITチーム。



部分日食

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今日は久しぶりに日本国内で皆既日食が見られる日でしたが、みなさんはごらんになられましたでしょうか。

あいにく天候の悪かったところも多いようですね。ここ金沢でも朝から曇りの予報で見れないかもと心配されたのですが、幸いなことに雲が薄くかかった時間帯に部分食を見ることができました。ピンホールカメラの原理で紙に投影したり、鏡を使って建物の壁に投影するなど、学生・教職員いりまじって、ひとときを楽しみました。

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部分日食(トリミング), 2009/7/22, 金沢工業大学にて
(光永)
2009年夏のオープンキャンパスは無事終了しました。たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。10月4日(日)には、秋のオープンキャンパスを予定していますので、ぜひお越しください。

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2009年夏のオープンキャンパスでのロボティクス学科の展示の様子
(光永)

金沢工業大学では、7/19(日)と7/20(月)の二日間夏のオープンキャンパスを開催いたします。ロボティクス学科も、もちろん展示を実施します。今回のオープンキャンパスでは、4年間の学生活が分かる、楽しいアイテムも用意して、みなさまのご来場をお待ちしています。

また、7/20(月) 13:05 から 13:59 に NHK 総合テレビで NHK ロボコン 2009 の様子が放送されます。金沢工業大学の夢考房チームも映っていますので、ぜひこちらもご覧ください。オープンキャンパスにお越しの方はビデオの録画予約をお忘れなく!

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↑来場いただいた方に配布する予定の「楽しいアイテム」です

リンク:

(光永)


RoboCup2009世界大会が終わりました.帰国して数日経ち,RoboCupはお祭りなのだと感慨にふけっています.優勝するために世界各地から集まり,熱い競技を繰り広げる.そこには,このメディアでは書き表せない人間ドラマがありました.

私は今回が9回目のRoboCup世界大会だったのですっかり慣れていましたが,今回参加した学生メンバーは全員初参加だったのでさぞ大きな刺激を受け勉強になったと思います.大学の講義では学べないモノがそこにはあります.

さて,今回夢考房チームはベスト10という結果でした.幸い,今年参加した学生の多くは来年も在学しているので今回の反省を来年に繋げてもらいたいと考えます.学生から力強いコメントをもらったので紹介し,RoboCup2009の総括とします.

出村



komoriya2.jpg4年小森谷君
Japan Open 2009では準優勝したので世界大会でも通用すると思っていましたが,世界大会のレベルの高さに正直驚きました.夢考房チームは3年ぶりの世界大会だったので,すっかり世界のトップチームから遅れを取りました.やはり,毎年参加しなければロボカップの技術レベルについていくことはできません.今回の世界大会で世界との実力差,我々が何をやらなければならないことが見つかったので,来年の世界大会では雪辱を果たします. 

hasimoto.JPG4年 橋本君
今大会は世界のレベルを直接感じる機会となりいろいろな刺激を受けるものとなりました. この刺激は目標とモチベーションを上げるものでありこの刺激を共有し, 残していくことで夢考房チーム全体はより意識と技術レベルの高いものとなると考えます.

(金沢工業大学への進学(ロボティクス学科以外でも)を考えている高校生へ) 是非ロボカッププロジェクトに参加してください. 私は学部4年ですが超有意義多量なことが経験できていると思います. 一緒にがんばりましょう. 受験勉強がんばってください.

miyoshi.JPG4年 三好君 今回の世界大会で、日本ではトップクラスのキック力と丈夫さを持っている私達のロボットが、世界の中では標準以下ということがわかり、世界と私達のレベルの差に驚きました。  

sakakibara.JPG3年 榊原君
私は主にゴールキーパーの動作を作りました。キーパーが相手チームのシュートを防ぎきれば負けることはない、という思いで作成に取り組みましたが、世界には通用しませんでした。それは技術力で劣っていたからだけでなく、世界のレベルを知らなかったことも一つの原因だと思います。今の私たちと世界の間には大きな差があります。これは、世界大会に参加したから気づけたことです。この差を知ることはWinKITが再び世界で活躍するための一歩になったはずです。

mitani.JPG3年 三谷君
ロボットの損傷がほぼない状態で終了したJapan Open (日本大会)とは違い、世界大会では2台のロボットが試合続行不可能なほどに破損してしまいました。他チームのロボットは安定性・機動性共に高いロボットが多かったように思います。今回の大会で、安定した動作を見せるロボットを見ることができ、不出来な点が浮き彫りになると同時に、今回の惨敗をバネに来年度の世界大会リベンジに向けての活力を得られたと思います。

tahara.JPG3年 田原君
世界大会に出場してくるチームの試合の映像は動画サイトなので確認していて、その段階でレベルが高いのは分かっていました。しかし、会場で実際に動いているロボットを見てみると、正直なところ「歯が立たないな」と感じてしまいました。しかし、今回世界大会に参加したことで、私たちのチームに何が足りないかを知る良いきっかけになりました。またモチベーションも上がったので、今後は常に世界を意識して活動に励んでいきたいと思います。
member090705.jpg RoboCup2009に参加したメンバー.左からロボティクス学科3年榊原君,情報通信学科4年三好君,ロボティクス学科4年小森谷君,3年三谷君,4年橋本君,3年田原君.

金沢工大夢考房WinKITチームは一次予選を5位で通過,二次予選は5位中5位となり三次予選進出はなりませんでした.世界のベスト10という結果です.

リーダーの小森谷君にインタビューし,力強いコメントをもらったので紹介します.

「Japan Open 2009では準優勝したので世界大会でも通用すると思っていましたが,世界大会のレベルの高さに正直驚きました.夢考房チームは3年ぶりの世界大会だったので,すっかり世界のトップチームから遅れを取りました.やはり,毎年参加しなければロボカップの技術レベルについていくことはできません.今回の世界大会で世界との実力差,我々が何をやらなければならないことが見つかったので,来年の世界大会では雪辱を果たします.」


 出村


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RoboCup2009 中型ロボットリーグ大会4日目の速報です.金沢工大WinKITチームはHibikinoチームと対戦し10対0で敗れました.これで二次予選敗退が決まりました.一次予選を突破できたのでベスト10という結果です.最後に昨年の世界王者Cambadaとの対戦がありました.5台持ってきたロボットのうち2台が故障したので3台に試合に臨みました.5台全部動いても今の実力ではかなわない相手です.終始攻められ10対0の大差で敗れました.WinKITチームは今までの問題点をほぼ解決でき動きは悪くなかったのですが台数が少なくてはまったく歯が立ちません.ロボットの耐故障性の向上並びに予備機を2台ぐらい持ってくる必要性を感じました.

また,二次予選を突破した九州工業大学を中核とした連合チームHibikino-Musashiも,三次予選ではポルトガルCAMBADAチームに3対1,イランチームに2対0で破れベスト6止まりでした.Japan Openと世界大会のレベルの差を大きく感じた大会でした.

なお,ロボカップの上位チームは,学生というよりポスドクや若い先生,あるいは技師がハードウェア並びにソフトウェアなどのシステムをしっかり作り上げています.そのような中で,夢考房WinKITチームは学部生が主体となりロボットのハードとソフトを1から作り上げてきました.他のチームとは違い,学生が主体となる夢考房スタイルで来年は何とか上位を狙ってもらいたいと考えます.幸い今回参加したメンバーは来年全員在籍するので自分達のチームに何が欠けていたかを体感したはずです.この悔しさを来年につなげてもらいたいです.

年々高度になるロボカップの中で1チームぐらい学生が本当に主体となるチームが優勝目指してチャレンジすることは教育上とても価値のあることだと考えます.


出村

7月4日(金)

二次予選
  • 9時(日本時間16時) Hibikino (日本) 0点 VS Stuttgart (ドイツ) 3点
    前半は0対0でしたが,前半中にHibikinoのロボットとStuttgartのロボットが正面衝突し,Hibikinoのロボットが壊れました.後半は台数の減ったHibikinoはStuttgartに攻められ3得点を許し敗れました.WinKITチームのロボットも昨日の試合でNubotにロボットを2台壊されました.お互いのロボットが全速力で正面衝突しても壊れないようにロボットを設計しなければならないことがわかりました.3年間世界大会に参加していない間にロボカップは大きく進化しました.
  • 10時(日本時間17時) Cambada (ポルトガル) 4点 VS Nubot (中国) 0点
  • 11時(日本時間18時) 金沢工大 WinKIT 0点 VS Hibikino (日本) 10点
    前半が終わりHibikinoが2点リードしています.WinKITチームは昨日の試合で1台壊れ,前半の途中で1台壊れ3台しかプレーヤーがいません.後半も厳しい試合になりました.途中でキーパーも壊れてゴールががら空きで,Hibikinoのシュート練習になり後半だけで8失点でした.これでHibikinoチームは2次予選突破確実,WinKITチームは敗退です.
  • 12時(日本時間19時) Stutgart 4点 VS Nubot 0点
  • 13時(日本時間20時) 金沢工大 0点 WinKIT VS Cambada 10点
    WinKITチームは今までで一番動きは良かったのですが,故障のため3台しかロボットを出場させることができなかったので,昨年の世界チャンピオンでかつ5台出場させているCambadaには全く歯が立ちませんでした.

三次予選

  • Cambada (ポルトガル) 4点 VS  MRL(イラン) 1点
  • Hibikino (日本) 0点 VS MRL (イラン) 2点
    Hibikinoは前半調子が良かったのですが,MRLのロボットに衝突したときに1台壊れました.そのため,形勢が逆転しMRLが優勢になり押し気味に試合を進め強力なシュートにより2得点を獲得し勝ちました.ロボットが壊れなかったら違った結果になった可能性があります.ロボットを頑丈に作らなければならないことを改めて感じました. サッカーだけではなくロボットバトルの要素も入り,コツコツ当たり相手のロボットを壊すという戦術を取っているのではないかという疑念を抱く試合です.日本チームも海外チームに当たり負け,馬力負けしないロボットを開発しなければ消耗戦のような中型ロボットリーグの戦いを勝ち抜けません.
  • Hibikino (日本) 1点 VS  Cambada 3点
    Cambadaは強いです.全てのロボットがボールの正確な位置を把握し,シュートも非常に正確です.Hibikinoも健闘しシュートを何本も打ちますが精度が足りません.日本勢は自己位置やボールの推定精度を向上させなければ海外のトップチームに勝てない状況が続くでしょう.
準決勝進出チーム
  • Tech United オランダ
  • CAMBADA  ポルトガル
  • Stuttgart      ドイツ
  • MRL            イラン

7月3日はRoboCup2009が開催されてから3日目となります.今日は,中型ロボットリーグ一次予選3日目と二次予選初日が開催されます.

イタリアMilanチームがドイツStutgartチームに負けたので夢考房WinKITチームは一次予選を突破し,二次予選進出が決定しました

ブロックBは,予想どおりGerman Open 2009優勝チームStutgart,Japan Open 2009優勝Hibikino, WinKIT, RoboCup2009優勝Cambada, China Open 2006-2008優勝チームNubotの5チームとなりました.これらのチームで総当り戦を行い,この中から2勝しなければ二次予選を突破できません.

二次予選の初日が終わり,ブロックBはCambadaが2勝,Stutgart, Hibikino, Nubotが1勝1敗,WinKITは2敗となりました.これでWinKITの二次予選進出は非常に厳しい状況です.明日,CambadaとHibikinoの両チームに勝たなければなりません.

問題点を解決し明日の試合では今大会での得点を期待しましょう.

出村

7月3日(金) 

一次予選3日目


  • 第19試合 9時(日本時間16時) Stutgart(ドイツ)8点 VS  Milan(イタリア) 0点
    Stutgartの一方的な試合となりました.
  • 第20試合 10時(日本時間17時) 金沢工大WinKIT 0点 VS MRL(イラン) 8点 
    前半が終わり3対0でMRLチームがリードしています.後半はWinKITチームのロボットの調子が悪くなり5台出せません.また,ディフェンダーの反応も悪く5点を失点しました.明るいニュースとしては攻めがやっと見られてきました.二次予選は非常に厳しい試合になりそうです.
  • 第21試合 11時(日本時間18時) Carpe Noctem(ドイツ)3点 VS Hong Kong Dragon(香港) 0点
    Carpe Noctemの不戦勝です.

二次予選初日 ブロックB
  • 第1試合 13時(日本時間20時) Stutgart (ドイツ)2点 VS Cambada (ポルトガル) 6点
    優勝候補の一角と思われていたGerman Open 2009優勝チームのStutgartが昨年のチャンピオンCambadaに大差で敗れました.Cambadaは組織的な守備とループシュートで完勝しました.ループシュートはとても有効です.
  • 第2試合 14時(日本時間21時) Hibikino (日本) 3点 VS Nubot (中国) 0点
    Hibikinoが終始攻め続け3対0で勝ちました.さすが,Japan Open 2009の優勝チームです.Nubotチームは途中でキーパーが退場したり全体的に動きが悪かったです.
  • 第3試合 15時(日本時間22時) 金沢工大 WinKIT 0点 VS Stutgart (ドイツ) 3点
    WinKITチームは尻上りに調子を上げてきました.一次予選では11対0で完敗した相手です.敵ゴールの中に2本もシュートを入れましたが,ルール違反があり残念な結果となりました.次は,中国のNubotチームです.このチームに勝たなければなりません.
  • 第4試合 16時(日本時間23時) Cambada 4点 VS Hibikino (日本) 0点
    Cambadaは昨年の チャンピオンだけあって強いですね.チームプレーが非常にうまく,組織だった守備で守りは堅いです.Hibikinoは何本もシュートを打ちますがキーパーに阻まれ得点できませんでした.
  • 第5試合 17時(日本時間24時) 金沢工大 0点 WinKIT VS Nubot (中国) 3点
    WinKITチームは前半攻めるシーンも多かったのですが決めきれません.逆に,セットプレーから1点取られます.ただし,これはルール違反があったので現在修正を依頼中です.後半になるとロボットが2から3台動かなくなりNubotに2ゴールを許しました.これで,二次予選突破はほぼ絶望的になりました.後は,明日対戦するCambadaとHibikinoから得点を取ってもらいたいと思います.

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試合前のコイントスに臨むチームリーダー 小森谷君 (中央ではありません.左端です.)
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優勝候補ドイツ Stutgartチーム (水色) VS 金沢工大 夢考房 WinKIT チーム (紫色)
 
RoboCup2009 Graz 中型ロボットリーグ 一次予選2日目です.夢考房WinKITチームの実力が問われる3試合があります.

WinKITにとって第1試合はGerman Open 2009で優勝したStutgartチームとの試合でした.結果は11対0で敗れました.WinKITチームのロボットはシステムに問題があるのか本来の動きが見られません.何とか次の試合までには問題点を改善してもらいたいものです.今日は厳しい試合が続きそうです.

第2試合はJapan Open 2009で優勝した九州工業大学を中心とした連合チームHibikino-Musashiとの対戦です.日本時間で20時からでした.Japan Openの決勝では5対1で敗れました.実力差は埋まっておらず3対0で敗れました.それでも第1試合と比較して動きは改善されています.次の試合までは3時間あるので問題を解決し初得点を期待します.

第3試合はドイツのCarpe Noctemとの対戦となりました.このチームはHibikinoと引き分けており実力はあります.WinKITチームも問題点を改善し動くようになりやっと試合らしくなってきました.WinKITチームは1台故障したので4台で戦うことになりましたが良く守り2失点で済みました.

昨日,一試合もしていなかったので問題点がわかるのが他のチームより1日遅れています.楽あれば苦あり,苦あれば楽ありとはよくいったものです.今日の試合の問題点を洗い出し,明日の試合では今大会初ゴールを期待します.

一次予選2日目が終わり,ブロックBの結果は次のとおりです.明日の一次予選3日目を残しているので確定ではありませんが,上位5チームが二次予選に進出します.なお,明日は午後から二次予選が始まり各ブロック5チーム中,上位3チームが三次予選に進むことができます.

  1. Stugart (ドイツ) 5勝
  2. MRL(イラン) 4勝1敗
  3. Hibikino (日本) 3勝1分2敗
  4. Carpe Noctem (ドイツ) 3勝1分2敗
  5. 金沢工大夢考房WinKIT 2勝3敗
  6. Milan (イタリア) 1勝4敗
  7. Hong Kong Dragon (香港) 6敗

出村


7月2日(木) 一次予選2日目 結果

  • 第10試合  9時(日本時間16時) Milan (イタリア) 3点 VS  Hong Kong (香港) 0点
    イタリアMilanチームの不戦勝です.
  • 第11試合 10時(日本時間17時) WinKIT(金沢工大)0点 VS  Stutgart (ドイツ) 11点
    ドイツのStutgartはGerman Open 2009優勝だけあってとてつもなく強いです.WinKITは昨日試合をしていないつけが回ったのか,WinKITロボットの動きにいつものような精彩が見られません.一方的な試合となり大差で敗れました.
  • 第12試合 11時(日本時間18時) Carpe Noctem (ドイツ) 3点 VS  Milan (イタリア) 0点
    Milanチームはようやく動くようになりましたが組織的に攻めるところまでいっていません.Carpe Noctemが一方的に攻め完勝です.
  • 第13試合 12時(日本時間19時) WinKIT(金沢工大) 0点 VS  Hibikino (日本) 3点
    3対0でHibikinoチームの勝ちです.Japan Openでは5対1で敗れましたので点差はそれよりも少ないのですが,セットプレーから全く攻めることができません.それでも,第1試合よりは良くなってきているので,一つずつ問題を潰し,次に繋げてもらいたいと思います.
  • 第14試合 13時(日本時間20時) MRL(イラン) 3点 VS  Hong Kong (香港) 0点
    イランMRLチームの不戦勝です.
  • 第15試合 14時(日本時間21時) Hibikino(日本)  0点 VS Stutugart (ドイツ) 4点
    今年のJapan OpenとGerman Open優勝チーム同士の対戦です.運動性能に勝るStutgartチームは常にボールを支配します.また,小さく軽そうに見えますが25kgあり,モータのパワーも大きいので当たりでもHibikinoチームを跳ね返します.このようなロボットをしっかり制御している技術力は相当なものです.Hibikinoチームはほとんど攻めることができず日本の完敗です.
  • 第16試合 15時(日本時間22時) MRL(イラン) 13点 VS Milan (イタリア) 0点
  • 第17試合 16時(日本時間23時) WinKIT(金沢工大)0点 VS  Carpe Noctem (ドイツ) 2点 WinKITチームも第3試合になり不具合を改善し,ようやく動くようになり試合らしくなってきました.守備に関してはかなりいい線になってきましたので後は攻撃です.明日までに不具合点を改善し初ゴールを狙ってもらいたですね.
  • 第18試合 17時(日本時間24時) Hibikino (日本) 3点 VS  Hong Kong (香港) 0点
    Hibikinoチームの不戦勝です.



winkitVSmilan.jpg                 イタリアMilanチームとの対戦を待つ夢考房チームのメンバー
komoriya.jpg海外メディアのインタビューを受けようとする小森谷君.普段の強気の態度とはちょっと違いました.

夢考房チームは第3試合でイタリアのMilanチームと対戦しましたが,相手はロボットを動かすことができず不戦勝です.第7試合で香港ドラゴンチームと対戦する予定でしたが,ドラゴンチームは今大会を棄権したので不戦勝となりました.運も味方に付け戦わずして勝つことができました.

問題は明日です.今年のRoboCup German Openで優勝したドイツのStutgartチーム,Japan Openで優勝したHibikino Musashiチーム,今日Hibikinoチームと引き分けた未知の強豪Carpe Noctemとの対戦です.Carpe Noctemチームは逆サイドにパスをするなどパスペースの戦術をしてきます.中型ロボットリーグのレベルは本当に向上しました.

なお,明日の試合は10時(日本時間17時),12時(日本時間19時),16時(日本時間23時)からです.

速報しますのでお楽しみに!

出村

一次予選組合 グループB

  • 7月1日(水)
    • 第1試合:9時 (日本時間16時) Stutgart(ドイツ) 3点 VS  MRL(イラン) 1点
    • 第2試合:10時(日本時間17時) Carpe Noctem(ドイツ) 0点 VS Hibikino(日本) 0点:
      Carpe Noctemも強いですね.Japan Open優勝したHibikinoチームもなかなか攻めることができませんでした.
    • 第3試合:11時(日本時間18時)  WinKIT(金沢工大)  3点 VS  Milan(イタリア) 0点
      Milanチームは調整がうまくいっていないらしくロボットを動作させることができず不戦勝で金沢工大チームが勝ちました.1次予選突破に向け好スタートです.
    • 第4試合:12時(日本時間19時)  Hong Kong(香港) 0点 VS Stuttgart(ドイツ) 3点 
      Hong Kong Dragonチームはロボットの調整が間に合わず試合をキャンセルしました.もう試合をしないそうです.これにより,WinKITチームは第7試合不戦勝になります. 
    • 第5試合:13時(日本時間20時)  MRL(イラン) 3点  VS Carpe Noctem(ドイツ) 0点  
    • 第6試合:14時(日本時間21時)  Hibikino(日本)3点 VS Milan(イタリア)0点
      Milanチームは試合には出ましたがロボットはまともに動いていません.Hibikinoチームの完勝です. 
    • 第7試合:15時(日本時間22時) WinKIT(金沢工大)3点  VS Hong Kong(香港) 0点
      金沢工大チームの不戦勝です.
    • 第8試合:16時(日本時間23時) Stutgart(ドイツ)4点 VS Carpe Noctem (ドイツ)1点
      Stuttgartは本当に強いです.運動性能,シュートの正確さなどこのブロックでは他チームを圧倒しています. 
    • 第9試合:17時(日本時間24時) MRL(イラン) 2点  VS Hibikino(日本)1点 
      ジャパンオープン2009覇者のHibikinoチームがイランのMRLチームに負けました.今年の中型ロボットリーグは非常にレベルが高いです.
 

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調整に没頭する夢考房チームのメンバー

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中型ロボットリーグ 一次予選(ブロックB)の組合せ 

RoboCup2009 中型ロボットリーグ 一次予選の組合せが決まりました.2グループ,各グループ7チームによる総当り戦です.各グループ上位5チームが二次予選に進出します.つまり,2チームが落とされます.

夢考房チームは,くじ運にも恵まれグループBになりました.7月1日は2試合あり,一次予選を突破するためには,どちらにも負けられません.7月2日は昨年の世界大会テクニカルチャレンジ3位のStutgart大学チーム,今年のジャパンオープンで優勝したHibikino-Musashiチームと対戦します.この試合で我々が今大会どの程度の成績を残せるかがわかります.互角の試合をしないと二次予選突破は難しいでしょう.7月3日はイランとドイツのチームと対戦します.

試合結果をこのブログで速報しますのでお楽しみに!

出村

一次予選組合 グループB

  • 7月1日(水)
    • 第1試合:9時 (日本時間16時) Stutgart(独)VS  MRL(イラン)
    • 第2試合:10時(日本時間17時) Carpe Noctem(独) VS Hibikino(日本) 
    • 第3試合:11時(日本時間18時)  WinKIT(金沢工大)  VS  Milan(イタリア)
    • 第4試合:12時(日本時間19時)  Hong Kong(香港)VS Stuttgart(ドイツ)  
    • 第5試合:13時(日本時間20時)  MRL(イラン)  VS Carpe Noctem(ドイツ)  
    • 第6試合:14時(日本時間21時)  Hibikino(日本) VS Milan(イタリア) 
    • 第7試合:15時(日本時間22時) WinKIT(金沢工大)  VS Hong Kong(香港)
    • 第8試合:16時(日本時間23時) Stutgart(ドイツ) VS Carpe Noctem (ドイツ) 
    • 第9試合:17時(日本時間24時) MRL(イラン)  VS Hibikino(日本)




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